海風と契約 結婚?
「お願い?」
「はい お願いがあります」
「どんなお願い?」
「えーっと 兄さま私が兄さまについて行っていいでしょうか?」
海風が思いっきり顔を赤くしていた
「いいよ」
「兄さま ありがとうございます。
一生ついていきます!」
「ああ ありがとう?」
「では、契約しますので」
「契約?」
「ええ 女神などのまぁ自分で言うのもなんですが上位の者が下位の者に
一生 ついていくときは、契約しないといけないのです」
「ふーん あ、海風 先に俺からも一つお願い聞いてもらってもいいか?」
「はい なんなりと」
「じゃあ お言葉に甘えて
俺に氷属性をくれないか」
「ええ いいですよ」
「本当か
ありがとう」
「いえ兄さまの願いなら何でも叶えますよ
では、私の前に立ってください。」
海風は、ウエディングドレスの小さい版のような服を広げた
そして、俺の頭に手を置くと
「氷の女神 アイシクルの名において命じる
この者に氷属性を付与する
そして、この者と私 アイシクルが契約する
なお この者を主とする」
「兄さま キスしてください」
「え?」
「契約するには、キスが必要なのです」
そういって海風は、俺に顔を近づけた
「え?」
「お願いします」
「分かった」
チュッ
した瞬間 俺と雪風は、反対側を向き
顔が赤くなっているのを隠した
「私 一生ついていくと言いましたよね
意味わかります?兄さま」
「え? ・・・まさか」
「ええ 兄さまが考えているので合ってます
さっきのキスは、契約と言う意味と
・・・結婚と言う意味です。」
「そうか
ちなみに 海風は、よかったのか
俺と結婚で」
「当たり前じゃないですか
前世だと兄妹同士 結婚できなかったんだし」
「俺もだ
俺も海風と結婚できて本当に良かった。」
「はい 私もです!」
「ちなみに この世界では、海風の事は、海風と呼んでいいのか?」
「ええ 本当は、アイシクルと呼ばないといけないのですが、
兄さまならいいです。」
「そうか なら海風 俺の事も兄さまでいいぞ」
「はい 兄さま!」
「あ この世界では、海風とどうやって会うんだ?」
「それは、普通に【氷の女神アイシクル 召喚】か【雪風 召喚】と
言うか 心の中で唱えるだけでいいですよ。」
「そうか 分かった
じゃあ また向こうで呼ぶよ」
「はい 兄さま 待っています」
そうやって俺の視界がぼやけて行った
はい こんにちは! 霧ともです。
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