召喚の指輪と転移の指輪
記憶というのは、覚えているだけじゃ意味が無い。
上手く使えてこそ価値があるのだ。
俺は魔法記憶によって、全ての事を確実に覚えていける。
でもそのデータを使いこなせるだけの処理装置を持っていない。
だから天才にはなり得ないのだ。
だけど時間をかければ何かに気づける。
俺は暗黒界で記憶を探りつつ、とにかく帰還方法を探すのだった。
暗黒神の所で暮らし始めて三日が過ぎた。
その間暗黒神とも色々と話をして、この世界の一部を知る事ができた。
ここに来る魂は、輪廻転生とは関係がない。
良くも悪くも特別な魂だけが此処に来る。
此処に来た魂は、特別な魔物として生まれ変わる。
例えば魔生の魔石による魔物だったり。
或いは生前の何かを残したまま魔物へと生まれ変わったり。
洋裁なんかもおそらくここへ来たものと思われる。
死んですぐに魔物になり、しかも既に成獣のダークドラゴンだったからな。
普通に輪廻転生した場合は、当然赤ん坊からのスタートなのだ。
まあそんな事は今はどうでもいい話。
俺は魔法記憶を探りながら、何か帰還の方法に繋がる情報はないかと検索を続けていた。
賢神と七魅と妖凛には、二種類の病原体に効く薬の製造を頼んでいた。
この三人は能力が高く、薬の製造をアッサリと覚えてしまったのだ。
まさか妖凛までできるとは思ってなかったけどね。
闇の神だからさ。
闇の神でも神は神という事か。
佐天と少女隊は流石に闇属性なので、こういう薬を作るのは難しいようだった。
なので暗黒神の話し相手として頑張ってくれていた。
「策也タマは強いのね。相手が暗黒神でも勝てるのね」
「そうなのです。私たちのご主人様は宇宙一なのです」
「ほう。そんなに強いのか?」
こら少女隊、いらん事を言うな。
俺がそいつに勝てる訳がないだろうが。
「強いのね。暗黒界に来る前は『暗黒神なんて鼻くそだよ』とか言ってたのね」
「私も聞いたのです。『会ったらカレー味のウンコを口に詰めてやる』って言ってたのです」
「ははははは!それは是非手合わせしてみたいものだな」
そんな事全く言ってないだろうが!
マジで戦う事になったらどうしてくれる!
ドキドキして検索どころじゃないじゃないか。
あいつら人間界に戻ったらただじゃおかねぇぞ。
「お前たちは策也と仲良しなんだな。うらやましい信頼関係だ」
「暗黒神でもそんなのをうらやましがるのね?」
「こんな世界に住んでいるから悪い人かと思ってたのです」
「そうじゃの。印象とは真逆じゃったの」
そうなんだよな。
少女隊にあれだけ言われても怒る事もなく、ただ楽しそうにしている暗黒神。
力も桁違いに強いというのに無暗に暴力には訴えない。
なのにどうしてそんなに悪い印象があるんだろうな。
魔法まで提供してくれているのにさ。
「悪人ではないように見えるか‥‥では人間界で悪い事をする奴は必ず悪人なのか?」
「そんな事は無いのね。策也タマは悪い事もするけどいい人なのね」
「そうなのです。思考のほとんどはエッチな事だけど、多分いい人なのです」
嘘言うなよ。
エッチな事は思考の極々一部だろうが。
「そうか。では天界に住む神々は全員がいい人だと思うか?」
暗黒神も納得するな。
「行った事が無いから分からないのね。だけど策也タマも神になると言われているから、悪い人もいると思うのね」
「みゆきタマもそうだけど、多分悪い事もするのです」
いやみゆきは悪い事はしないぞ。
「その通りだ。良い所もあれば悪い所もある。それは神でも人間でも同じなんだ。そしてわしは天界には合わなかった。ただそれだけの事よ」
まあ善悪なんて時代と共に色々変わってきた訳で、絶対的な価値観なんてものは存在しないのだろうな。
「ただ一つ言っておくが、わしはともかく、邪神や悪神なんかは悪い奴の方が多いぞ。闇魔法に手を貸している者もおるが、概ね悪意を持って貸しておるしな。特に禍津日神は桁違いだ」
そういえば闇魔法には他の神も手を貸していたな。
ほとんどが暗黒神の力だが、特別な魔法は禍津日神の得意な所か。
「分かったのね。暗黒神だけは友達と認めるのね」
「私もなのです。あ、でも妖凛はもうお友達なのです」
暗黒神を友達と呼べる少女隊すげぇ。
アホって最強だよな。
おっとあいつらの話をメインにしている場合じゃないんだよ。
他の思考では懸命に記憶を検索しているけどな。
ん?アーティファクトの本か。
そこに似たような指輪が載っているな。
でも微妙に違うか。
残念‥‥いやちょっと待てよ?
