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零番目の世界:始まりの空間
ここはぼんやりとした白い空間です。ここで僕は生まれました。誰が生んだのかなぜ生まれたのかわかりません。暫くフラフラと漂っていました。誰かが向こうからやって来ます。
『やっと見つけたよ。今回はここで生まれたんだね。』
誰でしょうか僕を知っているみたいです。白い人型の何かです。口だけがありその人もぼんやりとしています。
『いいや僕は君を知らないよ。君という存在が生まれることを知っていただけさ。さて早くしないと君はどこにいくかわからないからね早速送るよ。君は好きに生きて君の意味を考えてくれ。』
何かが手をかざしました。僕は足元から白い光に包まれます。白い空間が白い光に染まります。僕はどこかへと流されます。光に乗ってどこかへと。




