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7/21 12:27

 とにもかくにも、まずカメラがなくては始まらない。中三の俺にとって、カメラと言えば高級品。だけどRD―4を見てしまった以上、もはや安物では満足できなくなってしまった。

 金がいる。全財産はたぶん五千円ちょい。とうてい良いカメラなんか買えない金額。

だけど、あてがなければ奏歌にあんな約束はしなかったはずだ。

「よう、起きたかアキ」

 リビングでは父さんが片手でパンをつまみ、母さんがあくびをしている。

「うわ、薬くさ。あと汗くさ」

 父さんが右手のギブスを見せつけてきた。

「ま、名誉の負傷ってやつだ」

「なぁにが名誉だか。世話する方の身にもなってよね。アキちゃん、お母さん大変だったんだから。この暑い中、車の中で寝たんだよ、車の中で! もう信じらんない」

「大丈夫? ていうかよく帰ってこれたね。母さん運転したんでしょ?」

「ああ、マジやばかったよ。病院帰りなのに死ぬかと思ったぜ」

 母さんは無言で新聞紙を丸め、ギブスめがけて振り下ろす。

「っつわぁ! 痛ぇ! あ、ホントに痛い!」

 実際は寸止めだったので、父さんはリアクションの衝撃で痛がった。本当に叩かれた方がましだったと思う、いろんな意味で。

「父さん、母さん。俺、カメラ買うよ」

「また始まった」

「なんだ急に。カメラなんて買わなくてもうちにあるぞ」

 二人の反応は予想とまったく同じ。今まで何度も繰り返してきたとおりだ。

「ああいう記念撮影用じゃなくて、ちゃんとした俺専用のが欲しいんだよ。で、率直に言ってお金がないんです」

 こう消極的な対応をされると、いやでも弱気になってしまう。紀望の謎敬語がうつってしまったのもそのせいかもしれない。

「写しまショットくらいなら小遣いで買えんだろ?」

「使い捨ても不可。やるからには妥協したくないし。で、お願いがあるんだけど……」

「なんだ、買ってほしいってか?」

「あんまり高いのはダメよ」

 でも今回は違う。なぜなら、俺が違うから。

「そうじゃなくて、家の手伝いなんでもするから、バイト代くれない!?」

 二人は思ったより驚いてない様子で、ははあそう来たか的な感じだった。

「お前、そうは言うけどなアキ。買ったとしてちゃんと飽きずに使うんだろうな? なんたってお前……」

「飽きっぽいのアキでしょ。わかってるよ。……正直言って、約束はできない」

「できねーのかよ!」

 母さんはパン屋の袋をまとめる。

「まあ正直なのはいいことだわ。サッカーも書道もバスケも自転車もカードも、途中で飽きちゃったって非は認めてるんだから」

「ちょっ! そんな掘り下げなくても!」

 バスケと自転車は言われるまで覚えてなかったよ。勝手に封印を解かないでくれ。

「今回は違うんだよ! なんていうかこう……今回は本当で、本物っぽいんだよ! 今まで行けなかったとこまで行けるかもしれないんだよ!」

「今回は、って何度聞いたかしら」

本気で言ってるのにそれかよ。案外伝わらないもんだな。ちょっと悲しくないわけじゃないぞ。ま、自分のせいだからあきらめてるけどさ。

「そもそもお前、今回はなんでカメラなんだよ」

 母さんがにわかににやけだす。

「あのね、アキちゃんのね、好きな子がカメラ好きなんだって」

「うおおおおい!」

 突然、父さんがよけいな理解を示しはじめた。

「アキ、わかるぜその気持ち」

「違うって! 俺は純粋にカメラに興味があんのやって!」

 肩に置かれた、折れてない方の手を振り払う。

「で、その子は可愛いのか?」

「なんか可愛いらしいのよ、すっごく。モデルかもしれないって言ってた」

「だぁからー! なんですぐそういう話に持っていこうとするんだよ!」

 これだから大人ってやつは。そりゃ奏歌はかなり可愛い方だと思うし、カメラに興味を持ったのも奏歌がいてこそだったけど、別に不純な動機じゃないんだ。

「いいっていいって、みなまで言うなアキ。そこまで言うなら俺たちも協力しようじゃねーか」

 いや、何も言ってねーんだけど。

「そうね……。お父さんがそこまで言うなら」

 父さんがいったい何をどこまで言ったって言うんだよ!