アーティファクトの可能性っていうか、エルは爺さんの形見と言っていたな。
つまり昔からあった物なわけだ。
だったら長生きしている奴に聞けば分かるかもしれない。
そして人間界で一番長生きしていると言えば、俺の知る中ではあいつだ。
聞いてみる価値はあるだろう。
早速大帝の俺が聞きにいくのだった。
その少し前、今日も大帝である俺は何時もの通り四阿会議に出ていた。
「暗黒界で賢神たちが薬作りを手伝ってくれているおかげで、両方の病原体に効く薬もそこそこ作れるようになってきたかな?」
「みゆきちゃんも両方に効くポーションを作ってくれていますし、国内は全く問題ありません。ただ他ではどちらの病原体なのか判断できる人が少なくて、両方に効く薬が足りなくなる傾向にあります」
薬は間に合ってきた。
しかし今度は判断できる医者が足りないって事か。
医者っていうか、この世界では治癒術師な訳だけど、そもそもヒーラーは魔力を見るのが得意な職業じゃないんだよな。
ハイレベルの神官か、或いは闇の魔法使いの方が今回は向いている。
「冒険者ギルドに協力を依頼しよう。町のピンチを助けるのは冒険者の務めだからな」
「そうですね。伊集院も流石に協力してくれるでしょう」
今は協力関係なんだから伊集院頼むよ。
「千えるの方も似たようなもんか?」
「そうですね。有栖川にも少しずつ感染が広がっているみたいですよ。薬は有ってもどちらが効くか判断できないのは何処も同じようです」
薬があれば大丈夫だと思っていたんだろうが、これはどうやら想定していなかったようだな。
『ざまあごらんあそばせ』と言いたい所だが‥‥。
苦しんでいるのは民だから、喜べないどころかまた悩みの種が増えた感じだ。
「冒険者ギルドが助ける事を期待するしかないな」
「有栖川領内では領民ギルドの力もほとんど発揮できませんから‥‥」
俺の周りには強いのがいっぱいいるから、なんとなく軽く考えてしまいがちになる。
でも実際はほとんどがろくに魔法も使えない人々なのだ。
初級魔法を一通り使えたら貴族になれるくらいの世界。
ほとんどは魔石に魔力を込めたり、日常魔法が使える程度。
町くらいなら魔力を見る者を配置できるだろうが、村まではどう考えても無理だよ。
全ての薬を両方に効くものに変更していくしかないかもしれない。
「とりあえず両方に効く薬は村へ持って行くようにしよう。判断できる者がいる所は薬を選んでもらわないとな」
堕天使の魂を全部蘇生できたらかなり対応できるんだけどな。
薬作りは無理でも魔力を見て判断するくらいはできる。
でも大帝である俺の能力だとそんなに蘇生できないんだよ。
策也と同じ能力があっても、基本スペックはムジナの魂の域を越えられないからさ。
妖精となってかなり上昇はしているけどね。
せいぜい百体蘇生した所で、焼け石に水かな。
策也が早く帰ってこられれば‥‥。
早く帰ってこい策也よ。
「我々エルフが世界に出張できればいいんですけどね」
エルフは一般人レベルまで魔法の能力に長けている。
だから多くが今回の病原体のおかしさには気が付いていたのだろうな。
