ヘルンの告白 【改】
投稿遅くなり申し訳ございません。
出来るだけ頑張ります!
「ふふっ これからもよろしくね ワタル」
「へ ヘルン?」
「ヘルン 何を言っているの?
ヘルンが兄さまと 結婚?」
俺と海風はあまりの驚きに数秒固まってしまった。
そんな俺たちを見てヘルンもだんだんと表情を暗くしていった
「・・・ごめんね アイシクル様 ワタル
一度こういうの言ってみたかったんだ。 魔国では魔王の洗脳で恋愛感情なかったしね。
でも・・・一度は敵だったんだし 元とはいえ魔王軍の一員 ごめんね。」
「ヘルン よろしくな」
「え?」
「さっき固まっていたのは ヘルンの突然の告白に驚いていただけだ。
ヘルン 改めて言う 俺もヘルンの事好きだよ。」
俺はヘルンの手を両手で握り ヘルンの正面に座り 顔を見ながら言った。
「・・・ワタル でもボク・・・」
ヘルンはやはり魔王軍であった自分を気にしていた
「元とはいえ魔王軍の幹部だった自分は死ぬべきだ」「自分とワタルは一度敵だったから・・・」などと
思っているのだろう
だが、俺はヘルンが元魔王軍であっても、神々を裏切ったんだとしても気にしない
むしろ、一緒にいたい これからの冒険に付き合ってほしいと思っている
だから、
「ヘルン 俺はヘルンが魔王軍だったことや神々を裏切った事なんか気にしていない
だからもう一度、ヘルンの気持ち教えてくれないか」
「・・・ワタル」
ヘルンは少し顔を赤く染め言った
「ワタル 好き! 大好き!
ボクと結婚して!」
「俺もヘルンの事大好きだ これからよろしく」
ヘルンは顔を赤くしながらも満面の笑みで笑っていた。
そして、
「ワタル 少し恥ずかしいけど受け取ってね」
「え?」
ヘルンはもじもじしながら俺に顔を近づけてきた
チュッ
「え?」
「ヘルン?」
俺と海風が同時に叫んだ
特に海風は顔を赤くして半分嫉妬 半分羞恥の表情になっている
「ふふっ ボクのファーストキス ワタルにあげちゃった。」
「へヘルン?」
「ヘルン。あなた兄さまになんてことを」
「ふふふ」
ヘルンは海風の声が届いていないのか
とても嬉しそうな表情していた。
「はぁ とりあえず寝るか海風 ヘルン」
「そうですね兄さま 暗くなってきましたし」
今日は色々あって疲れたから寝ることにした(日も落ちてきたし)
その後、寝室に入ったのだが・・・・・
「やばい ヘルンのベット作ってない」
まさかヘルンを仲間に入れるとは思ってなかったので当然用意なんて出来ていない
ということは・・・・・
「ではボクがワタルと一緒に・・」
「私が兄さまと一緒のベットで寝ます。」
「はあ? アイシクル様はご自分のベットあるでしょう
それをお使いになられては?」
「あなたこそ何言っているのですか
元魔王軍のの幹部が兄さまと一緒に寝るなんてそんな事出来るわけないでしょう」
「そんなこと言うならあなただって女神じゃないですか
女神なら一緒に寝てよいのでしたらボクだって元死の女神ですよ」
「私は女神以前に元兄妹です。
兄妹なら一緒に寝ていいんです。」
(そうなんだ~)
俺は二人の会話(喧嘩)を真横で聞きながら半分怒っていた
(早く寝たい)
今日は死神戦で朝早くに起きたためとても眠い
海風とヘルンは女神であるため睡眠をとる必要が無いが、
俺は人間だ。 当然睡眠は必要
だから早く布団にくるまって寝たいのだ。
だが・・・・・
(うるさいし 海風が怒りのあまり魔法を使わないか監視しないといけないし・・・・・」
などの理由で寝れない
(はぁ~)
(ああ もう )
俺は限界だった
「お前らうるさい 静かにしろ
っていうかそんなに俺と寝たいなら 海風のベットを俺のとつなげて
三人で寝ればよいだろ。」
「・・・確かにそうですね兄さま。
すみません兄さまの眠りを妨げてしまって。」
「・・・ごめんワタル でも良いんだね?」
「ああ それより俺はもう寝るわ」
「おやすみなさいませ 兄さま。」
「おやすみ ワタル。」
その後も何やら話し合っていたが 俺は寝たので知らない
ただ、とても頭の方が柔らかく 気持ちよかったことだけ覚えている。」
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次の日
「・・・うっ」
「あ ワタル 起きましたか?」
「ああ うん?」
目の前にヘルンの顔が見えたのだった(妨げになるものはなかった)
「ヘルン?」
「あ あのワタル ボクの膝枕気持ちい?」
「ああ とても」
「そう よかったあ」
ヘルンは顔を赤くしながら喜んでいた
「と それより海風は?」
「アイシクル様はキッチンにて朝食を作っています
そういえばアイシクル様から今日何かボクに教えてほしい魔法があるそうでしたが?」
「ああ そうなんだが頼めるか?」
そう ヘルンを仲間に入れるときに教えてもらおうと思っていた魔法
【召喚魔法】である。
この魔法でアイス・ナイトをたくさん召喚できるようにしたかったのだ。
「えーっと 出来なくもないですが
とても難しいと思います」
「そうか まあ詳細は後で聞く
とりあえず海風の所に行くか」
「そうだね ワタル」
こうして俺と海風との冒険に死神ヘルンが加わったのだった。
「ふふっ ワタル仲間に加えてくれてありがとう
そして、 大好き!」
「うん? ヘルンなんか言ったか?」
「ううん 何も言って無いよ」
「そうか?」
何かヘルンが喋ったように思ったが・・・気のせいだろう
とりあえず俺は海風のいるリビングへ行くのだった。
はい! どうもこんにちは! ヘルンです。
ワタル・・・大好き!
そして、
「面白かった!」
「続きが気になる、読みたい!」
「ヘルンの今後気になる!
「ヘルンの魔法授業がどんなのか気になる!」
と思ったら
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