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見た目は一寸《チート》!中身は神《チート》!  作者: 秋華(秋山華道)
魔界編
53/184

ヨルムンガンドと仲間のパワーアップ

人間は、宇宙に行くよりも深海に行く方が難しい。

俺が死ぬ前の世界ではそう言われていた。

でも転生先の世界ではそうでは無かったし、魔界だとそれは簡単な事なのかもしれない。

常識なんて全世界全宇宙から見れば無きに等しいもの。

絶対なんてものはやはり存在しないのだろう。

それでも自分の想いは絶対だと信じたいな。

「うぉー!ずっと魔界にいるからみゆきパワーが圧倒的に不足している!誰か癒しをくれないとケツからウンコが出てきそうだ!」

「それは普通じゃのぉ」

「そんなに会いたいなら、策也ならひとっ飛びじゃないんですか?」

「会いに行けばいいピヨ」

確かにその通りではあるんだが、資幣では毎日会って話もしているし、なんか自分に負けた気がして嫌なんだよな。

それに冒険に出たら、何かない限りは戻らない方がそれっぽいでしょ?

そんなわけで俺は我慢するのだった。

超深層な海の中を、眠りたい時に眠り、進みたい時に進む事何日か経っていた。

一応時間なんかは魔法でちょちょいのちょいと分かったりするのだけれど、ここにいるとそれを知った所で意味はない。

ハッキリ言ってずっと闇の中。

目を凝らせば全く見えない訳でもないのが逆に不思議なのだけれど、夜空に星が輝くように、深海にも何か光るモノがほんの僅かな視界を与えてくれていた。

ライトをつける前にそんな海の中を眺めていると、光の粒が一ヵ所だけ無くなり、暗闇が広がるように見えた。

「なんだあそこ?光の粒が消えてゆく‥‥」

「なんじゃろうのぉ。空に深淵の闇でも広がっとるようじゃのぅ」

「不気味です。ちょっと怖いんだよ」

その暗闇はドンドン広がり、そして何かが見えた気がした。

「魔物じゃのぉ」

「マジか!?」

俺はライトで辺りを照らした。

するとハッキリと魔物の姿を見る事ができた。

「大きいですね。ウミヘビのようですが‥‥」

俺は邪眼で確認した。

「ヨルムンガンドだな。体長は七十メートルって所か」

「伝説のポケ‥‥魔獣の一種じゃのぉ」

だからなんで環奈がそんな事言いそうになってるんだ?