当然魔力を見てどちらの薬が効くのか判断する事も可能か。
ただエルの口ぶりから、スバルを出たくないエルフがほとんどのようだ。
「そうか。エルフなら魔力が見えるか‥‥あれ?エルフに見えるなら、元ドラゴンの奴らも見えたりしないかな?」
「ドラゴンの魔法能力は高いと云われていますからね。今回の場合はシャインドラゴンかダークドラゴンという事になりそうですが、可能性は高いと思います」
「だったらドラゴン王国の民を少し当たってみよう。元シャインドラゴンやダークドラゴンの魂をかなり蘇生したからな。合計二千人くらいはいるはずだ」
尤も、今は人間として普通に仕事をしているはずだから、協力できる者は極一部かもしれないけどね。
「他に何もなければ朝の四阿会議はこれで終了する」
「お疲れ様!」
会議は短くして薬の製造に力を入れないと。
「じゃあゆかりと兎白は引き続き両方に効く薬作りを頼むな」
「了解であります」
「神である兎白が頑張ってるのです。余裕で世界は救われるでしょう!」
いや兎白のペースはゆかりよりも遅いんだけどさ。
神らしいからツッコミはやめておくけどね。
でも作ってくれているのだからありがたいよ。
世界は救われると俺は信じる。
おっ‥‥なるほどな。
今策也が召喚の指輪に関して閃いたみたいだ。
アーティファクトの事は年配者に聞けってか。
「二人とも、俺は今から空中都市に行ってくる。このままここで作業を続けておいてくれ」
「了解であります」
「あ!サボリはいけないのですよ!」
「サボリじゃねぇよ!策也が戻ってくる方法がもしかしたら分かるかもしれないんだ」
「策也さんが!それならすぐに行くしかないのです!私が許可します。いや命令します!今すぐ空中都市に行ってきやがるのです!」
「お、おう!」
俺も一応策也なんだけど、やっぱり本物とは違うんだよな。
兎白はその辺りハッキリ分かっている感じか。
流石神様。
俺は瞬間移動魔法で空中都市へとやってきた。
空中都市には外部からの侵入を遮断する結界のようなものがあるので、本来は瞬間移動魔法によって此処には来られない。
でも住民登録がある者は瞬間移動魔法でも入れるようにしてあった。
俺は異次元収納から召喚の指輪を取り出した。
「神功よ。ちょっと聞きたい事があるんだけど」
「お帰りなさいませ、マスター。聞きたい事とはなんでしょうか?」
現在空中都市のマスターは大帝である俺だ。
だけど複数登録も可能で、策也、霧島、資幣も当然マスターとして登録されている。
「この指輪の使い方、神功なら分かるかと思ってな」
「指輪ですか。その指輪、マスターが装着する事は可能ですか?」
「可能だ」
「ならば付けてその手を認証ボードに当ててください」
「了解した」
俺は指輪を右手中指に付けてから認証ボードに手を当てた。
直ぐに神功は何やら解析を始めた。
「これは、召喚の指輪ですね。それも特殊な召喚の指輪です」
「そうなのか?特殊って事は普通とは違うんだな?」
「はい。この指輪には対になる転移の指輪が存在するのです」
転移の指輪と対だと!?
