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花の歌声と精霊の祈り  作者: 衣緒
青年編
39/74

学園祭準備

 「…ごめんなさい、カシア」


 突然始業式の後ヨリに謝られ、はてなんのことかと首を傾げる。


 「実は、わたくしカシアが宿題終わらなかったのではないかと思って、『ヨリ、宿題写させてー!』と言ってくるのではないかと思っていたのです。失礼な予想でしたわね」


 当たってる。たまたまセランが来てくれたからそうならなかっただけの話だ。でも、ここは-


 「もーぅ、ヨリってば!私だってやればできるんだよ!」


 せっかく宿題終わってたんだしカッコつけさせてもらお。セランありがとう。


 「ふふ、そうよね。結局クレープの試作、全部夏休みの間にやってくれたみたいだものね。ありがとう、カシア」

 「えへへ、やり始めたらなんか楽しくなっちゃって」

 「あらぁ、それは、セラン先輩と一緒に作ったから?」

 「?!え、え、なんでそれ知って-」


 そこまで言ってからふと気づく。言ったヨリ本人が目を丸くしてることに。や、やられた。


 「きゃー!カシアってば、セラン先輩とおうちデートをまたしたんですのね?!」


 簡単にカマかけに引っかかってしまった。薬膳クレープの試作のときの他にも味の相談をした流れで一緒にクレープ作ったのはヨリにも言ってなかったのに。

 どう反応しようかと迷っているうちに学園祭の看板作りをしていたクラスメイトに呼ばれる。


 「ヨリー、カシアー、ちょっと来てくれる?」

 「今行くー」


 メニューの看板も作ってくれて、だんだんたべてくれープが形になっていく。わくわく。


 た べ て く れ ー プ

  <お食事系>

  ツナサラダ

  ハムチーズ

  

  <スイーツ系>

  チョコバナナ

  アイス

  チェリーパイ

  

  <オリジナル>

  薬膳クレープ(疲れた目を癒す)

  ハスのスープ(リラックス)


 「そういえば買い出し班は順調?」


 看板班のリーダーをしてる生徒から聞かれてヨリを見る。ヨリはクラスチャットでまとめ役をしてくれた流れでクラスの統括をしてくれているのだ。


 「ええ、ツナやアイスの日持ちするものはもう購入済で、生ものは当日学園まで配送してもらう予約が取れていると聞いてますわ」

 「薬膳クレープの菊の花とハスも収穫済みだよ。クコの実は季節の都合で乾燥させたものも用意してあるから当日は少し水で戻してから使う予定」

 「それならよかった。いよいよって感じだねー」


 もうすぐ学園祭。セランにもパパにも来てもらいたいな。


いつも読んでいただきありがとうございます!

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