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あなたは異世界に行ったら何をします?~番外へん 開店中~  作者: 深楽朱夜
あなたは異世界に行ったら何をします?~外神諫埜サイドストーリーズ(仮)~

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3 行こう

朝、目が覚め温かいお茶を飲む、ほうっと息を吐いて収納に入れたスープと、果物を練り込んだパンケーキを食べる。

今日も草を売り…砂糖も買おう、昨日買った靴を履いて感触を確かめたい…少しだらだらと過ごした後立ち上がり歩き出した。


1度入街料を支払えば木札を貰えそれを見せれば、3,000ログ支払わず入れる、旅人や商人も多いので出入りが多く、テント等で街の外に野宿する場所もあり、木札を持って出入りする者達も少なくは無いので中に宿等取らなくても済むのがいい。

今日も昨日と同じ量を冒険者ギルドと商業ギルドに買い取りに出す事にしている、今日は先に商業ギルドに向かう事にした。


「いらっしゃいませ、買い取りですね。此方へどうぞ」

昨日とは違う受付嬢に笑顔で出迎えられ、トレイに草を出せば時間を掛けて査定してくれる。

「大変状態が良いですね、ミーン草まで。35,000ログで如何ですか?」

「はい」

昨日とは大分金額が違う時価だろう…理由は分かる気もするが納得し、次は冒険者ギルドへ向かった。


「いらっしゃいませー買い取りですかーこちらへどうぞー15,000ログで良いですかー?」

「はい」

此方は昨日と同じ受付嬢だ、同じ金額に納得してコインを受け取る。

「あ、おにーさん薬草の採取ならそこの依頼にも色々あるか見てみて~」

「………………」

と言われても依頼…仕事として受けるのは嫌であり50,000ログにもなればすごい稼ぎだ、冒険者ギルドを後にした。


街ぶらぶら……物欲と興味と食欲が薄い人間で助かる、あれこれ街を見て大体欲しい物はある程度揃った…枕…クッション…とかだろうか。

「3日後に《トーナメン国》の大規模な市場と祭りが始まるからな、明日にはここを経たないとなー」

「商人や旅人がこぞって移動するから、盗賊達もそうそう襲ってこないだろう」

「安くして荷物減らして行くか、収納袋があればなー」

「そんなもんデカイ商会とかだろ、ダンジョンでも滅多にドロップしないんだ」

「した所でとんでもない額だし、手に入れた奴らが使うさ」

「最近は《メント》のダンジョンの最下層出たって話しさ」

露店を歩いていれば商人達の話しが聞こえてくる、少し興味が湧いたので行ってみようかと思う、ダンジョンもあるのか…まあ、行かないし自分には関係ないだろう、安くなるならもう少し店を見て周り、明日は《トーナメン国》行ってみようか。


「さあさ、店じまいさ。魔法具のランプはどうだー。他にも色々あるよー」

「…………」

魔法具…ファンタジーだ賑わっている露店を覗いてみる、魔法具のランプにペン、変わった羅針盤?のような物、重さを正確に図る天秤…天秤少し興味があるお菓子作りに良いが…10万ログ…高い、買えない事もないが…。

「ランプは10,000ログだよーどうだい?」

店主が魔力をランプに注げば優しい明かりが灯る、ベッドにサイドテーブルを作って置くと良いかもしれない。

「ランプ下さい」

「ありがとうよ、良かったらこの皿貰ってくれねえか?仕入れ先から寄越されたもんだが以外に重くてな。綺麗な細工だろう?どうだい」

「…………そうですね、貰います」

オマケだし確かにデザインは凝っている皿かと言われたら疑問だが、まあ無限収納だしガラクタが増えても良いだろうと貰う事にした。

「ありがとなー」

店主に見送られ他この店にも移動する、食器やコップなども安いらしく人が多い。

早めに家に戻って草の採取をして今日は色々作って休もうか、ランプの明かりも見たい、明日は《トーナメン国》に転移して行ってみよう、そう決めて早々に街を出て森の家に戻った。


ベッドサイドで岩を粘土のようにし丸いテーブルに細長い足に支えを作り、ランタンを置いて明かりを魔力で灯せば優しい明かりが広がる。

「いい…」

満足しベッドに倒れ込んだ、休憩休憩と少し休む、布団も干したい……。

30分程だらだらして起き上がり、収納から羅針盤を出してサイドテーブルを壁に寄せて立て掛けておく。

この後は肉をメインに焼きスープとパンケーキで夕食を済ませる事にし、砥石で道具を研ぐ事にした。


しょりしょり……ちゃぷ……しょりしょり…心落ち着く…端から見たらおかしな奴だが、楽しい…果物はあるし酒があれば果実酒でも作ろうか…飲まないだろうが…誰かに…誰かと酒を飲む自分の姿等想像もつかない。

ひたすら無心に研いでいく、しょりしょり……ちゃぷ…粗方道具が綺麗になり充実していく、ミントの様な清涼感あるミント水を冷蔵庫から取り出しコップに注いでごくごくと飲んでいく…美味しい、飲み物がすごい充実していく。


クッキーを焼くにはオーブンか竈が必要だ、作るか……《トーナメン国》の料理屋を覗いてみようかどんな物が使われているか確認したい。

ならば何をしようか……果物の皮やミントを使って石鹸水を作ろう、あ、焼き果物とかどうだろうか…買った干し肉を出汁にしてスープにしたら美味しいかもしれない少し香辛料多めにして…。

夕食の支度をしつつ、果物を切っていく皮を避けて果物をフライパンで焼いてみる、焼きリンゴもどきレモンその他も焼いて見ればいい香りがするパンケーキに乗せて明日の朝にも食べよう…そうしてゆっくりと日が暮れていった…。

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