「もしかしてコレの事か?」
俺は異次元収納から左手で転移の指輪を取り出した。
「それも付けて認証ボードに手を当ててみてください」
俺は言われた通り、左手中指にそれを付けて認証ボードに手を当てた。
直ぐに神功が解析する。
「はい。確かに転移の指輪ですね。ただし指定対象が違っていますから、この組み合わせでは機能を発揮できないかと思われます」
「どういう事だ?」
「簡単に説明しますと、召喚の指輪では召喚対象となる者の番号を指定し、その番号にあった者を手元に召喚する指輪となります」
番号というのはあの魔術文字のような奴だな。
それを変更する事で違う魂を召喚できた訳だから、これはある程度分かっていた事だ。
「一方転移の指輪は、自分に番号を付ける為の指輪となります。その両方の番号が揃っていれば、転移の指輪を付けた者を召喚の指輪を付けた者が呼び寄せる事が出来る訳です」
「つまりこの召喚の指輪の召喚対象をこの転移の指輪にある文字に書き換えれば使えるという訳か」
「そうですね。ただしどちらも発動した状態でないと効果は表れません。相手が何時指輪の効果を使うか分からない以上、なかなか使えないものでもあります。私が知る唯一の使用者は、出来る限りずっと指輪に魔力を送り続けていたと聞いております」
その使用者はエルの爺さんか、或いはそのご先祖様の誰かなんだろうか。
ただこの指輪の番号はどうして違うのだろう。
複数組みあったと考えれられるんだけど、暗黒神は暗黒界から戻った者は一人だと言っていたよな。
もしかしたら他は帰れなかったのかもしれない。
こんな暗黒界で生き延びられる奴なんてそうそういないだろうからな。
となるとこの転移の指輪を使った者が唯一の帰還者かも。
「この術式のどの部分がその番号に当たるか分かるか?」
「はい」
俺は神功に指輪の術式の中で分かる範囲教えてもらった。
神功でも分からない部分は存在したが、必要な情報だけは手に入った。
「ならばこの召喚の指輪の対象部分だけを書きかえた新たな指輪を作れば‥‥」
後は策也に任せるとするか。
「ところで神功、その指輪を使って戻ってきた人物の名前とか分かったりするのか?」
「はい。召喚の指輪を使ったのは『上杉謙信』という女性で、召喚されたのが『織田信長』という男性だったと聞いております」
「へ、へぇ~‥‥」
上杉謙信って名前で女性なのか。
この二人ってもしかして恋仲だったりしたのかな。
つか織田信長って一体何時から生きてるんだよ。
だったら信長に聞いても指輪のこと分かったんだろうな。
賢神はこの辺りの話、全く知らなかったようだが。
今度信長に色々と聞いてみよう。
「ありがとう神功」
「どういたしましてマスター」
さて俺は薬作りに戻るか。
早く戻って来いよ策也。
「というわけで戻る方法が分かったぞ」
「人間界に戻れるのね!」
「此処で遊んで暮らすのも悪くなかったのです」
こいつら、暗黒神と割と仲良くやっていたみたいだからな。
まあでも次来る時はすぐに此処まで来られるし、問題はないだろう。
とりあえず召喚の指輪の新しいバージョンはできた。
これを異次元収納にしまって、みゆきに取り出してもらう。
みゆきも異次元収納魔法は使えるようになっているし、共有する事も可能だ。
『みゆき聞こえるか?』
『あ、策也!聞こえるよ!』
『人間界に戻る方法が分かったよ。異次元収納から俺がさっき作ったばかりの召喚の指輪を取り出して付けてみてくれ』
『分かったよ!これだね。えっと‥‥付けたよ』
『そのままちょっと待っててくれ』
『うん』
「じゃあみんな、まずは大聖が試してみるぞ」
「とうとう帰れるのだな」
「成功すればな」
俺は大聖を召喚し、転移の指輪を付けさせて魔力を送り込ませた。
つっても俺の意思なんだけどね。
これで大聖は召喚の指輪の召喚対象となったはずだ。
『みゆき、指輪に魔力を送り込んで発動してみてくれ』
『了解したよー!なんかこーい!』
すると次の瞬間大聖は暗黒界から消えた。
「おお!成功したのじゃな?」
「どうなのだ?」
「大丈夫だ。大聖は今みゆきと少し話をしているよ」
それからすぐに大聖が転移魔法で暗黒界に戻ってきた。
「転移魔法で此処に来る事も可能か。魔界と同じ仕様みたいだな」
「そうなのか!ならば私でもここにこられそうだの」
「そうなるな」
俺は大聖から指輪を受け取り、大聖を自分の中へと戻した。
「じゃあ次は賢神がこれを付けてくれ。そして他のみんなは賢神の腕に捕まってみる。一緒に帰れるか一人ずつなのか検証もしておかないとな」
みんな賢神に捕まった。
妖凛も俺の腕に捕まっていたように賢神の腕にぶら下がった。
「賢神、指輪を発動してくれ」
「承知したぞ」
魔力が指輪に注がれる。
『みゆき、もう一度頼む』
果たしてコレでみんな帰れるか?