全く油断も隙もないな。

そんな事を考えている場合じゃない。

思考が沢山あるので別に考えていても問題のない事は何度も言っているが、とにかく今はヨルムンガンドに対応だ。

「相手は伝説の魔獣だが、その中では比較的弱い部類だ。だけどここは海の中、油断したら殺られるぞ!」

「こりゃ逃げるのに精いっぱいじゃわぃ」

「海の中でもイフリートの衣装は使えます!」

ほう、なかなか便利なマジックアイテムだな。

熱で水を気化させて、それを推進力にして水の中でも自在に動けるか。

こりゃパクらせてもらうか。

金魚は幽霊状態で移動しつつ攻撃の時だけ実体化する。

そこを狙われないように戦えれば、強い相手でもジワジワダメージを与えられるな。

陽菜はジョウビタキモードで移動すれば水中でもかなり移動できる。

こちらも攻撃の際変化して良いが、コツコツやるならそのままでもやれそうだ。

水の中で最も苦労しそうなのが環奈か。

今までは得意な空を利用して勝ってきたが、流石に厳しい。

環奈のセーラー服にイフリートの衣装のような効果を付与するか。

戦いが終わってからの話だけどな。

「環奈はとりあえず今回は無理するなよ。敵には毒もあるからな」

「無念じゃのぉ。水の中では流石にきついわぃ」

「水の中でも自由に戦えるようなアイテムを作るから、今回は我慢してくれ」

「ふむ。期待しておるぞぃ」

環奈は戦線から離れた。

俺も遠目でみんなの戦いぶりを見る事にした。

皆が安全に戦う為に足りないモノを見極めていく。

ヨルムンガンドはその為に手頃な相手だった。

「弱ってきたんだよ!金魚が動きを止めるんだよ!」

「うちがとどめを刺すピヨ!」

いくら強くなったとはいえ陽菜じゃヨルムンガンドにとどめは刺せないな。

思った通り陽菜の草薙の刀では致命傷とはいかなかった。

「ではみなさん!分かっておられますよね?雷剣いきますよ!」

「エル、マジかよw」

「金魚は幽霊に戻るんだよ」

「結界に入れてピヨ!」

「わしもよろしくじゃ」

俺は皆を結界で包んだ。

「では行きます!雷斬剣!」

雷と共にエルの持つ雷剣がヨルムンガンドを貫いた。

完全に首が切断され、赤い血が海を濁らせてゆく。

そしてヨルムンガンドの魔石が自動回収された。

「まさか海の中で電撃系を使うとか」

「わしでもやるぞぃ」

「金魚は幽霊になれば問題ないのでオッケーなんだよ」

「なんとかうちでも耐えられそうだけど、食らえば痛そうピヨ」

ジョウビタキゴーレムにも痛覚ってあるのかな。

それは思わぬ発見だ。

そしたら洋裁も実は死ぬの痛かったりして。

何にしてもとりあえずは魂と死体の回収をする。

「これだけの敵と戦えば、水中戦の問題点も見えてくるな。一旦ここで休憩するぞ。俺は新たなマジックアイテムの制作にとりかかる」

「マジックアイテムですか。どんなものを作るのですか?」

「水中で自在に動けて、更に何か付与できればいいな」

「策也殿頼むぞぃ」

今回は特に環奈の為だからな。

後は俺も楽したいし。

まずはエルの着るイフリートの衣装をコピーする。

魂ではなく魔石が用いられたタイプなので、これは素材が揃っている。

魔石は常に自動回収だからね。

ちなみに最大効果を発揮させるには、魂も守護獣として憑依させる方がいい。

だからエルに上げた雷剣は、ヌエの魔石が埋め込まれ魂も込められてある。

リンの持つ四神のマジックアイテムも魔石と魂両方が使われたものだ。

魂が込められたものは使い手によって能力が変わってくるが、魔石だけのものは使い手を選ぶ事はない。

魂は生きているからね。

相性の合う人、或いは魔力が高い人が使うほど効果は上がる。

言葉が喋れる類の魔獣ならコミュニケーションも可能で、会話を重ねて絆を深める人もいるとか。

さてコピーと言ってもそのままコピーする訳ではない。

「陽菜、お前の服を改造するぞ」

「えっ?これは変化の際に着ているものだから体の一部ピヨ?」

「分かっているよ。つまりは陽菜自身を改造するんだ」

「マジピヨー?」

そもそもジョウビタキゴーレムは俺が作ったものだ。

普通に改造もできるのさ。

本人にしてみれば手術されるようなもので嫌かもしれないけれどね。

「魔法でやるから大丈夫。痛くない痛くない」

「助けてピヨー!」

俺が強行しても、みんなは見ないフリだった。

作業は数分で終わった。

「どうだ?痛かったか?」

「痛いわけないピヨ!服には痛覚無いピヨ」

俺は騙されたんかーい!

「そう言えば環奈のセーラー服に温度調整魔法付与した時、痛がってなかったもんな‥‥」

「そうじゃったのぉ」

「それで何が変わったピヨ?エルグランドさんみたいに髪の色が変わったりしてないピヨ?」

「髪の色を変えるのはオシャレ機能みたいなもんだからな。別の実用的な所に魔力は使ったよ。草薙の刀はヤマタノオロチで、炎の攻撃だったよな。それをパワーアップさせる。それとエルのと同じように温度調整機能はついたぞ」

「おお~!ありがとうピヨ!」

「後はエルが水中で使ったように、炎を纏って水蒸気で自由自在に動けるようになるだろう。ジョウビタキに戻った時も小さな火の鳥になって戦えるぞ」

「うちも火の鳥の仲間入りだピヨ」

一応そのように作ったつもりだが、試してみないと分からないけどな。

「ところで洋裁?お前の服にも温度調整機能を付けたと思うんだが、戦闘の時何度も爆発したり斬られたりしてるよな?大丈夫なのか?」

今更だけど洋裁の体は謎だ。

一応俺自身である大聖や資幣でオリハルコンの体は試しているが、服に温度調整機能は付ける必要がないし、よく考えれば痛覚もほとんど無かった気がする。

感覚はあるので痛みらしきモノなんかは感じられるが、洋裁は普通に食事もするし自動排泄の魔法もカードには付与してある。

何か大聖や資幣とは違う気がするのだ。

「って聞いても寝てるか」

「ん~一応此処だけの話として話すけど、人間に変化するのと、オリハルコンのまま人型になるのを使い分けているだけだよ。戦闘の時はオリハルコン。町に入る時や食事は変化だね」

