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見た目は一寸《チート》!中身は神《チート》!  作者: 秋華(秋山華道)
魔界編
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予感と大聖への襲撃

言霊というモノがある。

不吉な事を言ったらそれが本当になったり、何かの世界で成功している人は、子供の頃から絶対に成功すると言い続けていたり。

フラグというモノもある。

最後の戦いの後に楽しい事や嬉しい事をしようと言ったら死ぬのを、死亡フラグと言ったり。

虫の知らせというモノもある。

何時もとは違う何かが先の重大な出来事を伝えてくれたり。

正夢というのもある。

夢に出て来た誰かに実際に会ったり、見たものが本当になったり。

今回はそのどれでもない『予感』だった。

そして『備え』だった。


魔界の海中を行く旅は続いた。

町もオアシスも何もない。

ただ戦いだけがそこにはあった。

「なんかヤバそうなのがそっちに行ったぞ?」

「気を付けてください!そいつ毒を持ってます」

「そいじゃあ金魚殿を生贄にするぞぃ」

「いやぁー!噛まれるのは痛いんだよ!」

「その前に斬れば終わりピヨ」

こんな感じで面白おかしく旅は続いていた。

そして俺は人間界でも大忙しだ。

資幣はみゆきの通う学園で教師をしているし、それ以外の時間はメール暗号化サービスの会員登録業務。

傭兵隊は有栖川との準専属契約が無くなっているから、もっぱらギルドのクエストをこなしていた。

大聖の方はオーガ王国のサポートをしていて、風里や悟空の手助けをしている。

他にもドワーフのドズルに仕事を与えなければならないし、元悪魔のアダマンタイトゴーレムは五百以上数を増やした。

これで元悪魔の蘇生も残り僅かだ。

神武国の元警察予備隊隊員は大聖の私兵とし、新たな五百二十四体を隊に入れて防衛隊とした。

そして西園寺から預かっている望海には勉強を、弥生にはちゃんと自分の力で望海が守れるよう特訓をしていた。

弥生は金魚の従妹でもあるからね。

できる事をしてやろうと思った。


魔界では戦いが続き、気は抜けないが正直少し飽きてきた所だった。

こういう時はいつも何かが起こる。

思った通り目の前には大きな海の落とし穴があった。

最初に見つけたのよりも圧倒的に大きい。

直径十メートル以上はある。

これだけ大きな穴があるなら、此処を通る大きな魔物もいるのではないかという予感があった。

でも先日俺は準備をしてきた。

水中でも陸上と同じように戦えるように。

思った通り、間もなくそいつらは現れた。

あれ?そいつ『ら』って、複数?

