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最初から最強ライフ  作者: 幽夢
追放編
14/113

第十一話 戦闘のない1日

ここから2章です

 ドラゴンを討伐してから学校に帰ると午後4時を過ぎていた。それなりに疲れてはいたのだが神様と迅に絡まれた。


「お、アキー、デートどうだったん?」


「いやデートじゃないし。大変だったよ。」


「むむ?アキの元カノに遭遇して修羅場・・・みたいな。」


「僕は何があったのか全部知ってるんだけどねぇ。」


「元カノとかいないし松本さんとはそんなんじゃないし。あと神様は俺を監視でもしてるのかよ。」


本当に悪趣味だからやめてほしいものだ。


「いやいや、いつどこにでも在りいつどこででも消えることができるのが僕だからね。そりゃ何でも知ってるさ。」


「実際は何があったんだよ。俺だけわかってないんだけど。」


そういえば迅だけは知らなかったか。


「やれやれ、説明するのがめんどいな。神様わかりやすく頼む。」


「三行でよろしくねー。」


「デート

 ドラゴン

 討伐」


「神様にもそういうネタ通じるんだね。」


「2回目だがデートじゃないから。」


「2回目って・・・デートが?」


「指摘するのがね。」


まったく・・・俺の親友はこういう絡み方をしてくるくせになぜか人気があるんだよな。


「石田くーん、ご飯どうするっ?」


なんというかタイミングが悪いよなぁ。


「お、お、よく来たね松本さん。」


「神様よ、ここはあんたの教室ではない。」


「そこは俺も同意。で、ご飯どうするってどういうことなん?」


ニヤニヤすんなよ。あとご飯どうするとはなんだ。


「ん?いや、ドラゴン倒したしご飯豪華にしないとなぁって思って。祝勝会ってやつだよ!」


「お、おおう。めっちゃ張り切ってるね。」


「僕たちもお呼ばれしてもいいかな?」


「もちろんいいですよー。ステーキとか買っちゃおうか。」


「あぁ、ある程度は僕が用意してあげよう。神様のスキルでね。」


「じゃあ7時になったら再集合ってことでいいですかね?それまではのんびりしておきましょう。」


「おっけー。神様の用意してくれたものに足りないのがあればポイントで買おうか。」


「多分ないけどね。」


「俺ほとんど関係ないけどいっちゃうよ!」


まぁいいだろう。


「うん、大丈夫だよー。じゃあまたー。」


ガシャン


ドアがしまった瞬間・・・


「ほらほら、絶対いい感じだって。好意もない男子と2人っきりでご飯食べようとか思わないってば。」


「そうそう、あそこまでいい子なんて天界でもなかなかいないぞこの幸せものめ~。」


神様最初はこんなノリじゃ・・・こんなんだったな。


「こんなんとは何だこんなんとは。実際戦ったらめっちゃ手加減しても僕の方が強いからね!」


「それは神様一人でこの状況を打開できるってことか?」


「今よりもう少しだけ魔力が増えればいけるかな。」


「魔力?どういうことだ。」


「アキもわからんのか。奇遇だな。」


奇遇の使い方これでいいのかね。


「まず僕本体がこの世界にくるのにバカみたいに魔力を使う。滞在するのにも使う。ここに来た時点でもはや一切の魔法が使えない。3分滞在したら強制送還だよ。」


「つまりあれか、ウ●トラマン。」


「そうだね。」


「今の神様って実体なき分身だろ。どうやってご飯食うんだ?」


「そりゃぁ実体持ってくるさ。」


「カップ麺すら食べられねーじゃん。」


迅よ、それはカップ麺だからであっておにぎりならいける。


「いや、普通に体分割してもってくるよ。何の能力もない体にすればいいんだから。神だからこそ必要な魔力が大きいんだ。」


「あー、人間化するみたいな?」


「そうそう。」


「俺は7時までだらごろするから適当に喋ってていいよー。」

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