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竹取の翁は光る竹を振り回したい

作者: しいたけ

 今は昔、竹取の翁という者ありけり


「どれ、今日も竹を取りに行くか……」


 翁が竹藪で手頃な竹を探していると、目の前に光る竹が現れました。


 節の一つが輝かんばかりに光っており、翁はその美しさに思わず『振り回したい』と思い、根元から竹を切りました。


「振り回すなら……ダンジョンか」


 翁は光る節の上で竹を斜めにカットし、竹槍を拵えました。そして竹槍一つでダンジョンへ向かいました。



 竹槍はダンジョンでも見事に光り輝き、薄暗い迷宮を明るく照らします。


「グルルルル……!!」


 おおっと、翁の目の前にコボルトが現れました!サプライズドユーです。


「小癪なコボルトめ……!」


 翁は竹槍を突き、コボルトの心臓を一突き! 深々と刺さった竹槍はコボルトの体内を明るく照らします。



 翁はダンジョンの奥深くへと進みました。途中でお婆さんが作ってくれたオニギリを食べ、気合十分です。


 邪悪なオーガや狡猾なサイクロプスも一突きで絶命させ、翁のレベルが鰻登りで上昇していきます。


「ワシ……最強……!!」


 しかし戦闘を重ねる毎に竹槍は確実に痛んでいきました。


 そしてついに竹槍は割れ、中からなんと非常に可愛らしい光り輝く女の子が現れたのです!



「…………ココ……どこ?」


 かぐや姫は眉をひそめました。

読んで頂きましてありがとうございました!!

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― 新着の感想 ―
[良い点] 日本童話が元でありながら、横文字が差し込まれていくのがとてもシュールでなんか好きw [気になる点] オチがちょっと物足りないないなぁと。唐突に思いついた続きを書いてしまうと、「突然現れた女…
[一言] かぐや姫として転生したらいきなりダンジョンの中だった件(迫真)。
[良い点] ずいぶんと好戦的な翁ですね笑 なんだか不思議なダンジョンみたいな雰囲気でした。 [気になる点] 翁が自分の竿を振り回す話だと思っていました( ノ^ω^)ノ
2020/04/29 09:58 退会済み
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