ヘルン先生の魔法授業1【改】
二日連続投稿出来ました!(笑)
今日は少し短めです
最後の方は少し走り書きなのでまた後々書き直します
追記:外伝(短編)を何話か書いた後 2章【レイフィール王国編】に入ります
「海風 おはよう。」
「あ、おはようございます。兄さま
昨夜は本当に申し訳ございませんでした。」
海風は昨日夜遅くまで騒いでいて、俺に怒られたことを
気にしているようだった。
「いや 海風俺はもう許したというか・・・そもそも怒っていないから」
「兄さま ですが・・・・・」
「はあ~ 海風反省はしているな?」
「はい 兄さま」
「なら良い とりあえず朝食を取ろう」
「分かりました」
海風は昔から責任感?がとても強かった
何事も自分から行き(だが、俺の方が優先らしい)
何事も絶対にやり遂げる
そんな感じだった
だが、それは欠点でもあった
何事も自分事のようにとらえる それは次第に少しづつ変わり、
もし何かに失敗し怒られた場合 その失敗をずーっと気にし、
相手が許しても 気にしている感じになった。
例えば、昨日海風が俺に怒られたのを今日の朝まで気にしていた事だ
おそらく後少しの間はずっと気にしてるのだろう。
「兄さま 出来ました! 早く食べましょう!」
「・・・ああ そうだな」
俺が思考の海に入っている内に海風は料理を完成させテーブルに並べていた
料理の数はいつもどうりの特盛メニュー 人数が二人から三人へと増えたが
それでも多い品数だった。
「海風 毎回思うんだが 多くないか?」
「いえ 兄さまにはたくさん食べて たくさん頑張ってほしいですから
それに、いつも頑張ってくれているのでそのお礼も兼ねてます。」
「そ そうか・・・・・」
これがお礼なのか 思いつつも海風が作る料理はとても美味しいし
栄養バランスも考えられているので嬉しいのだが・・・・・
とそんな俺と海風のやり取りを見ていたヘルンが聞いてきた。
「アイシクル様とワタルって彼氏と彼女みたいな関係でうらやましいな
・・・・・ボクもそんなふうになれるのかな?」
「へ ヘルン!!」
「・・・いきなりで驚いたけど なれると思う・・・いや、なるよヘルン
これからそうしていくんだし それにヘルンも俺の大事な彼女だよ」
俺がそう言うとヘルンは
「ワタル・・・ありがと・・・ボクそうなれるように頑張る! ハウっ」
そう言い海風同様顔を赤くしてうつむいてしまった
その後は何事もなく?朝食は終わり
すぐに外に出てヘルン先生の魔法授業が始まったのだった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「えーっと ワタルは召喚魔法を習得したいんだよね?」
「ああ そうだ。 出来るか?」
「結論から言うね 無理です。」
「・・・そうか」
まあ今日の朝言われたから分かってはいたけど・・・なんかつらいね
「ごめんワタル この魔法は眷属魔法といって吸血鬼族しか使えないの
だから・・・・・」
「いや ヘルンは悪くない それに俺が使えないならヘルンが召喚したのに付与すれば良い」
「え?」
「あ それって私が前に言ったのですよね。 兄さま」
「そうだ。」
そう俺がラーモンドの地下牢から脱出するときに陽動役として召喚したアイス・ナイトを
たくさん召喚出来ないか海風に聞いた時
海風は「吸血鬼や魔族とかの【眷属魔法】を使えたらできます
具体的には、まず【眷属魔法】で吸血鬼やゾンビなどを召喚して、
それに【付与魔法】として、【アイス・ナイト】を作成したら良いです。」と
言っていた。
なので、俺はおれを試すことにした。
「ヘルン 召喚魔法でゾンビか何か何体か召喚してくれるか?」
「う うん 何をするのか分からないけど 分かった
とりあえず見た目がゾンビよりマシなスケルトンを5体出すね
【眷属魔法】【神級死魔法 :スケルトン・ナイツ 】」
地面から生えるように出てきた骸骨 その全員がボロボロの剣や盾、鎧などを持っていて
とても不気味だった
「兄さま 見てるのも良いですが 早く魔法を」
「ああ そうだな。
【超級氷魔法:アイス・ナイト (エンチャント)」
シェン
そんな効果音と共に 目の前の5体のスケルトン・ナイトは
氷の騎士へと変化していた
鎧や剣、盾もボロボロのから青くて堅そうな物になり
とてもカッコよくなっていた
「す すごい! ワタル ボクの眷属がみんなしっかりとした騎士になっている!」
「ああ 確かに かっこいいな」
「ええ 兄さま」
「あ そういえば アイス・ナイトで思い出したんだが
脱出時に出したアイス・ナイトって今どうなっている?」
「あ・・・」
「??」
海風はそのまま数秒間フリーズして
その後 真っ青になっていった
「に 兄さま アイス・ナイトは数日前に倒され
ラーモンド配下の兵が兄さまを探しています
そして、そのうちの1人がこの森に入ってきています。
おそらく一人でこのダンジョンに侵入してきたのですから相当の手練れとみて
良いでしょう」
「ええ?」
「? ?」
こうしてまた俺と海風+ヘルンの脱出劇が始まったのだった。
はい!こんにちは!死神へルンです! 今回も読んでくれてありがとうございます。
兄さまとのコラボ(共同)魔法 うぅ 嬉しい(恥ずかしい)
「面白かった!」
「続きが気になる、読みたい!」
「ヘルンと兄さまのコラボ魔法もっと見たい!」
「兄さま達は、大丈夫?」
と思ったら
下にある☆☆☆☆☆から、作品への応援お願いいたします。
面白かったら星5つ、つまらなかったら星1つ、正直に感じた気持ちでもちろん大丈夫です!
ブックマークもいただけると本当にうれしいです。
何卒よろしくお願いいたします。




