あなたの髪をそっと揺らしたい
安心安全な しろかえで です。
カフェテリアのテーブルに一人取り残され
寝入っているあなた
きっとあの子のせいで
疲れ果てたのね
あなたの事を
ずっとずっと見ていた
もちろん あの子が
あなたに振り向く前から
ううん!!
あなたがあの子を
見つける前から
でもそんな後先や
時間の長さなど
無意味な事……
あなたを見つけたその時から
私は変わらない
変えられない
それは大部分が悲しく
ほんの欠片だけ嬉しい
あなたにとって私は……
取るに足らない軽い存在でしょ?!
だったら!!
今、あなたに近付く
私にも気が付かないで!!
あなたの頬に触れるこのくちびるも
ただ、そよ風が撫でただけ……
どうか少しでも
あなたが癒されますようにと
息を詰めた余計なおせっかいが
私の涙を押し上げても
決してあなたを
濡らしたりはしないから
ううう、勇気を振り絞っている様が痛々しいです(:_;)
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