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見た目は一寸《チート》!中身は神《チート》!  作者: 秋華(秋山華道)
暗黒界編
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世界を二分する経済戦争からの情報戦

結婚した当初、俺は昼休みになると毎日会社から妻に電話をしていた。

しかし一ヶ月も過ぎるとその数は減ってゆき、半年後には用もないのに電話する事は無くなっていた。

更に三年後には連絡もせずに遊びまわるようになった。

いつか一度連絡を入れ忘れたんだよな。

そうするとなんだか罪悪感みたいなものが襲って来て、逆に連絡を入れるのが億劫になっていったんだ。

帰りが遅くなるなら妻に連絡を入れるのは当たり前だ。

食事の準備とか色々あるだろうからね。

ただ、電話する事が義務のように感じてから、電話が嫌になっていったんだよ。

気が付けば俺から電話する事は完全に失くなっていた。

尤もこの時は、これで妻との仲が壊れたりはしていないけれどね。

俺達には一応共通の趣味もあったしさ‥‥。


『みゆきすげえぞ!暗黒界にも天国みたいな所があったんだ!』

暗黒界に来てからも、俺はちょくちょくみゆきとテレパシー通信で話をしていた。

『そうなんだー!わたしも見てみたいよー!』

『そうだな。帰り方が確立して安全に行き来ができるようになったら連れて来てやるよ』

この暗黒界にある天国のような場所は、邪眼で解析した所転移が可能そうだ。

人間界から来られるかは試してみないと分からないけれど、暗黒界に来てからなら確実に此処まで飛んでこられるだろう。

ならば俺なら、数十秒で此処まで来られるという事になる。

『賢神ちゃんたちも元気?』

『さっきようやく敵が現れたから元気を取り戻したみたいだぞ』

『敵が出てきて元気になるって変だよね』

『そうだな。ははははは~』

「さっきから何ニヤニヤしてるのさ?気持ち悪いのさ」

「多分みゆきとテレパシー通信でもしとるんじゃろ?」

全く、人が楽しいひと時を過ごしているというのに無粋な奴らだ。

『じゃあみゆき、他の奴らがかまって欲しそうにしているから、又な!』

『うん。皆にもよろしくね!』

『おう!』

ふぅ~‥‥。

やっぱりみゆきだよなぁ。

何ていうか無理せずにいられるって言うか、とにかく最強だよ。

「妃乃!俺が気持ち悪いだと?愛する人がいれば気持ち悪くもなるんだよ」

俺はそう言って妃乃にジャーマンスープレックスをお見舞いした。

「ギブ!ギブなのさ!」

「という事はやっぱりみゆきちゃんと喋っておったのか」

「まあな」

「間抜けな顔でしばらく惚けておったぞ」

思考がいくつもあるから、こちらの事とテレパシー通信を同時に行う事は可能だ。

だけどみゆきと話す時には全魂を持って話をしたいじゃないか。

そんな訳でこちらでの俺はしばらく惚けていたようだった。

「それにしても不思議なのだ。暗黒界でもテレパシーが通じるのだ」

「七魅には不思議か。でも実はそんなに不思議でもないんだぞ?」

「そうなのだ?」

「人間界でも闇の魔法は使えるだろ?だから魔法が通じるくらいに暗黒界は近い場所なんだ」

「確かに言われてみればそうなのだ」

暗黒界はとんでもなく遠い所のように感じる。

最近までは一般的にその存在自体知られていなかったようだからな。

でもここの住人である『暗黒神』の魔法は人間界にも届く訳で、そんなに遠い世界であるはずがない。

そして魔法が通じるのなら帰る方法も必ず見つかる。