「ああ、なるほどな」

俺は変化ができないから見落としていたわ。

でも実は変化もできそうなんだよな。

ムジナの俺は子供の俺に変化できるわけで、それを試せばおそらく俺は変化が可能になる。

ただ、なんというかみゆきと一緒に成長したいから、できれば使いたくない。

それだけなんだよな。

「次は環奈だな」

「うむ」

「環奈にはこのムジナの魔石を使おうと思う。この魔石は俺に変化したムジナの物だから、おそらく俺が使える能力なら付与が可能かな。後は変化の能力か」

この魔石は二つあるから、もう一つはエルに使うかな。

俺が俺の能力を使えるようになっても意味がないからね。

「ほう。策也殿の能力なら何でものぉ」

「そうだ。邪眼や魂を分ける事もできるようになるかもしれない」

「ふむ。しかしのぉ‥‥わしは策也殿と一緒に旅をするわけじゃし、同じ力は必要ない気がするんじゃ」

なるほどなぁ。

「だったら変化して水の中でも戦える形態を模索するか?でも環奈なら自分で変化はできそうだけどな」

「変化は人間しか無理なんじゃ。おそらく前世が人間じゃったのじゃろぅ。それで水の中でも速く泳げる鳥ってのはおらんかのぉ?」

水中を速く泳げる鳥か‥‥。

「例えばカワウ、或いは速いのはペンギンなんかになるかな」

「ペンギンとな。それはどういう鳥なのじゃ?」

俺は説明が難しいので地面に絵をかいた。

「こんな感じの鳥だな。実物は三十センチから一メートルちょいくらいだけど‥‥これに変化するなら、環奈の場合こうしたらどうだ?」

ペンギンの絵に黒死鳥の羽を付け加えそこに月の刀を持たせてみた。

「おお!これじゃ!この姿になれば水中でも戦えそうじゃわぃ!」

おいおいマジかぁ。

まさかのペンギンが採用されましたよ。

まあでも本人が選んだのだから、おそらくそれが一番良いのだろう。

元は黒死鳥なわけだし、鳥の形が動きやすいのかもしれん。

「分かった。じゃあセーラー服を改造する。ただ俺自身変化ができないから、これが上手くいくかどうかはやってみないと分からないぞ」

「大丈夫じゃ。駄目でも何も変わらんぞぃ」

そう言えばそうだな。

失敗して何かが壊れるわけでもないよな。

とにかくイメージに集中しよう。

魔法は理屈で説明してもいいけれど、それは想像力を安定させる為にやるのだ。

大切なのは理屈じゃなくて想像力。

俺は環奈がペンギンになった所を想像した。

やたらと可愛いペンギンを想像してしまったが大丈夫だろうか。

数分で一応完了した。

「できたな。どうだ?変化できそうか?」

「試してみるぞぃ」

環奈はそういって直ぐに変化をして見せた。

うん、思い通りだけど、やっぱりこれで戦うのは無理があるんじゃないかと思うようなペンギンだった。

体は普通のペンギンよりも大きめの一メートル五十センチくらいだろうか。

やや太めで愛らしく、ちょっとゆるキャラな雰囲気があった。

「うほ!こりゃたまらんわぃ。凄く動きやすいししっくりくるぞぃ」

えっ?冗談抜きで言ってるのか?

