其ノ弌
…なぁ、地球割ってみねぇ?
その言葉から、私の心の翼は羽ばたき出したんだ。
「てゆーか、マジだるいんですけどぉー。なんかー、マジないしー、みたいなぁー?」
教室でそんな言葉を大声で発しているのは、私こと星染 緋緒。
ちなみに今日のファッションは膝下スカートに黒髪三編み、丸メガネ。
…いや引かんといて下さいよ、暇だったんだもの。
まずは、客観的に見た私を紹介しよう。ということで、みんなに私のことを聞いてみよー、イェェエ!☆
A君『頭いいよなー、学年一位キープだし。でも変人』
B君『こっ、この前のメイドは萌えました!かわゆす!!でも変人キタ―(゜∀゜)―』
Cちゃん『親しみやすくて、友達思いのめっちゃいい子。けど変人だね』
Dちゃん『面白い発想とファッションセンスやで♪ま、変人やけどな』
とのことですね!
ちっちっち、まぁーったくみんな、私のことをわかっていないねベイベ☆(きらんッ
それでは、自分で見た自分像を紹介しようかな。
私を表すには一文字で事足りる。それは【暇】という文字。
【暇】だから、それを潰すために勉強している。学年一位キープの理由は、ただそれだけ。
【暇】だから、それを潰すために肌の手入れやメイク研究をした。可愛いと言われる理由は、ただそれだけ。
【暇】だから、ファッションとかで遊んでいる。ただそれだけ。
…あれ、親しみやすいと友達思いと面白い発想の説明がつかないよ!どーしよ、どーすんの、私!!(Li○eカードプリィィイッズ!)
続くゥ!☆