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幕間
私は進む。
戦友の血の池を越え、屍を踏みつけて私は進む。
進まねばならない。
家族の為、どこかの誰かの為。
例え私が血の海に沈むことになっても。
私は謳う。
私達は命を謳う。
誰かの命の為に謳う。
最期の一息まで。
戦友の足音が聞こえる。
踏み越えて行け。
君の最期の一息まで。
この手が動かなくなるまで、目が見えなくなるまで、息絶えるまで。
私は銃を撃ち続ける。
後に続く戦友のため、家族のため、誰かのため。
私達のみらいのために。
謳え!
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