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コールマン・ホーキンス『ジェリコの戦い』

 来たぜ。コールマン・ホーキンスのアルバム『ジェリコの戦い』が。以前、ジャズ喫茶のマスターに勧められて、店内ではじめて聴いたのですが、近くの店にCDが売っていなくて、いつか必ず買おうと思っていました。この前、ネットで注文したら、ついにやってきました。僕の愛しのジェリ子……(人名じゃない)


 ジェリコの戦い。ジェリコは、都市の名前です。旧約聖書で、モーセの後継者がジェリコという街を攻略する戦いの歌を、ジャズにしたものです。元は黒人霊歌で、宗教的なソングだったんだすね。


 「ジェリコの戦い」は1962年の録音ですけど、聞いてまずすんごいと感じるのは、ベースですよね。すごくひずんでいて、ビートが効いている。それにベースを弓弾きしながら、ハミングをユニゾン(ふたつの楽器(あるいは歌声)の音が同じ高さ、あるいはオクターブ差で合わさること)で口ずさむので、ベースの音色が歌っているようで、良い意味でゾクゾクしてきます。

 コールマン・ホーキンス、渋いですね。いがらっぽくしゃがれたテナー・サックスの音色が男らしくて格好いいです。


 コールマン・ホーキンスと言ったら『ボディー・アンド・ソウル』で、ジャズ・バラードの奏法を確立した偉人です。


 このアルバムの正式名は『HAWKINS! ALIVE!』ですが、一曲目の『オール・ザ・シングズ・ユー・アー』も良いですね。


[追記]

 コールマン・ホーキンスって、元々スウィングジャズの人なんですよね。

              (2017.10.22)


 今この文章を読むと、ホークのことを分かっていないな、と思ってしまう。おそらく、未来の自分は、この追記を見て、お前だって分かってねえ、と言うことでしょう。まず第一に今の僕だったら、まずホークと呼ぶ。ホーキンスだなんてよそよそしい呼び方はしないのです。冗談はともかくコールマン・ホーキンスはやっぱり「ボディ・アンド・ソウル」。渋いジャズバラードが一番好きです。(2019.2.4)

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