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気がついたら魔王にされていた!?
突然辺りに強い光を感じた。
「うっ!なんだ!」
真生はあまりの眩しさに、思わず目を細めてしまった。
強い光と同時に辺りから、まるで雄叫びのようなものが聞こえる。
少しずつ光が弱まっていき、辺りが見えるようになってくる。
「なんなんだ、いったい!」
真生の目もだんだんと慣れていき、少しずつ目を開ける。
その光景を見て、真生は驚愕した。
今まで見たこともないような場所で、化け物のような姿をした者たちが、こちらを見て雄叫びを挙げていたからである。
「え!?なに?これ?」「どこ?ここ・・・」