「そ、そうなのか?」

「最高じゃ。場合によっては陸上の人の姿よりも強くなった気がするぞぃ」

マジかぁ‥‥。

鳥の気持ちは鳥にしか分からんよなぁ。

「さて、じゃあ次はエルだ。エルは俺の能力で使えたら良いと思うものはないか?」

「そうですねぇ。一度試してみたかったのは、複数の思考を持つってのですね。どんな感じになるのかずっと気になっていたのです」

「そうか。だったらそれやってみるか。ただ百の思考は無理だと思うぞ。できてもおそらく二つだと思う」

俺のチート能力だからな。

複数の思考を持つ能力は普通二つなのだ。

「分かりました。それでお願いします」

「じゃあへアバンド辺りに付与しよう。思考だから頭に近い方がいいだろう」

俺はアダマンタイトの糸から作った布のようなモノにムジナの魔石をつけ、魂分裂の能力を付与していった。

三分ほどで完成した。

「これを頭に付ければ、サイズは自動的に調整される。そして基本本人以外に外す事はできない」

「それでは付けてみますね」

エルがヘアバンドを付けた。

何処かのイケメン外国人テニスプレイヤーのようだった。

「おお!これは‥‥ヤバいですね。少し頭が混乱します」

「慣れるまで少しかかるぞ。でも思考二つならすぐに慣れるはずだ」

「いえ‥‥どうやら思考は三つになったようです」

「ほう」

エルの能力が高いという事だろうな。

並みの使い手なら二つが当たり前だが、三つとは流石にエルフの王と言った所か。

「ようやく慣れてきましたよ。これは凄い。同時に複数の思考が働くというのはこういう感覚でしたか。正直倍は強くなった気がします」

エルならそうだろうな。

人間は自分の力の半分も出していないと云われているが、思考が一つしかないのもストッパーの一つな気がする。

特にエルは自身の能力が高すぎるから、賢いと云われるエルフでも力を出し切れてはいない。

これで百パーセントとはいかなくても、かなりパワーアップしたのは間違いないだろう。

「さあこれで終わりかな」

「あれ?金魚のがないんだよ。ちょっと寂しいんだよ‥‥」

金魚のか。

この前必要な所は色々とやったわけだが、後は何が使えるだろうか。

サラマンダーと氷剣で攻撃力はある。

メデューサが身を守ってくれるし、翼で飛ぶ事も可能だ。

強いて挙げれば全体のパワーを押し上げる何かか‥‥。

「じゃあ金魚の白装束(シロショウゾク)もパワーアップしてやるよ。今とれたてホヤホヤのヨルムンガンドの魔石を使って‥‥」

「おお~!嬉しいんだよ」

魔石の効果は毒と水系全般。

「ならばせっかくだし、毒耐性毒効果、そして水の守りだな」

毒によって攻撃力は上がるし、メデューサの蛇と合わせて毒の守りも可能。

水の守りは防御系では光系の魔術の次に優れているから、これでかなり攻守ともにパワーアップするな。

毒が全く効かない敵には駄目だけどね。

「毒耐性は嬉しいけれど、毒のある女はちょっと微妙なんだよ」

「大丈夫だ。金魚は普通に可愛くていい子だからそれくらいの方がバランスがとれていいよ」

「えっ?そうですかぁ?なんだか嬉しいんだよ」

照れてるな。

金魚チョロいぞ。

「これで終わり‥‥じゃなかったか」

俺の腰辺りに付けたナイフの鞘が微妙に揺れて訴えてきた。

「自分のは‥‥ないっすか?」

「洋裁ねぇ。確かに最近の敵にはパワー不足だよなぁ。人に変化した時の装備は他の形態でも能力は取り込めるんだよな」

「みんなそうみたいだね。自分ももちろん同じだよ」

とっておきの魔石がまだ二つ残っているが、バクゥのは流石に簡単には使えない。

かなり良いモノが作れるからね。

それにおそらく魔力がでかすぎて簡単には使えないだろう。

となるともう一つ、スフィンクスの魔石だが、これもかなりの魔力があるんだよな。

洋裁なら使いこなせるだろうか。

オリハルコンは鉱物だから、地属性もあるスフィンクスとは相性が良いし、見た敵の動きを制限する効果もある程度働くだろう。

「よし分かった。人に変化してくれ。ナイフはかなり作り込んでいたから密度が濃すぎて加工が難しい。黒の王子服の加工の方がやりやすいだろう」

「分かった」

洋裁が怠そうな顔で人に変化した。

「ちょっと寝すぎなんじゃないのか?」

「ん~‥‥どうだろう?やっぱり元がナイフだからナイフ形態が一番しっくりくるし楽なんだよね」

「そうか‥‥」

別の何かにした方が良かったのかな。

いやでもナイフだから密度の濃いオリハルコンになったわけだし、人型への変化もだからこそできた所がある。

最初から例えば鳥だったら、人型にはなれなかっただろう。

人に変化はできるだろうけれどね。

「さて、集中集中‥‥」

俺は集中した。

スフィンクスの魔力はかなり大きいから、俺でもコントロールは慎重になる。

大魔王の側近だった二人の魔王よりも強いのだ。

魔石だけとはいえそれが力を貸すとなると効果はかなり大きい。

五分ほどで作業は完了した。

「できたな。これでおそらく洋裁のパワーが格段に上がる。特に敵の攻撃に対する強度が増したはずだ。それとスフィンクスの睨みの能力だな。敵の動きを止める効果がある。相手なりの効果になるが、魔王クラスでも一瞬動きを止めるくらいはできると思うぞ」

「へぇ~‥‥なんか凄いっす。着たらなんか目が‥‥」

「目の色が少し変わったか?少し濃い赤になって光が出た感じか」

「そうなんだ‥‥なんだか目に魔力を感じる‥‥目だけで魔物を倒せそうだよ」

「ほう」

確かに弱い魔物ならスフィンクスに見られるだけで倒れそうだしな。

案外本当に倒せるかもしれない。

本来の邪眼ってこんな感じだと思うな。

或いは魔眼。

俺のは鑑定眼って感じだし。

「これで今度こそ終わりだな。じゃあみんなで飯にしょう」

「そうじゃのぉ。金魚殿、飯を頼むのじゃ」

「はいはい、もう作ってますよー」

「変化しているとお腹も減るピヨ」

「不思議ですねそれは」

「じゃあ自分も食べようかな‥‥」

こうして俺たちはそれぞれにパワーアップし、魔界の旅を続けるのだった。

2024年10月5日 言葉を一部修正

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