死神の過去 1 ~裏切りの理由~ 海風怖い
最近 投降頻度落ちてて本当にごめんなさい
12月前半までこんな感じです。
ですが、毎週二つ以上は投稿します。(2000文字以上)
これからも応援よろしくお願いします!
「海風 帰ったぞ。」
「あ 兄さま 終わったのですね。」
「ああ 無事な。」
俺は死神との戦いや説得が終わり
海風が待っているイグルーへと帰った。
海風は俺を見るなり抱き着き、俺の体に傷が無いか確認していた
まあ傷自体はさっき死神に治してもらったんだが。
そして、
「そちらが、死神・・・ですか?」
「ああ そうだ。」
「・・・あなたが あなたが兄さまを」
「おい 海風 」
「ワタル 大丈夫」
ヘルンが俺を手で制し 海風の前に立った。
「ワタル この件はボクがしたこと。
それにアイシクルにとってボクは敵です
なのでこの後アイシクルに殺されても・・・」
「なんで私があなたを殺さなくてはいけないのですか?」
海風はヘルンの言葉を遮った。
「え?」
「確かに私はあなたの事を恨んでいます 憎んでいます。
でも、兄さまがあなたを許す、保護すると言っているのです。
なので私はあなたを殺せません。
ですが、少しでも兄さまに危害を加えるのならすぐに殺します。
この命に代えても。」
「絶対にしないよ
ボクだってワタルには恩がありますし・・・好きだし。」
「はあ? あなた何言っているの?
いくら和解したからって兄さまを好きになる権利あるわけないでしょう。」
突然のヘルンの告白に海風は激高していた。
まぁ十中八九俺の事に対して怒っているのではなくて嫉妬心だろうな。
だが、さすがにこのままだと話が違う方向に行きそうだったので
俺は半ば強引に止めた。
「海風、ヘルン その話は後で頼む。
とりあえずリビングでヘルンの話を聞きたい。良いか?」
「「はい」」
二人は同時に頷きリビングのソファーに座った。
(海風が俺の隣に速攻で座ったのは言うまでもない。)
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「ではヘルン 頼む。」
「分かった。」
ヘルンは紅茶を一口飲み口を開いた
「一応ボクの自己紹介をします。
ボクは元管理者女神位階 二位の死を司る女神 通称死神です。
名前はヘルン
そして魔国では公爵の地位を貰い、
今回の作戦では、魔王軍 北方方面総司令官を務めていました。」
「ヘルンすごいな
公爵様なんて 魔王様からすごく重宝されているし。」
俺がそういうとヘルンは暗い表情になった
「やばい」と思いすぐに謝ろうとしたが、
「そうですよね・・・その時のボクは魔王様にすごく重宝されている
魔王様に信頼されている そう思っていました。
ですが、まさかただの手駒だったなんて思ってもいませんでした。」
「ああ ごめんヘルン
そういうつもりで言ったわけじゃ・・・」
「ですが、今のボクにはワタルがいます。
ワタルは・・・」
「ヘルン 続きを」
海風がヘルンの言葉を遮った
本当にこの二人仲悪いな
まあ仕方ないか
「・・・次は神魔大戦で女神軍を裏切った理由を話します。」
海風の目つきが変わった
神魔大戦とは、およそ500万年前 その名の通り神々(女神)と魔王との戦いの総称だ。
この戦いでは女神側が結果として勝ったのだが、途中死神が魔王側に寝返り、
女神側に多大なダメージを負わせた その結果 有力な女神はたくさん死んで
死ななかった女神も、もう力が残っておらず眠りについた。
そして、今 女神界では数人の女神しかいない。
海風も神魔大戦は経験していないが、先輩女神から話は聞いている。
そして、その話を聞いて海風は魔王軍、否女神軍を裏切った死神をとても憎んでいる。
「ヘルン 自己保身で嘘はつかないで下さいよ。」
「ええ 好きな・・・いえ恩義あるワタルに嘘は絶対つきません 例えボクの話を聞いて、
