表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

11/64

ハンスの気持ち 中編

毎日投稿がんばります!

この話は、中編です

後編は、後日投稿します

今日は、レイビス様の成人の日

私 ハンスは、この日の夜にレイビス様に自分の思いを伝えるつもりだった


「レイビス様 おはようございます。

 ラーモンド様が呼んでおりますよ。」


今日は、成人の日でレイビス様は、父ラーモンド様に呼ばれていた


「レイビス様 早く出てきてください」

いつもだったらすぐに

「は~い」と言ってすぐに出てくるのに

今日は、遅かった

今日が楽しみで昨日遅くまで起きていたのだろうか


「レイビス様 もう入りますよ」

さすがに遅すぎたので部屋に入るつもりで言った


すると、

「ああ ごめん ごめん 今着替えているから」

とレイビス様は、言った

私は、驚いた

でも、少し嬉しくもあった

レイビス様は、少し成長したな~と思った


いつもだったら自分から着替えるなんてしないのに


そして、ラーモンド様の部屋に行き

朝食を取り


馬車に乗って領内の教会へと行った


馬車には、私が御者を兼ねて一緒に行った

その間レイビス様に色々な事を聞かれた


魔法の事

教会の事

その中でも一番嬉しかった?のは、

私の名前を聞かれた事だった


レイビス様は、人の名前を聞くような事は、これまで無かった

レイビス様が、名前を知っているのは、せいぜいラーモンド様ぐらいだろう

そんなレイビス様に名前を聞かれたのだ


(これは、脈ありでは?)


と自分の中で思っていた。


3時間後、教会に着き

レイビス様は、神父に連れていかれた

私は、一人馬車の中で待機していた


それから5時間後


ラーモンド様が、仕事が終わり

教会に来た

それからすぐレイビス様の成人の儀式が終わり

教会から出てきた


レイビス様は、すぐラーモンド様に貰ったギフトを

報告しに行きました


その後

ラーモンド様と神父が何か話していたが

その時私は、気にも留めていなかった


その日の夜

私は、レイビス様の部屋へと向かった

もちろん告白するためだ

内心ドキドキして

今にも心臓が破裂しそうだった。


結果 告白は、出来なかった

レイビス様の部屋の一歩手前でラーモンド様に呼ばれた

そのまま執務室に連れていかれた

ラーモンド様が、なぜかいつもと違うように見えた


「ハンス騎士団長

 お前にやってもらいたい事がある」


私がメイドとしてではなく騎士団長としての命令だった


「はい なんでしょうか」


「やってもらいたい事とは、

 レイビスを殺すか捕らえてきてほしい」


「え?」

私は、自分の耳を疑った

(レイビス様を殺す?捕らえる?

 なんで どうして?)


「どうしてでしょうか?」


「レイビスが邪魔だからだ

 このままだとレイビスの発言力が増すからだ

 それにあんな強大な力

 とても見過ごせぬ」


「でも まだ子供ですよ

 それにラーモンド様のご子息では、ありませんか」


「これも 国のため アルス家のため

 我のためだ」


「でも」


「これは、命令だ 

 もしやらなければ

 お前を反逆罪として

 一族全員処刑する」


「わかりました ご命令にしたがいます」


「そうだ それでよい」


「では、失礼します」


私は、目の前が真っ暗になった


どうしてこうなったのだろう

レイビス様に告白するのがなぜ殺すことになったのだろう

なぜ なぜ なぜ


どうして




はい! こんにちは! 霧ともです

今回も読んでくれてありがとうございます

果たして、この後ハンスは、どうなるのか

ハンスの恋は、どうなるのか


続きが読みたい人は、

ブックマーク登録 感想 評価 お願いします

by死神ヘルン



【氷の精霊剣士の異世界転移】のURL↓


https://ncode.syosetu.com/n7710gy/





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