「よっしゃ! そんじゃまずは最初の試練だ! 背中でも流してもらおうか」

「えぇー……。ちょっと待ってよ……」

 話は通ったんだから結果オーライなのかもしれないけど、なんか釈然としない。二人で俺のこと茶化してるだけなんじゃないか。

「おー、いい感じいい感じ。試合から今までまともに風呂入ってねーからさ」

 ギブスが濡れないようにビニール袋をかぶせ、父さんの手が届かないところを洗っていく。あたりまえだけど、二人で入ると風呂場は相当せまい。

「ていうかさ、なんでケガしたの?」

「コーナーキック上がってくる、ヘッド決めようとする、同じこと思ったやつ突っ込んでくる、ゴールポスト挟まれる、腕折る」

 父さんは片手で解説するものの、視覚的にはまったく伝わってこない。なぜかカタコトだし。

「なに人やねん。じゃ味方にやられたの? かっこ悪。明日会社は?」

「行く行く。電車がやべーな」

「ふーん」

 自業自得じゃん。でもま、首の骨とか折らなくて良かったよ、と首から背中にかけての泡をすすぎながら思う。

「アキ、お前が十五になったら言おうと思ってたんだがな……」

「いいよ、そういうギャグは」

 父さんは時々こういう漫画っぽいセリフを使いたがる。少年漫画、とくにサッカー漫画が人生の教科書らしい。

「俺がサッカーやろうと思ったの、モテたいと思ったからなんだよね」

「うわ、聞きたくなかったそれ」

「で、その後高校入ってからは、母さんに良いとこ見せたかったから」

「あ、そう……」

 身内だから言うけど、どの顔で言うんだよまったく。そういうことは美男美女でやるもんだ。漫画の読みすぎだっつーの。

「そんな不純な動機で全国行けたなら、それはそれですごいよ」

 学生時代の最終成績は全国で初戦敗退。大学からはあまり振るわなかったとか。

「つまりだな、きっかけはなんだっていい。不純だなんだと言われようが、本人にとっては純粋なんだよ」

「そうかなぁ」

 それが純粋だとすると、不純って言葉は必要なくなると思うけど。

 だいたい、結局父さんは優勝できなかったじゃないか。純粋にサッカーに専念していればもっといいところまで行ってたかもしれない。それでサッカーをあきらめきれなくて、こうして毎週練習して、あげく骨折したりしてるんじゃないか。だから、それは同意しかねる。

「そもそも、きっかけなんて自分で選べねーんだからしょうがねーじゃねーか。なぁ」

 こっちはなんとなくわかる。さっき俺がからかわれたのはそのせいだからな。俺があきらめるの得意じゃなければどうなっていたか。

「で、なに? 俺の若いころにそっくりだって?」

 これも漫画みたいな、父さんが言いそうなセリフ。さっきのお返しだ。

「いや。アキ、お前は俺より、理想が高い男なんだと思う」

「……えっ?」

 思わず手が止まる。想定外のセリフだった。

「お前は本当は飽きっぽいんじゃなくて、理想が高いんだよ。何かにはまっても途中でやめちゃうのは、自分の限界が見えちまうからなんだよな。アキ、サッカーやめる時、お前俺になんて言ったか覚えてるか?」

 たしか小三の終わりだってのは覚えてる。でも、なんて言ったかな。

「プロになれないならやっても意味ない、って言ったんだよ」

「そうだっけ」

「最初、わがままかよってけっこうイラッと来たけど、こいつ自分のことわかってるなって思ったよ。お前ヘタクソだったし」

「遺伝かな」

「バカ、ちげーよ。お前はサッカーの才能はなさそうだけど、そういう、なんか何がどうなってるのかってのを見極める才能があるんじゃねーかと思ったわけだ」

「なに、その漠然とした才能」

 直感ってことなら、断然奏歌とかの方が才能あると思うけどな。ともかく、言われてみればあきらめる才能はその時開花したのかもしれない。

「いや、うまく言えねーけどさ。とにかく、オルカーズのコーチとして色んなやつを見てきた俺は、お前には一度サッカーから離れさせておくこととした」

「少年サッカーのコーチでそんなことまでわかるかねぇ」

「でもま、理想が高くて状況判断力のあるやつは、サッカーでもいいとこまで行けるはずだ。いつサッカーを再開するにしても、俺は待ってるぜ!」

 父さんは背中越しに親指を立ててかっこつけてみせる。口元を見たら白い歯が光ってるのかもしれないけど、俺は言われるほど自分のことわかってるんだろうか。

「やめとく。今はカメラだし、骨折りたくないし」

「はは、そりゃそーだ」

 洗濯機のアラームが鳴り、母さんが脱衣所からのぞきこんできた。

「おお、やってるやってる。昔あたしがやってた仕事だわ」

「今は子供まかせかよ。冷てーもんだ」

「田中秀明選手のマネージャーは退任しました。今は家計のマネージャーです」

「マネージャーっつか監督だろ。それもワンマンの」

 俺を放っておいて、二人は夫婦漫才を繰り広げる。ま、今は二人とも美男美女ってことにしといてやるか。

「はい、アキ。今日のバイト代」

「えっ……。こんなに!?」

 差し出されたのは千円札。一日で一か月の小遣いの半分ももらえるなんて!

