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其ノ貭



おお、本当だ。あいつの友達から『渋柿のように渋りやがったら、暇の一言で元通りだよドッキュゥン☆』って言われた意味がやっとわかったぜ。やっぱリサーチって大切なんだな偉いぞ俺vV(ぴーすぴーす!


まあ、そうやって緋緒をからかっている友達も友達か。えーと、あれだあれ、類は友を呼ぶ?

「って、おおお俺はあんなのとは類友じゃねぇからなぁぁあ…ってキャラ崩れたおうまいがっ!」


「…ねえ、一人ノリツッコミはやめてくれないかい?君は君で寂しいのかもしれないが、見ているだけの私はもっと寂しい。まるでウサギさんのように、君の放置ぷれいのせいでこの世からサヨウナラしてしまうかもしれないじゃないか。

俗にいう、ブロウクン☆ハァトだよ」

「それは失恋だ」


なんか、こいつと話してると自分が更に馬鹿になっていくような気がするな。

なんでこんな奴が学年一位なんだろ……ぐすん(遠い目



キーン コーン カーン コォォン――



って、予鈴鳴ってんじゃねーか。そういやぁ、次の時間って数学の小テとかいうもんがあったなー☆


「えぇぇえぇえ!じゃっ、じゃあ考えといてくれよ!?」

そう言い残し、取り敢えず公式を詰め込みに自分の席へと戻った。


緋緒も同じく慌て出した…わけはなく、一瞬目を見開いてクックッと笑いながら

「あいつ馬鹿だ。馬鹿だ!ヒャッヒャッヒャッヒイィー!!」


…心外だ。ていうか最初の大人しい『クックッ』は何処行ったんだよ!?

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