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目が覚めたらお兄様になってしまった⁉ とある伯爵令嬢入れ替わり騒動記

ある日、目が覚めると……。
 なんとお兄様になっていたのです!

 なんらかの比喩表現ではございません。字のごとく。お兄様になって、お兄様が暮らしている陸軍の官舎にいたのです!

 私は混乱いたしました。
 当然でしょう? 本来の私は、屋敷の中で……。
 そう、屋敷の中で寝付き、もう何年も外に出たことなどないのですから……。

 そこに現れたのは、お兄様のご学友で、同じく陸軍に所属されているルシウス卿でした。

「本当に……入れ替わったのか」

 驚く彼が説明してくれたところによると。
 私のこの病は、呪詛によるものなのだそうです。

 私につきまとう悪鬼を身体から引き離さないことには、余命いくばくもないのだとか。
 そこで、高名な呪術医にお願いし、お兄様と私の魂を交換したのだというのです!

「しばらくはその身体で過ごすことになる。君を悪鬼から守るように頼まれた」

 ルシウス卿はそうおっしゃいますが……。
 しばらく男性の身体で過ごすですって!?!?!?

※カクヨムでも同タイトルで掲載
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