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ステゴロ魔法少女の受難  作者: 南部忠相
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第73話 覚醒

「一体OKだよ!」

 たつなの無線に返事をしたかったが茶色い方が思っていたより強い。警察官が刺さったままの尻尾で攻撃してくる。尻尾をむしり取って早くあの警察官を解放してやりたいが、この幽鬼硬い。

 森から出て石を調達したいのだが、奴がついてこない。ここに来るまでに拾って来れれば良かったのだがどうにもうまく噛み合わない。

 こうなれば気合を入れ直して殴るより他ない。奴のスピードが速いと言えど槍の人型よりも遅いし、硬いと言っても筋肉人型よりも柔らかい。

 問題は奴のピット器官。耳も目もあまり利いていないようだが、的確にこちらを捉えている。丸太を放り投げてフェイントをかけてみたが完全に無視していた。

 たつなに来てもらえばおそらくすぐに決着するとは思う。だが、たつなは空飛ぶ魔法は速いが走ると遅い。森の中で機動性が落ちてしまえばたつなが怪我をする可能性があるから軽はずみに呼べない。

『迷うな』

『行け』

 久しぶりの感覚。魔法、というかなんというかの呼びかけ。

『征け!』



「……いを、しめせ!」

 感じる。音が、筋肉の軋む音、鱗の擦れる音。動きが緩慢に見える。視界が開ける。いや、感覚が背後で風に揺れる枯れ葉の動きまで捉えている。

 小細工はいらない。ただ、正面から歩み寄って撫でてやればいい。

新魔法!

というか主人公だけ魔法じゃない……

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― 新着の感想 ―
[一言] 主人公だけ魔法じゃ無い? ばかな! 肉体言語はどこぞの魔法の国のお姫様も認める最強の魔法じゃないか!
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