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奇妙な冒険者  連載版  作者: 大介丸
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第111話

 ハインツ中心メンバーと300人の冒険者達はざわついた様に

 驚きの声を上げていた

「――さて、この剥製はロージアンに巣食うゴブリンに、

『ゼノモーブ』、『浸食魔』だ』

『ギルドマスター』エンゲルベルトがざわついている

 ハインツ中心メンバーと300人の冒険者達に向けて言った

 1つは、頭部がキノコ状に変異しかけている元人間の『浸食魔』の剥製だ

 頭部から肩にかけて皮膚が裂け、そこから菌糸類が溢れ出ている

 その菌糸類は脳を侵蝕している最中のようだ

『浸食魔』討伐組の冒険者達は、あの時の凄まじい悪臭を思い出したのか、

 露骨に嫌な顔をしていた

 2つ目は、身長は2mほどで長い手足に尾という形状、全身は骨だけで

 構成されたような形で背中に特徴的な突起物、

 頭部は人間の頭蓋骨に似た半透明のフードのようなものを

 かぶっているのが特徴、そして鼻や耳は存在していない『ゼノモーブ』

 の剥製だ

 こちらは首の部分が大きく切り裂かれており、中身は空洞だ

 ゼノモーブの死骸のあちこちには何かで穿たれた跡と鋭利なもので

 斬り裂かれた痕跡が残っている

『ゼノモーブ』討伐組の冒険者達は、あの耳障りで聞くに堪えない

 金切声を走って向かってきた時の光景を思いだしたのか、露骨に

 嫌悪感に満ちた貌をしていた



『浸食魔』討伐組の冒険者達は、『ゼノモーブ』の剥製を初めて見て、異様な

 圧迫感を感じ取った

『ゼノモーブ』討伐組の冒険者達は、『浸食魔』の剥製を初めて見て、

 そのおぞましさに身震いした

「 『ギルドマスター」 ゴブリンの剥製が見当たらないけど?」

 人間種族の冒険者が、震える声で質問しながら挙手した

 他の冒険者達も、そのことに気付いたようで動揺したような

 ざわめきが広がっていく

『ギルドマスター』エンゲルベルトは、その質問を待っていたかのように

 ニヤリと口角を吊り上げた

 ベイセルは、その様子に若干呆れた様な表情を浮かべる


「あるだろ? 3つ目だ」

『ギルドマスター』エンゲルベルトは、そう言いながら

 笑みを浮かべていた

 ハインツ中心メンバーと300人の冒険者達は、3つ目の

 剥製演壇に視線を向ける

 そこには、身長2mほどの人型の魔物が直立不動の姿勢で立っていた

 それは一般に大型肉体を手に入れた上位種あるいは変異種と呼ばれ、

 全身は人間の骨格を彷彿させるような硬質な骨で形成された『ボブゴブリン』と

 呼ばれる個体だ。

 筋骨隆々の肉体と普通の人間に近い頭部から牛のような大きな角が

 生えている事を覗けばだ

 肌の色もは緑がかった黒色をしている

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