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キャノンボール・アダレイ「マーシー・マーシーマーシー」

 書きたいレコードや曲は沢山あるのですが、もう少し、聴き込んでからと思ってしまって、なかなか書けないでいます。まずセロニアス・モンクの「ソロ・モンク」の「ダイナ」を書きたい。ところが、もう少しモンクについて考えてから書きたいという感じです。


 キャノンボールでまたひとつ、と思いまして、それでも「枯葉」だけは取っておこうと。そうすると、ひとまずゴスペル調の「マーシー・マーシー・マーシー」でいこうと思いました。


 キャノンボールは、軽いとか明るいとか言われやすいんですよね。ジャズの偉人になれなかったのはその軽さのせいだ、と。でも、僕はキャノンボールの軽快さや明るさが好きですし、第一、本人があまりにも楽しそうに吹くもので、その人柄までに想像してしまいます。彼は充分、ジャズの偉人なのです。

 ジャズって、どちらかというと憂鬱なブルースっぽい曲が賞賛される傾向にあります。実際、そういう方が深くて、感動も強いのですけど「とにかく楽しいジャズ」というのもあって良いではないか、と。

 キャノンボールは、ファンキージャズの代表であり、どうかすると「ファンクの商人」と揶揄されます。

 そんな時期の名曲です。ピアノはジョー・ザヴィヌル。曲は「マーシー・マーシー・マーシー」1966年のヒット曲です。


 ちなみに、ザヴィヌルは日本のラーメンが大好きなピアニストです。

 キャノンボールもまた大食漢です。


 ゆったりとしていて、聴きやすい曲です。教会の雰囲気すら連想させるゴスペル調の名曲。なんだか懐かしさを感じる暖かい曲です。それにしても、観客の盛り上がりがすごいですね。

 これはジャズが苦手な方もすぐに入り込める世界ですよね。すごくムードのある曲です。このアルバムの他の曲はもっと元気の良い派手な曲ですけど、いずれにしても、やっぱりムードがあって聴きやすいですね。

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