現れたのはヨルムンガンドよりも大きなシーサーペントとリヴァイアサンだった。

それぞれ体長は八十メートルに百メートルといった所か。

この三種の魔獣は似ているが、ヨルムンガンドが毒蛇なら、シーサーペントは海を行く龍で、リヴァイアサンは海獣だ。

当然蛇ごときよりも龍や獣の方が強い。

特にリヴァイアサンはクラーケンに匹敵するとさえ云われており、伝説の魔獣の中でも上位である。

見た目はどちらもドラゴンとは違う龍に似ており、長い体に小さな手足がある。

それがより泳ぎに特化したヒレに近いのがリヴァイアサンで、その分体が太く重量感がありパワーが強い。

「どっちの方が強いかのぉ」

「こっちのリヴァイアサンの方が強そうだ。しかも俺が見た所、バクゥとスフィンクスに次ぐ強さがあるぞ」

「つまりわしが一人で戦う相手としては最強じゃの?」

つまり戦わせろって事だな。

「リヴァイアサンは環奈が戦いたいようだ。みんなはシーサーペントの方を頼む」

「分かりました。勝てなければ次はわたくしですよ」

「金魚は別に戦いたくないんだよ」

「うちは環奈親分の戦いを見てるピヨ」

シーサーペントの相手はほぼエルに決まったか。

まあこちらは優位に戦えるだろう。

しかし環奈の方は‥‥ペンギンだしなぁ。

やってみないと分からない。

ペンギンに変化した環奈は、まるで水陸両用のアレのように頭から突き進んでいった。

速いぞ。

この動きならスピードで負けていない。

背中に黒死鳥の翼もあるが、月の刀を持ったまま上手く閉じているので動きへの影響も小さいようだ。

サイズに差があり過ぎるから、致命傷を負わせる一撃は絶円しかないだろう。

ジワリジワリとダメージを与えつつチャンスを窺うか。

リヴァイアサンの攻撃は主に尾と歯、それに吐く炎のブレス。

水中でも燃える炎の威力はすさまじく、環奈にレジストは無理だろう。

イフリートの衣装効果は環奈に付けるべきだったか。

アレならレジストできただろうに。

とはいえ水中移動能力は圧倒的こちらが上だから、ダメージをより与えられそうなのはペンギンなんだよなぁ。

とりあえず今の所は集中を切らさなければ、勝機は十分にあると言えそうだ。

一方シーサーペントの方だが、流石のエルでもやはり水中戦闘では敵に分があるか。

雷剣を使うにしても敵も元気だ。

レジストしてくるだろうし現状は倒せないだろう。

環奈がダメージを与えてエルがとどめを刺せばいい感じなんだが、協力して戦って勝っても嬉しくないのかもな。

でも思うんだけど、少なくとも今二対二で戦えば普通に勝てる。

人間って何気に基礎能力は低いけれど、向上心と協力する所に強さがあるんだよな。

環奈は黒死鳥でエルはエルフだけどね。

「環奈親分は移動しながらも朔刀で地味にダメージを与えているピヨ」

「エルグランドさんは元々水の魔法が得意ですから、フィールドのデメリットを打ち消しているんだよ」

どちらも水中戦をモノともしていない。

エルは複数の思考で更に対応力が上がっているし、環奈の変化はどうやら正解だったようだな。

それでも本来なら環奈はリヴァイアサンには劣るはずなのだ。

お互いが得意なフィールドだったとしても、魔力では環奈の方が負けているのだから。

武器のおかげとも言えるけれど、この体格差はそれだけで埋められるものではない。

リヴァイアサンは全長百メートルにも及ぶ海獣で、環奈はそもそも戦いに向かないペンギンの姿で人間サイズ。

ただ一点小さい事が有利になるのは、魔力を凝縮して使える事。

体が大きいとその分魔力利用が分散するんだよな。

つまり魔力効率が悪くなる。

魔力を集中的にコントロールできる器用な奴がいたら、おそらく全く歯が立たないだろうけれど、体が大きいヤツにそれは難しい。

例えば掌で蚊を捕らえる事はできるが、指で捕らえるのは難しいでしょ。

尤も、体がでかい分基礎能力は高いわけだから、体が大きい事が不利にはならないんだけどね。

魔力は小さい方が使いやすいってだけの話。

つまり魔力が高い者同士の戦いの場合、魔力が高ければ高いほど体の大きさなど身体能力の差は埋まっていくという事。

環奈の地味な攻撃に、リヴァイアサンの体のあちこちから体液が染み出てくる。

戦闘中は当然ライトをつけているわけだが、透き通った海が少し濁ってきていた。

更にエルの方は泡で視界が悪そうだ。

それでもしっかりとエルはシーサーペントを認識しており、完全に優位に戦っている。

得意の地属性魔法で地味にダメージを与え、どこかのチャンスで雷剣だろうな。

でもまずは環奈の方で決着がつくまで待つだろう。

それくらいの余裕がエルには見て取れた。

そして環奈の戦いも余裕があるように見える。

実際は紙一重の戦いなのだが、環奈は無傷だから。

一発敵の攻撃を食らえば致命傷になり得る戦いだから、無傷が楽勝という訳でもないのだけれどね。

環奈の魔力が徐々に高まってくる。