すぐにこの場で殺されようとワタルが決めた判断なら後悔はありません。」
「・・・ヘルン 俺はヘルンを許している 例え死んで行った女神が怒ろうと
俺は絶対にヘルンを殺さない それに出来れば仲間に入れたいと思っている。」
「ワタル・・・」
「そしてヘルン 別に言い直さなくてもいいぞ。
まあ少しこそばゆいが。」
「・・・・・」
ヘルンが顔を赤くして固まっていたので、
俺はある事をしてみた。
「ヘルン顔が赤いぞ どうかしたのか?」
ヘルンをいじめてみたのだ。
「ひゃ ふぃえ なんでもありません
そ それでは続きを話します。」
「あ ああ頼む(少し残念)」
ヘルンの動揺している様子をもう少し見たかったが、
隣の海風から何か危険オーラが見えたのでとりあえず辞めた(仕方ない)
「ボクが神魔大戦で魔王軍に寝返った理由は炎神 サラマンダー様に脅されたからです。」
「え?」
「はっ?」
ヘルンが言った瞬間 場の空気が凍った。
理由は海風の感情が昂ったからだろう。
現に額をピクピクさせている。
「ヘルン あなた先ほど私は言いましたよね 自己保身で嘘はつかないで下さいと。
それに兄さまにも誓っていましたよね 助けてもらった 魔王の思惑から解き放ってくれた兄さまに
嘘は絶対つかないと それなのにあなたは・・・
兄さま もう殺しましょう。 もし兄さまが嫌なら私がこの手で殺します。 良いですね。」
「おい 待て海風。」
やばい 海風が完全に怒っている。
学校で普段優しくて 怒らない 友達に寄り添う優しい人 才色兼備 可愛いで通っていた
海風 完全に怒っている しかも【殺す】という言葉まで使っている。
このままでは本当にヘルンを殺してしまう。
「そう思いますよね。 ですが、本当なんです。
本当にボクは・・・サラマンダー様に脅されて、しかたなく入ったんです。
そして、その後は魔王に記憶を消去され、呪いをかけられました。
・・・でも、信じられませんよね。 つい先ほどまで敵だったのですから。
しかもボクはアイシクル様とワタルを殺そうとしていた。
そんなボクを信じられませんよね。」
ヘルンは完全にあきらめているように俺は見えた
もう自分の気持ち、言葉、すべてが伝わらない
もう死んで良いと思っているように見えた。
「海風 もう少し話聞いてみよう。
もしかしたらヘルンの話が本当なのかもしれない。」
「へ? な何を言っているのですか?兄さま
まさかヘルンに何か呪いでもかけられてそんなことを。」
「違う 海風
確かに今すぐここで殺した方が良いのかもしれない。
だが、もし もし仮にヘルンが本当の事を言っているのなら 俺はもう少し話を聞いた方が
良いと思う。
それになんとなくだが、ヘルンは完全に魔王の支配から解かれたんだと思う
だから俺は、ヘルンを信じたい。」
「兄さまがそんなに・・・分かりました。
ヘルンを信じましょう。
ですが、兄さま 甘すぎますよ。」
「そうだな。 確かに甘すぎなのかもな。」
「それに・・・鈍感すぎますよ。」
「ん? 海風何か言ったか?」
「いえ それより早く続きを聞きましょう。」
「ああ そうだな
それじゃヘルン 続きをよろしく。」
「ありがとう ワタル。
本当にありがとう ボクを信じてくれて
でも なんでボクの事を信じれるの?
敵だったんだよ つい先ほどまで。」
今回も読んでくれてありがとうございます。
今回はヘルンの過去の話回でした。
読者の皆様はボク(ヘルン)が嘘を言っていると思いますか?
良ければコメントの方で自分の感想、思った事、回答をぜひお書きください。
よろしくお願いいたします。
あと アイシクル様怖い
そして、
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「死神ヘルンの今後気になる!
「ヘルンは可愛い!」
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