表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

49/64

【サイドストーリー1】 脱出後のアルス家 ラーモンドの苦悩 1

投稿遅れて本当に 本当に申し訳ございませんでした

今後 投稿がんばります!

ラーモンドSIDE:


時間はレイビス(兄さま)がアルセルス城(ラーモンドの家)の地下牢から脱出した

数時間後にさかのぼります。


「ら ラーモンド様 大変です」


「どうした 何かあったのか?」

普段の定期報告とは違い顔面蒼白、息切れぎれで走ってきた私兵に

ただ事ではない事を察した。


「それが、突如レイビス様の屋敷の地下から騎士の姿形をしたゴーレムが現r」


「ちょっと待て どういうことだ ゴーレム? 騎士?」


「そのままの意味ですラーモンド様。 つい先ほど見回りの兵が気づき

 現在も戦闘をしています。」


「そうか 分かった。 ・・・あ レイビスはどうなっている 

 まさかとは思うが、脱出していないだろうな。」


「も 申し訳ございません。 確認をしてきます。」


ああ 一体全体どういうことだ 謎の氷ゴーレムが現れ

もしかしたらレイビスが逃げているかもしれない


そして、確認をしに行った私兵と入れ違いに私兵がまた入室してきた

だが、どうも様子がおかしい 体中に傷を負い 息も絶え絶え 今にも倒れそうな感じだった。


「・・・ら ラーモンド様 報告・・・します。

 氷の騎士型ゴーレム・・・にハンス騎士団長より任命され向かった先遣部隊200名 

 壊滅いたしました。  私はなんとか逃げれましたが・・・」


さすがハンス 行動が速い  だが我がアルス家私兵200名をこの短時間で

壊滅させられたとなると 氷ゴーレムは相当強いのだろう


「分かった ちなみにだが 氷ゴーレムがどこに向かっていたか分かるか」


「おそらくですが 騎士団の詰め所かと 理由は分かりませんが」


「そうか 分かった お前は今すぐ医務室に行き 治療を受けてこい」


「分かりました ラーモンド様」


私兵が部屋を出て行くのを見ながら俺はある疑問を抱いていた


なぜ 騎士団の詰め所に行くのか?

もし氷ゴーレムが魔王軍なら人がたくさんいる街に行くはずだ

そして、レイビスが召喚したのなら俺のところに行くはずだ

なのになぜかこの氷ゴーレムは騎士団の詰め所に向かっている


あそこにあるものと言えば 無属性の魔晶石(高純度魔石)、騎士団の装備 食料だけだ

魔晶石は確かに高価で他の属性の魔石と反応させればそれなりの威力のある魔法を放てる

だが、それはあくまで人間が使えばだ

知能の無いゴーレムに使いこなせるわけがない。

そして、それ以外でゴーレムが喜ぶものではない


なのになぜ向かうのか

それがただただ疑問だった。


「ラーモンド様 レイビス様が牢屋に()()()()

勢いよくドアが開けられ 開口一番に私兵が言った

やはりか と思った。


「そうか ということは このゴーレムはレイビスが作ったのだろう」

「レイビス様が ですか?」

「ああ そうだ とりあえずハンスを呼んで来い」


「は 分かりました」


これでレイビスが牢屋を脱出したことが分かり、十中八九この氷ゴーレムも

レイビスが脱出の際、陽動かなんかで作った物だということが分かった(あいつ氷属性持っていたし)


だが問題はどうやって氷ゴーレムを倒すかだ

相手は我が私兵200名を短時間で壊滅させたのだ 簡単に倒せるわけがない

しかも氷属性 ただでさえ攻撃力、防御力が魔法属性でトップなのだ。


はぁ~ 本当に厄介だ

俺は静かにティーカップを置いた。


「ラーモンド様 ハンスです。」


「ああ 入れ」

ハンスは我がアルス家私兵をまとめる騎士団長だ 良き案が出るかもしれない

そんな思いを胸に作戦会議をするのだった。


「ハンスよ アイスゴーレムを倒す作戦は出来ているのか?」


「ええ 一つだけございます。」


「ほう 申してみよ」


ふう さすがハンスだ 賢い


「おそらくですが あのゴーレムはレイビス様が作った物と推測されます。

 ですので、能力もレイビス様と同等もしくはそれ以下となります。

 この前、屋敷を襲撃した時のレイビス様の能力は魔法師に毛が生えた程度

 そこまで強くありません ですが、謎の回復で蘇生しましたが

 おそらくあのゴーレムにそんな能力は無いでしょう。

 そして、レイビス様の実力的にあのゴーレムもそこまで

 魔法に対して対策はしていないと思います

 なので作戦は 魔法師全員で一斉にゴーレムに向け魔法を放つ 例え防御力最強の氷属性でも

 耐えられないでしょう。」


「おお さすがハンス やはりお前を騎士団長にした俺の俺の判断は正しかった」


「いえいえ 私なんてまだまだですよ。」


「あと 全体指揮はハンスに一任する 絶対に倒せ」


「ははっ 命に代えてでも 

 では ラーモンド様」


「ああ 行ってこい」

 

これでハンスがアイスゴーレムを倒して、その後はレイビスを探さなければいけない

まだまだやる事はたくさんある


「ああ めんどくさい」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

あとがき(海風)  


レイビス様が逃げたのはラーモンドあなたのせいでしょう! それで何がめんどくさいですか

ふざけるのもいい加減にしてください! 

ですが、脱出前に作ったアイス・ナイト(氷の騎士)がここまで役に立つとは思わなかったです。

これからもあの死神(ヘルン)と協力してもっと強いアイス・ナイトを作りたいですね。

兄さま頑張ってください 応援しています!


by海風(氷の女神:アイシクル)





                                   

はい! こんにちは ヘルンです!

今回も読んでくれてありがとうございます。


今日出番なかった(泣)byヘルン


「面白かった!」


「続きが気になる、読みたい!」


「今後のアイス・ナイト戦いが気になる!」


「海風可愛い」


と思ったら


下にある☆☆☆☆☆から、作品への応援お願いいたします。


面白かったら星5つ、つまらなかったら星1つ、正直に感じた気持ちでもちろん大丈夫です!


ブックマークもいただけると本当にうれしいです。


何卒よろしくお願いいたします。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