リヴァイアサンに与えるダメージも徐々に大きくなってきた。

俺は環奈の戦いに別の何かが介入してこないよう細心の注意を払う。

弱い魔獣でも環奈の集中を切らす要因になり得るのだ。

それが命取りにはならないとは思うが、何もないに越した事はないからな。

環奈が地面へと下りて三日月刀を構えた。

さあ来るぞ。

当然リヴァイアサンも分かっているだろうが、何やら動きが鈍い。

邪眼で確認した所、どうやら朔刀の地味な攻撃の中にダークバインドを付与していたようだ。

完全に動きを封じる事はできないが、ほんの少しだけ動きを鈍らせる事くらいはできるだろう。

そしてそのわずかな差が勝敗を分ける戦いなのだ。

「絶円!」

環奈の三日月刀がリバイアサンの首を落とした。

魔石が自動回収されてきた。

「やったな環奈」

「流石環奈親分ピヨ!楽勝だったピヨ!」

「凄いんだよ。強すぎるんだよ」

「ふぅ‥‥結構疲れたわぃ」

言葉通り、環奈はかなり疲労しているようだった。

絶円はかなりの体力と集中力を必要とするだけでなく、多くの魔力を一気に消費する。

相手なりに必要な魔力は調整しているからバクゥの時のように気絶したりはしないが、決められなければ状況は逆転しかねない技だ。

そういう意味でも紙一重の勝利なわけだが、皆には環奈が楽勝したように見えるのだろうな。

俺はリヴァイアサンの魂と死体を回収した。

「どうやら環奈は勝ったようですね!ではわたくしもソロソロ決めに行きますよ!」

今度はエルの番か。

こちらは環奈と違って本当に余裕が見て取れる。

敵が逆だったらどうかは分からないけれど、おそらくそれでもエルが負ける事はないだろう。

思考も増えて、それを試しながら遊んでいるようでもあった。

エルが魔法を放った。

自ら結界を張って自分とシーサーペントを閉じ込める。

他に雷撃が広がらないようにする余裕があった。

それでもまっ、一応こっちでも結界を張ってガードはしておく。

おそらく大丈夫だとは思うけどね。

「雷斬剣ぶつ切り!」

こりゃまた我ながらよく切れますなぁ。

剣ってのは普通なら打撃武器なんだけど、ダイヤモンドミスリル製ともなれば斬れる斬れる。

かなり力を入れて作ったからなぁ。

そして水の中でもエルは雷撃を上手くコントロールしていた。

これはおそらく思考の一つを雷撃コントロールに集中させた結果だろう。

何にしても、先日のパワーアップは環奈共々成功と言えるかな。

俺はシーサーペントの魂と死体を回収した。

「じゃあ一旦休憩にするか。流石に環奈は疲れただろう?」

「そうじゃのぉ。そろそろ限界を感じておるわぃ」

「環奈親分に限界なんて無いピヨ。まだまだもっと強い魔獣も倒せるピヨ」

陽菜の言う通りであればいいけれど、やはり本人は限界が見えてきているようだな。

でも大したもんだよ。

苦手の水の中で伝説の魔獣を倒したんだからな。

俺なら正直魔力で負けている相手に挑むのさえ躊躇されるよ。

「とりあえず今日は此処までにするか。無理はいかんよな」

なんとなくそうするべきだと思った。


その頃神武国の大聖の元に襲撃者が訪れていた。

丁度日が落ちて暗くなった時間だった。

「お前たちには死んでもらう!」

大聖の俺は、丁度役所一階でメール暗号化の受付処理をしている所だった。

いずれこういう日が来る事は予想していた。

既得権を奪われれるとなれば人も殺す。

そんなのは転生前の世界でも同じだった。

「やれやれ」

予想通りで面倒だな。

それにしても結構強い刺客だ。

ドラゴンクラスの部隊を送り込んでくるとは、万全を期していると言える。

ただ、それは相手が普通の国や組織だった場合だ。

神武国はこの程度では揺らがないんだよな。

「津希!相手してやってくれ。防衛隊もよろしく」

「殺してもいいんですよね?手加減しても殺しちゃいそうなんでw」

「ああ。だから俺は戦わずに魂回収をするよ」

「了解しました!あははっ!」

津希の相手をしたやつは可哀想だな。

防衛隊の面々は魔力的には相手と五分だから、殺してしまう事も少ないだろう。

ただ体は皆ドズル印のアダマンタイトゴーレムだから、兵器なんだよね。

生身じゃ勝てないよ。

おっと敵のボスらしきヤツは流石に強そうだな。

「不動!アレはお前じゃなきゃ捕らえられないな。やってくれ」

「多少はやりそうだな」

多少強くても不動にはかなわないよ。

魔力もさることながら、体はダイヤモンドミスリルだからなぁ。

一応誰でもウエルカムな国だから、相応に敵襲や犯罪に対応できるだけの力も準備はしている。

ただ思ったよりも強い戦力を動かせるんだな。

国のトップ戦力でこれまでちゃんと把握しているのは御剣くらい。

王は魔王クラスの強さを持っていたけれど、兵隊はマスタークラスだった。

おそらく今回の襲撃は、狙ってきた場所を考えると九頭竜か。

流石は四大国の一角と言った所。

