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死神大戦 3 アブソリュート・ゼロ   

昨日投稿しなくてごめんなさい

明日から毎日投稿がんばります!

「キミ 大丈夫?」


「ああ ありがとう 君こそ大丈夫k」

俺は、話しかけてきた少女を見た、その瞬間言葉を失った


背中には黒い翼

口には小さいが鋭く尖った牙

そして、


「ド ドラゴン?」

少女の後ろには、青と赤の二体のドラゴンが佇んでおり そのドラゴンは体中から血管が浮き出ていた

目も血走っていて とても気持ち悪かった


「すいません 君はこの辺の子かな?」

俺は、とりあえず勇気を出しこちらをニヤリと気味悪い視線で見てくる少女に聞いた


「ハハッ そんなわけないじゃん っていうかキミも分かっているでしょ

 私が誰なのか」


(まさか本当に でも探査にも引っかからなかった

 さすがに女神の探査から逃れることなんて出来ないだろう)


「キミ 考えていること聞こえているよ

 まあ一つ言うけど ボクあの女神より強いよ 」


「だってボク 死の女神だもん まあ元だけど」


死の女神と名乗った少女 いや死神はその後


「キミごめんだけど ここで死んで

 おそらくキミが死んだらアイシクルもボクの眷属になるか、死んでくれるかしてくると思うから

 そうしてくれたらボクももう一度女神に戻れるし」


「は? おいまて」

死神は俺の言葉に耳を貸さず


後ろに控えている二体のドラゴンに何かを伝えていた

そして、その瞬間


ガアアアアァァァ


耳をつんざくような声で雄たけびをあげ

二体のドラゴン俺に向かって走ってきた


「げっ やばい 俺では勝てない」

そう思い俺は海風に助けを求めることにした

だが、


バチッ


「痛っ」

俺は、海風に通信をしようとした時 バチッという音とともに体中に電気が走ったような

感覚になり軽い痙攣が起こった。

そのせいで体に力が入らなくなり倒れた


「え キミ助けを呼ぼうとしたの? ごめんごめん言い忘れていたけど

 結界張ってるから無理だよ それでもした場合は・・・まあ分かるよね」


やばい 助けを呼べないとなると絶対に勝てない

そもそも死神は元とはいえ女神だ しかも海風と同じ管理者女神序列第二位


「くそっ こうなったら少しでもあがいてやる

【中級氷魔法:アイス・ランス(氷の槍) 12連射】


俺が放ったアイス・ランスで二体のドラゴンの装甲を貫こうとするが

傷一つ付いていなかった


そして、

「レッドドラゴン ブルードラゴン あの男を殺しちゃって」

死神は笑いながら二体のドラゴンに命令すると

ドラゴンは立ち上がり 俺に向かって走ってきた

だが、そこまで走りは早くないので 俺の所にくるにはもう少し時間がかかりそうだ


その間に俺は作戦を立てることにした


(おそらく海風はさっき穴が開いた時に相当大きな音がしたから

 俺の方へ向かってきていると思う

 だが・・・それまで俺は耐えられるだろうか)


正直先ほども言ったがドラゴンの足は決して速くない

だが、早くないとはいえいつかは俺の所にたどり着く

すると今の俺には、あのドラゴンに対抗する手段がない 

それにもし、たどり着かなくても遠距離から魔法を撃たれるかもしれない


俺の勝ち目は薄い だが、

「海風に言ったもんな 絶対に耐える と 兄としての意地を張る と」


言った手前 無様に負けたり 相手に命乞いしたりしてはいけない

せめて負けるにしても、あがいて、あがきまくって 身も心もボロボロになるまでしないと

いけない。


「ハハッ キミ兄としての意地を張るとか 絶対に耐えるとか言っているけど

 ゴブリンにすら逃げてた人が何言っているの?

 まずここから逃げるにはボクを倒すしかないし ボクを倒すにはドラゴンを倒さないといけない

 それでも勝てる!とか 耐えられる!とか 意地を張る!とか言っていられるのかな?」


「くっ」

死神の言う通りだ 正直ここから逃げる以前に

今現在進行形で二体のドラゴンが向かってきている


俺は何とかアイス・ランスを定期的に放って進行を遅らせているが

いつまで持つか分からない 


それに、さっきにゴブリン討伐戦と落下軽減作戦で結構多くの魔力を使っているから

長くは持たない

 

だが、作戦はある

海風が来るまで耐えれば良いのだ

そう 死神と二体のドラゴンが少しの間でも動けなくさせられれば良い


だが、どうすれば良いのか

俺は 海風に習った魔法を思い出していた

攻撃用 副次効果 両方が付く魔法だ


正直このまま突撃してもすぐ死ぬだけだ

なら少しでも死神軍にダメージを与え

少しでも時間を稼ぐ それが狙いだった


そうして、2分程悩んだ結果思い出したのだった。


超級魔法 アブソリュート・ゼロ 


この魔法は神級魔法 アイス・エイジの下位互換だ

正直この魔法をこのまま使ってもドラゴンはともかく死神にはほとんど効かないだろう


だからこれに アイス・ブースト(氷属性能力上昇)を付ける

これをすればおそらく 倒せはしなくともダメージは与えられるはずだ


だが、本来ならこの後死神からの攻撃に備え アイス・フルアーマーなどの防御も

必要だろうが 魔力がもう無い


おそらく超級魔法を放った瞬間 俺は意識を失うだろう

そうしたら死神に殺されるか 海風が助けに来てくれるか どちらが早いかで

俺の運命は決まる


「死神 俺の最後の攻撃だ」


「ハア そうかい

 せいぜいすごい魔法放ってくれよ」

死神はなおもヘラヘラとした姿勢を崩さず ろくに防御もしていない

だが、まあそれでも防がれるのだろう なら


「やるだけ やってやる

【上級氷魔法:アイス・ブースト(氷属性能力上昇)

【超級氷魔法:アブソリュート・ゼロ(絶対零度)】 死ね 死神」


パシュン

その瞬間 時間が止まったような感覚になり

この場にいる 一神と一人以外のすべての生命が死んだ


「へえ~ なかなかやるんじゃんキミ 

 まさか レッドドラゴンとブルードラゴンを倒すとはね

 でも甘かったね まあそれだけボクが強いってだけだけど」


死神が俺に近づいてきたのを見て俺は絶望した・・・が



「兄さま 大丈夫ですか?」



俺の耳元で可愛い一人の女神の声を聞き


この戦いの勝利のを確信した   


そして、安心しながら意識を失った


はい!こんにちは!死神へルンです! 今回も読んでくれてありがとうございます。


皆さんに質問です


読者の皆様にとって 私(死神ヘルン)はどんな人物像ですか? (今までで)


「面白かった!」


「続きが気になる、読みたい!」


「海風の(女神の)戦い見たい!」


「兄さまは、大丈夫?」


と思ったら


下にある☆☆☆☆☆から、作品への応援お願いいたします。


面白かったら星5つ、つまらなかったら星1つ、正直に感じた気持ちでもちろん大丈夫です!


ブックマークもいただけると本当にうれしいです。


何卒よろしくお願いいたします。

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