「ではそろそろ休憩も終わりにして先に進んでみようぞ」

「そうだな」

俺は出していた移動用の家を回収した。

この場所に来て重力は戻っているし、普通に酸素もあった。

環境は人間界とほぼ同じと思えた。

ただ一点違うのは太陽が無い事くらいか。

空全体が輝いているだけで、太陽の存在は確認できない。

違いを例えるなら、地球ではなくコロニーにいるような感覚かな。

コロニーで生活した事なんて無いけどさ。

「左右どちらに向かうのじゃ?」

佐天の言う通り、進む方向は二択に思えた。

まず正面だが、遠くに山なのか壁なのかよく分からないけれど、行き止まりを思わせる気配のものが存在しているように見える。

そしてそれは空へと続いているようなのだ。

出て来た深淵の闇のようなものがある後ろ側には、その壁のようなものがそびえ立っていて進めそうにない。

こちらも同じく空へと続いている気配だ。

つまり左に行くか右に行くかの選択しかないと言えるだろう。

俺はこの場所に一応目印となるゴミを置いておいた。

この人工物のような景色はずっと続きそうで、もしかしたら同じ景色があるかもしれない。

「策也、それはゴミなのじゃな?」

「ん?」

佐天に言われて確認すると、それは菜乃か妃子の替えのパンツだった。

「策也タマ!それは菜乃のパンツなのさ!」

「おっ!わりぃわりぃ。そういえばパンツ預かっていたな。うっかりゴミと勘違いしてしまったようだ」

俺は魔法でそれを回収して新しい目印となるゴミを置いた。

「ゴミと勘違いするなんて酷いのさ」

「いや、あまりに数が多いからさ、間違っただけだよ」

何故か分からないけれど、こいつら替えのパンツを沢山持ってるんだよな。

でも自分では持てないから俺に預かれと押し付けてきたんだ。

「大事なパンツなのさ。丁寧に扱ってほしいのさ」

「オッケーオッケー!じゃあみんな行こうか!」

俺が皆を見ると、何故か皆が白い目で俺を見ていた。

「パンツを預かるってどんな状況なんだ‥‥」

「しかも数が多いようじゃの。みゆきにチクっておくかの」

「あたしは策也が変な趣味を持っていても気にしないのだ。本当なのだ」

「だから!菜乃と妃子が何故か無理やり俺に預けてくるから預かってるだけなんだって!」

教訓。

どんな状況であっても、女性のパンツを預かるような事はしない方がいいよ。

俺は自分の名誉を回復させる為に数分の時間を要した。

「じゃあ左に行こう!こういう時人間は左側に行くらしいし、多分それが順路だと思う」

目的の地は右に在りそうだが、俺はあえて左側を選んだ。

おそらくこの場所が暗黒界の中心だと感じる。

ならば全部見て回りたいよね。

「やはり飛んでいくのか?」

「そうだな。この世界の広さがどれくらいかは分からないけれど、人間界と同じくらいあるとしたら飛ばないと何年かかるか分からない。そこまで暗黒界にいるつもりはないしね」

「わらわもそんなにいたらサタン王国が心配じゃ」

「それじゃみんなで空に昇るのだ」

こうして俺たちは左側へ向けて空を行くのだった。


その頃人間界では、大帝の俺が頭を悩ませていた。

「まさか有栖川と九頭竜が手を組むとはな‥‥」

ついこの前まで領土の奪い合いをしていただろうが。

もう流石にこれは無いと思ったけれど、昨日の敵は今日の友なのかよ。

何かしら密約でもしたのかねぇ。

そんな訳でどうやら、中央大陸は九頭竜ギルド、其の他は有栖川商人ギルドの縄張りとして協力するようだ。

しかも色々な料金を無料として完全にこちらを潰しに来ている。

でもさ、そんな金の勝負をしてもいいのかな?