「頑張った人にはちゃんとご褒美があるものよ。といっても今日はサービスね。次からは時給五百円として、一日二時間くらい働いてもらおうかな。ちょうど手間のかかる人もいることだし」

「ありがとう母さん! あと父さん!」

 父さんは風呂場から声を響かせる。

「なんだ? そいつは骨折してありがとうって意味か?」

「そ、そういうわけじゃないけど……父さん、ケガいつ治る!?」

「二か月はサッカーするなって言われたな」

 瞬間的に頭が計算を始める。つまり、このままいけば……。

「監督、いや母さん! お願いがあるんだけど!」

「な、なに?」

「バイト代、二か月分前借りしてもいい!?」

 息のあった二人の声に挟まれる。

「……はぁ!?」


 手持ちがないから明日まで待てと母さんに言われ、店に行くのは塾の直後となった。

授業が上の空だったのは言うまでもない。立方体長方形はカメラとフレーム、円柱はレンズにしか見えなかったくらいだ。

「なぁアキ、まじでそれ全部使っちゃう的な……?」

「ん。もちろん」

 ちょうどゲームを見たかったという修次がついてくる。人のこと言えないけど、お前受験生だろ。

「お前、そんな高いの買ってもどうせ飽きるんだろ」

「来たよ、いつものやつ」

「だってアキ、お前は熱しやすく冷めやすく、そして薄っぺらいアルミホイルなんだぜ」

「そこまで言う!? 初めて言われたわそんなん!」

「だって金額がさ。六万もありゃ、アニメ一作が全巻そろっちゃうぜ」

「別に、今はまってるアニメなんてないし」

「今期見てたやつあったじゃん。超おもしれーとか言って」

「あれは三話で飽きた」

 たしか、設定がパクリだって知ったとき冷めたんだったな。

「じゃあゲームだと、据え置きなら二台、携帯機なら三台分だぞ」

「そんないらんわ。一個で十分」

 ゲームもそう。絵はどんどん綺麗になるけどさ。ほとんど昔のゲームのリメイク。

「バトルガーディアンだと、空駆ける天騎士フライング・シエル・シュヴァリエが十二枚」

「デッキに四枚しか入らんがな、ってお前、決心を鈍らすようなことばっか言うなよな」

修次は例によって眼鏡をくいくい言わせる。

「俺はお前のためを思って言ってるんだって。今ならまだ間に合う。こっちの世界に引き返すんだ」

「無理だね。エスカレーターだし」

 結局のところ、そういうのは全部、俺にとっては偽物だって気づいたんだ。奏歌とRD―4のおかげで目が覚めた。俺が求めているのは、本物。

「俺はカメラを買って技術を磨いて、奏歌に感動する朝焼けの撮り方を教えてやらなきゃいけないんだ」

 家電・カメラフロアで降りると、修次はおもちゃ・ゲームフロアへ上っていく。

「女か! 結局女なのか……!」

「だから、何度も言ってるじゃん」

 まるっきり違うっていえば嘘になるかもしれないけどさ。お前にわかってもらうのはあきらめるよ。

「いらっしゃいませー」

 おとといもいた店員さんと目が合いそうになる。心の準備をするため、トイレ脇のベンチで予習ノートを開いた。予習といっても当然塾のではない。


☆カメラ購入メモ


○ メーカーごとの特徴

 ● パラレルス……もともと測定器メーカー。AFの精密さに強い。

 ● シアー……言わずと知れた大企業。バランスよく、周辺機器豊富。

 ● 日本フオトン……フィルムシェア一強。再現度高し。

 ● リイニア……風景写真のライブ感に優れるが、最近はハード面で縮小。

 ● オプッティ……戦前からの老舗光学機械メーカー。光の表現力では随一。


 とまあいろいろ調べたわけだけど、どれもネットの受け売りなのでいまひとつイメージしづらい。気休め程度に参考にしながら、予算内で検討しなければならないのが現状だ。何にせよ、塾で身に着いた予習の習慣が役に立ったのは良かった。

「金は……よし、ちゃんとある」

 財布を握る手に汗がにじむ。修次にはああ言ったけど、本当に買っちゃうのかな俺。弱気になってるわけじゃないぞ。納得いくものが見つかるとは限らないんだし、慎重に選ぶのも大切だ。

 いざカメラ売り場に立ってみると、前回とは景色がまるで違って見えた。なんてこった。宝の山じゃないか。前回触ってみたリイニアHR―1000の価値が今ならわかってしまう。俺もオタクになったものだ。

