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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

想造のファルマコン

作者:源泉
最新エピソード掲載日:2026/07/19
──ファルマコンとは、古代ギリシア語で薬、毒、呪薬などを意味する多義語である。
哲学者ジャック・デリダはこの語を、治癒と害毒、善と悪のどちらにも一義的に還元できない両義的な存在として論じた──


王城の塔に幽閉され、
“国の資源”として【想造】の力を搾取される少女、ミオリ。
姫でも、英雄でもない。
彼女はただ、壊れないように使い潰される実験材料だった。

十八歳の誕生日。
誰にも祝われないその日、彼女の祈りから、毒を宿した青年が生まれる。
触れれば人を傷つけかねない身体。
それでも彼は、ミオリだけを救おうとした。

これは、救いが必ずしも幸福にならない物語。
囚われの少女に、歪んだ愛が集まっていく。
その毒は、救済か。それとも、破滅か。
第一章 姫も王子も、お菓子の家もないこの国で
プロローグ
2025/12/21 10:22
1-6 記憶の外側で
2025/12/23 00:04
1-15 毒は息を潜め
2025/12/30 18:03
1-21 毒か、救いか
2026/01/05 19:10
第二章 ガラスの靴を踏み砕く音
2-11 異国の幌馬車
2026/02/13 19:08
2-15 幕が下りた後
2026/02/27 21:04
2-16 煤けた盤面
2026/03/03 18:37
2-17 舞台袖の静寂
2026/03/06 20:04
2-18 なくなる境目
2026/05/04 19:11
2-19 蛇の招待状
2026/05/05 19:36
2-20 硝子の庭へ
2026/05/06 18:40
2-22 毒を削ぐ蛇
2026/05/09 00:06
2-23 狼の残り香
2026/05/09 22:28
第三章 少女は塔から髪を垂らさない
3-2靴底に残る影
2026/06/23 00:09
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