『分かったよ!えいえい!』
みゆきが指輪に魔力を注いだ。
すると直ぐに全員がマイホームの一室へと転移する事に成功した。
「みんな戻れたようだな。みゆきただいま!」
「お帰り策也!」
俺たちは軽く再開の抱擁とキスを交わした。
特に生還を喜ぶ感情もなく、ただ出張から帰ってきた気分だった。
「極自然にキスをするのだな」
「お子様の前では駄目なのね」
「お子様とは妃子の事なのです」
「とにかく戻ってこられて良かったのだ」
みんなも派手に喜ぶ事はなく、それでもホッとした表情をしていた。
俺はひとしきり再開を喜んだ後、賢神から指輪を返してもらった。
「俺はもう一回暗黒界に行ってくる。暗黒神に挨拶してなかったからな」
「だったら私も行くのね」
「私もなのです」
「それなら私も行くぞ」
「やれやれ、それじゃわらわも行くしかなかろう」
「みんなで行くのだ」
(コクコク)
「という訳だ。みゆき、後でもう一回頼むぞ」
「分かったよー!」
こうして俺たちは再び暗黒界へと転移した。
戻ったら直ぐに暗黒神に別れの挨拶だ。
少女隊のおかげで、別れの挨拶は一時間を超える事になった。
なんでそんなに仲良くなってんだよ。
全く話しすぎだよ。
それに会いたいならまたすぐに来ればいいさ。
みんなに転移の指輪を一つずつ渡しておいて、それに対応する召喚の指輪を異次元収納にしまっておけばいつでも戻す事は可能なのだから。
人形蘇生の奴らのほとんどはテレパシー通信もできるし、タイミングを合わせる事も余裕だ。
俺たちは再びみゆきの召喚によって人間界へと戻ってきた。
しかしまだ人間界での疫病問題は解決していない。
戻ってきたのだからさっさと終わらせないとな。
「賢神、七魅、妖凛、悪いけどこれから薬作りを手伝ってもらうぞ!」
俺たちはマイホームを出て、ガゼボの方へと歩き出した。
「仕方なかろう。民の為だ」
「こういうのやった事がなかったから意外と楽しいのだ」
(コクコク)
ガゼボに到着すると、兎白やゆかりに加わって三人はすぐに薬作りに取り掛かるのだった。
「ではわらわは魔界に戻るぞ。策也、助けてくれてありがとうじゃ」
「いや、俺も楽しかったよ」
本当は結構怖かったんだけどさ。
「じゃあまたの」
「おう」
佐天は転移ルームの方へと去って行った。
少女隊は既に俺の影に入って眠っていた。
さっきまで元気に喋りまくっていたのに。
喋りすぎたせいで疲れたかな。
よし、俺も薬を作るか。
こうしてガゼボに戻った俺は、大帝から全てを引き継いだ。
大帝は妖精王国へと帰っていった。
2024年10月11日 言葉を一部修正と追加
 




