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あなたは異世界に行ったら何をします?~番外へん 開店中~  作者: 深楽朱夜
あなたは異世界に行ったら何をします?~外神諫埜サイドストーリーズ(仮)~

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15 読書と引きこもる…そして次の街へ

ギーギスと別れて数時間後、家でまったり読書を楽しむ。

温かいお茶を飲みドライフルーツを齧り、魔法で入れ物を量産する、もう今日はこんな1日だ、これで良い。

「面白い…」

薬草関連の本には薬の作り方も載っている、自分に使うなら作っても良いだろう、道具は粘土で出来そうだ…薬草ダンジョンがあるとギーギスは言っていた行って見てもいいのかもしれない、それで怪我をしたら本末転倒だが。

何度か読み返す、丁寧な絵と説明と作り方だ。

気が付けば夜だ、立ち上がりスープの残りとパンの残りで済ませようか、そして干し肉を作ってみようかと思い立つ。

「塩、香辛料、水…葉っぱ…」

確か濃い目の調味料を作り、肉をスライスし一晩漬け込む、明日様子を見よう、さらりと夕食を済ませ風呂に入る。

今日はお茶風呂だ香りが良い、そうだガラス……も欲しいな…鉱物ダンジョンも行ってみたいと思いながら長風呂に浸かった。


朝…目覚めは常に良い、背筋を伸ばしてベッドから出る、今日は外に出ない、掃除…浄化魔法を掛ければ綺麗だ。

温かいミントもどきの葉の茶を淹れて飲む、茶葉も追加しよう。

昨日の読書の続きをして過ごす、朝は適当に収納の物をだらだら食べた。

「ダンジョン……」

『おすすめダンジョン』の本にはいくつものダンジョンの情報が載っている、ギーギスが教えてくれたダンジョンはどれも難易度が高い、肉ダンジョンも本当に美味しい肉等は下層にあり時間も掛かるから浅い階層の情報しかない、薬草ダンジョンは出入りの管理が厳しくギルドが1部を買い取りする規定になっている上にダンジョンに入るのにも金が掛かると…ある街に行って様子を見ようか。

鉱物ダンジョンも似たり寄ったりだ、先に薬草ダンジョンを見に行こう。

「宝石ダンジョンと謎ダンジョン?…大陸が違う…」

どうやら作者は実際に入る冒険者ではなく情報収集等噂を集めて本を書いているらしく、自己責任でと必ずダンジョンの紹介に添えてある、『おすすめダンジョン』…タイトル変えた方が良いだろう。

入れ物も沢山出来た、透明な物も、そのままガラス風にして窓に取り付けよう、本を読みながらだらだら入れ物を作るそれと同じ要領で平たいガラスもどきを色とりどりに作っていく。

「テーブル……」

粘土に青い魔石を砕き練り込み色を着けて大きく伸ばして花を埋め込めば、花入りの足の低いガラステーブルが完成……まあ、いいかとベッドの下に敷いたカーペットに置いてみれば高級感が出た。


調味料に漬け込んだ肉もいい感じになり、平たいガラスもどきに並べていく風が欲しい所だ……何も魔法を入れていない魔石に風魔法を込めてみる、肉の側に置き程よい風が流れるようにイメージして魔力を込めれば程好い風が出てくるが臭いや生活空間に干し肉を干すのはと思い、岩とガラスもどきで小部屋を作る……扉がない……はんとなく粘土でレールを作ってガラスもどきを上下のレールに嵌め込み引戸を作り干し肉専用の小部屋に…干し果物専用小部屋も作り家の外に並べておいた。

一休みしこのまま外に靴が出来上がる日まで出ずに物作りしようか、酵母も作りパンも焼けるようにすれば買い物も行かなくていい、砂糖も小麦粉もあるし塩もある野菜もあるし…よし決めたと靴が出来上がる迄引きこもる事にした…。



「今日もパンが上手く焼けた…」

靴が出来上がる日…すっかりパンを焼くのも上達し魔石を活用したオーブンもどきや、温度調整も上手くいき果物を使った天然酵母も失敗しつつ上手く出来るようになり、とうとう小麦の実の木まで作ってしまった…製粉が面倒だなと思いながら魔法を使ったらメロンの大きさ程の実が成り割れば小麦粉になっていた…すごいので、パンを焼き、お菓子を作り、入れ物を作り、カバンを作り、ジャムを作り…干し肉を作り…小物を作り、家を広くしたりと…。

靴を手に入れ今日で《トーナメン》から去る…そして、魔石を使い切ってしまったので鉱物ダンジョンのあるカッテンに向かう事にし、冒険者ギルドで退去手続きを取り、入れ物を売り、靴を貰って向かう事にした。


「今日でこの街を出ます」

「承知しました、どうぞ善き旅路を」

冒険者ギルドの受付嬢に伝え、石鹸屋に向かう途中で古市場に足を向けれ本を何冊か購入する、もうあのカバン屋の老婆はいない。

「今日でこの街を出ます…多めに持ってきました」

「それは残念です、良ければこちらを…」

石鹸屋の主人が応接室に通してくれ、石鹸をくれたのたまたま手に入れたと透明な入れ物を1つプレゼントすれば大いに喜び、サイズ様々な入れ物を200個用意したと言えば全て買取らせて欲しいとの事なので買って貰う事にした。

「またこの街に立ちよった際は是非…」

「はい…」


「王女様お身体良くなったらしい」

「なんでも良い薬が出来たって」

「良かったなー」

賑わう街を歩いていると、人々が体調が悪かった王女や侍女の体調が良くなったと大いに喜び酒を飲む。

高く買い取って貰った草が効いたのかそれとも他の何か、特に気になりはしない、靴屋の方がなんだか騒がしい並んでいる。

「靴下ー1人2足までー靴下以外お求めのお客様は中へどうぞー」

靴屋に渡した靴下…が人気なようで賑わい、店員に靴を取りに来たと伝えれば店主が満面の笑みで出迎えてくれる。

「お客様のお陰でご覧の通りです、靴はこちらにそれとこちらはうちの店からのお礼です良ければ履いて、靴を履いて見てください」

「いいんですか?」

「もちろんでございますとも!」

注文した靴と靴下10足も貰い、履かせて貰えば本当に自分の足の為に用意された靴だと感心してしまった。

「いかがです?」

「すごいです…」

その言葉に店主も満足した様子で見送られ店を出る、やり残した事はない、《カッテン》は1回の転移で行けそうなので

街を出て暫く歩いて転移する事にする、初のダンジョンだ…いや出来れば売られている魔石を買って済ませたい…。

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