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奇妙な冒険者  連載版  作者: 大介丸
129/168

第128話

 また『魔境』内にはゴブリンの集落がかなりあり、そのうちロージアン

『冒険者ギルド』支部が把握しているだけで砦化している集落が

 2つ確認されている

 今回の『冒険者ギルドと地域住民合同訓練』期間では、その一つの

 討伐も兼ねている

「今までどんだけ大変だったか・・・

 ちびっこ先生にも『今回の『冒険者ギルドと地域住民合同訓練』では、必ず

 砦化しているゴブリン集落を叩かないと、後々不味い事になるぞ』って

 言われてるしね」

 クロエがちびっこ先生ことベイセルの口調をマネしつつ言った

 アルヴィンは、それが面白かったのか笑い声をあげた

「事務書類仕事変わるから、久しぶりに身体を

 動かすため参加する?

 砦化しているゴブリン集落の討伐なんかは得意分野だろ」

 アルヴィンが一しきり笑い終えると、そうクロエに尋ねる

 砦化したゴブリン集落の討伐 は、クロエにとっては

 十八番とも言える



「アルヴィンと『ギルドマスター』に事務処理を任せたら、中央に

 提出する書類に関して意図的にわざと 不備だらけにした虚偽報告して

 物資や装備品を多く送る様に仕向けるからお断りです」

 クロエはジト目でアルヴィンを見ながら即答で拒否をした

 アルヴィンは、その言葉を聞いて心外だと言わんばかりな

 表情を浮かべた

 二人はしばらく見つめ合うとお互いクスッと笑みがこぼれた

 ハインツはその様子を見て、仲の良い姉弟の様に見えて

 微笑ましく見ていた

「ま、中央の冒険者ギルド総本部も荷抜きを計算にいれて、

 30%も書類上の数より多く送っているんだから多少やったとしても

 問題ないと思うけどなぁ。

 上役も自分が責任取らされない様にうまくやるだろうし、 それに

 それぞれで甘い汁を吸っている事がバレてしまったら出世コースから

 外れて閑職送りになるだけだ」

 アルヴィンはそう軽く言いつつ、笑った



 彼の言っている事は本当であり、特にセレネギル大陸中央諸国の

『冒険者ギルド』支部では、迷宮の管理に自棄糞になったギルド職員達が

 裏社会や悪徳貴族を利用(抱き込み)して、賄賂を

 受け取り書類の改ざんをしている事実があるのだ

『冒険者ギルド』支部には、『ギルドマスター』や『サブ・ギルドマスター』が

 同様に、上級装備や上級ポーション、魔道具類を横流し

 行為をしている者が少なからずいる

 エンゲルベルトが辺境へと左遷された原因は、中央の冒険者ギルド総本部の

 汚職を見過ごす事ができず、独自に調査して告発しようと動いた事が

 原因だ

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