まだそうと決まったわけじゃないけれど、捕らえた魂に聞けば分かるだろう。

「くそっ!こいつら強いぞ!」

「これほどの戦力、何処から集めてきた?!」

いや悪魔の魂を使って作ったゴーレム人間なんだけどね。

今日残り三十二の悪魔の魂を蘇生させて、これで全て捕らえた分は蘇生し終えるよ。

比較的戦闘力の低い穏やかな面々が残ったので、概ね男は研究チームとして、女は世話係メイドチームにしておく。

世話係メイドチームは津希の管轄にして、研究チームは乱馬の助手や俺の欲しいアイテム開発者としてゴブリン洞窟へと送るかな。

尤も、穏やかと言っても元悪魔戦闘員なので、ドラゴンクラスの強さはある。

しかもドズルたちドワーフ特製アダマンタイトゴーレムな体だから、戦闘員としても十分なんだけどね。

何にしても、数分でほぼ襲撃者は鎮圧できたようだ。

「くそっ!本気でやってやる!」

刺客の一人がそう言うと、姿を変えていく。

どうやらドラゴンが人間に変化していたようだ。

「ちょっと待て!みんな部屋から出ろ!こんな部屋の中で元の姿に戻ったら‥‥」

俺は瞬時に外へと出た。

この建物、ちょっとやそっとじゃ壊れないように、強力な魔力によって超絶結界が張ってあるんだよね。

ドラゴンに戻れば建物ごとぶち壊して外に出られると思ったのかもしれないけれど、そんな事すると押しつぶされて死ぬよ。

まあ俺たちは硬いから潰される事は無いだろうけどね。

行き場を失くした体が潰れ、ドラゴンの血肉は部屋の外に噴き出した。

「魂と魔石、ついでにこの血肉も全部回収っと‥‥室内も掃除できて一石二鳥だな」

結局三十人の襲撃者がいたわけだが、その内ドラゴンに戻って死んだのが一人、人間の姿のまま死んだのが十三人、捕らえたのが十六人だった。

捕らえた中には、不動が相手をしたボスらしき者も含まれていた。

「聞くだけ無駄だと思うけど、誰に頼まれてこんな事をしたんだ?さっきドラゴンに戻ったヤツは翼龍の姿をしていた。かといって翼龍王国の仕業ではないだろう?」

「この国の兵隊はどうなっているんだ?俺たちドラゴンなんだぜ?何故これだけの人間が此処まで強いんだ?」

答える気は無しか。

後で死んだヤツの魂をスマホに憑依させて聞くか。

しかしこんな戦力でやってくるんだな。

そしておそらく、今回のが翼龍って事はまだ上があり得る。

ヌッカの店の方も少し守りを固めておくか。

伊集院領内だから下手に騒ぎを起こさないとは思うけれど、此処に来たならあっちも襲撃される可能性はある。

依瑠一人でも倒すのに問題はないだろうが、従業員三人を守るとなると戦いづらいだろう。

ヨルムンガンド、リヴァイアサン、シーサーペントと結構強力な魂も手に入ってるし、今回の刺客である翼龍の魂の中で使えるヤツがいたら、依瑠の元で戦闘メイド部隊として使ってやる。

伝説の魔獣たちの名前はそれぞれ『安藤(アンドウ)』『愛神(アイシン)』『杏奈(アンナ)』にする事にした。

愛神と杏奈は子供型にする。

自分が子供をやっていてメリットも感じるし、素材の使用を抑えたい所もあるからね。

それにしても俺のやっている事はどうなんだろうか。

生き返らせてやるのは良いかもしれないけれど、倒した相手は強制的に俺の兵隊となるわけで。

納得できないヤツはそのまま成仏させてやったりもしているし、一応本人に了解は得ているし良いか。

俺は深く考えるのを止めた。


この後襲撃者を調べた結果、やはり九頭竜が関係していそうだという事が分かった。

翼龍の一部は使役されており、その相手が九頭竜の関係者だったからだ。

多くの翼龍はただボスに従っただけでその背後については知らなかった。

ボスを殺して魂に聞けば分かるのだけれど、聞くために殺すというのもどこか抵抗があった。

かといって逃がすのも問題があるし、魔力を抑える超強力な結界が張られた牢に入れておく事にした。

他を含めて十六人もどうしたらええんかね。

愛洲が迅雷をすぐに開放した気持ちが分かったかもしれない。

生まれ変わる前の世界、日本でも外国人犯罪者を不起訴にして逃がす事多かったもんなぁ。

処刑するなり逃がすなりする方が確かに楽だよ。

とりあえず今回の一件は公にはしなかったし、ならなかった。

襲撃されるのが神武国のこの場所なら、対応は難しくなかったからね。

でも民に何かをしたり、弱い者を狙うような事が有れば公開して容赦はしない。

その辺り軽く魔法ネットワークを使って表明しておいた。

さて次があるとしたら、更に強力な戦力を向けてくるだろう。

或いは今回の件に懲りて、もう二度とこのような事をしないでくれれば助かるんだけどね。

甘い期待だとは思うけれど。

大聖の俺は念の為に、早速対応に取り掛かるのであった。

2024年10月5日 言葉を一部修正

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