「いらっしゃいませ。何かお探しですか?」

「え、えっと……。はい」

 ついにつかまってしまった。これはもう、素直にあきらめるしかない。

「デジカメを買おうと思ってるんですけど……」

 本当に欲しいのは奏歌のようなレイザだ。でも買えるわけがない。それに、今フィルムカメラはインスタントとハイエンド機以外ほぼ絶滅していて、もっと大きい店じゃないと置いてすらいないらしい。

「はい、どんなものをお撮りになるとか、ございますか?」

 七三の店員さんはジェスチャーでシャッターを切ってみせる。わりと良い人そうだ。

「風景写真です」

「バァーっと景色一面撮りたい感じですか? それとも遠ーくの動物とかですか?」

 標準レンズでいいか、望遠が必要かを聞かれてるっぽい。長くなると精神がもたなさそうだし、早いとこ終わらせよう。

「あの、五万円くらいで、朝焼けがきれいに撮れるのってありますか?」

「朝焼け。夕景ですか。そうなりますと……おすすめなのはオプッティなんか、光学のノウハウが断トツで、光の微妙な調整が利くのはこちらのモデルが一番人気なんですけど、ご予算からはちょっとオーバーしますね」

 手で示されたのはオプッティLTM―90、お値段十二万八千円。……人気って、いったいどの層に人気なんだろう。でも隣のお客さんは大学生くらいなのにパラレルスのPX535リミテッドエディションをチェックしてるし、買う人は買うんだろうな。

「ですのでこちらか……」

オプッティLTM―510、四万九千八百円。

やっぱりこれか、という感じだった。昨日調べてた時から手頃だと思ってたやつ。用途的にオプッティが適してるし、LTMシリーズはレンズ付属だから入門機としては最高とのレビューがあった。もちろん文句はない。ないんだけどなんかこう……。結局俺もこれか、という感は否めない。

いや、贅沢言える金は持ってないからあきらめるしかないか。

「それとも前のモデルになりますけどこちら、っていう感じですかね」

 オプッティLTM―800SP、五万九千八百円。

「え、これって……」

 たしか510のワンランク上、90との間のやつだから、八、九万はするはずだ。

「この秋新しいモデルが出るので生産終了になったんですよ。味の90、正確さの800SPって言われてましたけどどっちも尖りすぎだったみたいで、統合して次900になるんですね」

 マニアックな店員さんの話は興味深かったものの、それどころじゃない。

 全財産は六万と五千円ちょい。800SPを買えば、三脚とかの周辺アイテムはまず揃わない。510なら一万残るけど、性能は800SPから数段落ちる。

 落ち着け。落ち着くんだ。今までの経験を思い出せ。サッカー用品だって、ジャージ・ユニフォーム・スパイク買ったらそれくらいになるじゃないか。書道も道具はたいしたことないながら月謝がかかってた。塾代はどうだ。バトガは……あれはやばかった。けっこう長続きしたから、実際思い出したくないくらい遣ってたと思う。

「あっ、でもこれ在庫あと一個しかないですね……」

 衝撃の事実。

 不意に、あのとき奏歌がここで言った言葉がよみがえる。

 こんなとこで会えるなんて、キセキだね!

 この出会いは、本当に奇跡かもしれない。そう思うと、なんとなくLTM―800SPが奏歌に似てるように思えてきた。でっかいレンズが目みたいだし、オプッティ特有の丸みを帯びたフォルムが女性的だし、それにその……デザインが美しい。

「……こ、これ、お願いします!」

「ありがとうございます。じゃ、こちらで」

 買ってしまった。

 当たり前のように七三の店員さんはカウンターから在庫を取り出し、当たり前のように俺の財布からは万札が六枚差し出され、当たり前のように手提げ袋には800SPの入った化粧箱が収められ、俺がぶら下げている。

「お、アキまじで買ったんだ!? いくら?」

「……五万九千八百円」

 修次が放心状態の俺の袋をのぞきこみ、自分の買い物を見せてくる。シリーズもののRPGだった。

「すげえな。アキがでかい買い物するって言うから、俺もやったことないエンドリ買っちゃったよ」

「……いくら?」

「五千」

 なんてことだ。ポイントで買ってお釣り来るじゃねーか。

「買ってもうた……。俺、買ってもうたんやな……」

「ああ……。お前は男だよ……」

 言い知れぬ喪失感が過ぎ去ると、今度は謎の高揚が襲ってきた。

「これ、俺のだよな……!?」

「は? 買ったんだから当たり前だろ。なに言ってんの」

俺のカメラ。

俺だけのカメラだ。

「そうだよな、俺が買ったんだ……!」

「大丈夫か、お前」

 修次が変な顔するのも無理はない。俺もどうかしてると思う。

伝えたい。この感動を。早く、あいつに!

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