少なくとも此花商人ギルドと領民ギルドは潰れないよ。

むしろ民の事を思えば望む所だ。

俺たちが争って一番得をするのは民だからな。

転生前の世界でも、ファストフード店の価格競争が思いっきり加熱した時期があったよな。

ハンバーガーが六十円で食えたり、牛丼が二百円台まで下がったりした事があった。

あの時代は消費者にとっては良かったよ。

だけど俺たちは良くても、日置と陽明はきついだろう。

此処で完全に潰しにきている。

そして潰れたら、有栖川たちは価格を元に戻すか、或いは今まで以上に上げて来るものと思われる。

「日置は伊集院に資金面で相談すると言っていました」

伊集院が日置商人ギルドに援助するとは思えない。

この争いは不毛過ぎる。

サービス料金無料の争いは、お互い削り合う戦いだから。

負ければ大損、勝ってもかなりのダメージを負う。

消耗戦や物量作戦は、圧倒的戦力や圧倒的軍資金を持っている場合、確実に勝利できる作戦として有効だ。

でも力が拮抗している場合選ぶべき戦略ではない。

おそらく軍資金という面では、伊集院は有栖川に負けるだろう。

支える量も有栖川の方が圧倒的に大きいけれど、伊集院が支えるのは自分ではなく日置なのだ。

「伊集院はどう考えても出さないと思うけど、総司は出すと思うか?」

「最近の伊集院ならゼロでは無いと思います。ですが出さなかった時の事を考えておく必要があるでしょうね」

ある程度の可能性が有れば、その選択肢全ての対応を考えておく必要があるよな。

「それで千える、陽明はどんな感じだ?」

「陽明も皇と相談すると言ってます。こちらも似たような所だと思います」

「皇?近衛じゃなくて?」

「陽明は近衛に所属はしていますが、皇にかなり近い貴族なんですよ」

「そうなのか」

とは言え皇が援助する可能性は低いんじゃないだろうか。

皇の魔法通信ネットワークサービスを有栖川が取り扱いし始めた。

今有栖川に喧嘩を売れば、その辺りに支障をきたす恐れがある。

いや逆に皇が何もせず商人ギルド連合が負けたら、有栖川が商人ギルドを、九頭竜が魔法通信ネットワークを牛耳る方向で協力するかもしれない。

俺は負けるつもりはないけれど、皇がそう考えたら協力の可能性もあるな。

皇や伊集院と話し合うか?

今策也本人は暗黒界に行って不在なんだよな。

伊集院はともかく大化に合えば本人じゃないの絶対バレそうだし。

バレて問題も無いかもしれないが、みゆきの父ちゃんだしなぁ。

今は対応のみ決めておくしかないか。

「支援が得られるのなら、この戦いは真っ向から受けられる。だから対応を考える必要はないだろう。支援が得られない場合どうするかだな」

「策也さんが支援する選択肢は無しですか?」

「俺が国王で無ければ可能だったかもしれないが、何年続くかも分からないし民も不満に思うだろう。他国の、それも関係の無い商人ギルドに貢ぐ金があるなら自国の為に使えってね」

この世界の民がそこまで思うかどうかはやってみないと分からない。

だけど他所を支援するのはやはり限度ってものがあると思う。

今回はその限度を確実に超えて来る案件だ。

此花ではそういう所もちゃんと教育しちゃってるからな。

こういう時は国民が馬鹿な方がいいんだよね。

独裁国家など政府権力を強く持ちたい国は『愚民化政策』なんてのをやるくらいだ。

でも普通はトップが腐っていく可能性の方が高い訳で、やはり教育はしっかりとしておいた方がメリットは大きい。

ちなみに日本ですら『愚民化』を求める傾向はあった。

だから衰退していたんだけどさ。

「となるとやはり駄目な場合は買収ですか」

「陽明はともかく、日置が売るとは思えませんよね」

「そうなのか千える?」

「はい。伊集院に仕えている貴族ではありませんが、今までもそれなりに協力していた所はあったみたいですよ」

だとしたら、これはもしかするかもしれないな。

売らなければ伊集院は助ける可能性が高い。

何故なら、伊集院と日置は裏で繋がっていたと考えられるからだ。

伊集院が有栖川支配を黙って受け入れていたとは考えられない。

どっちにしても、支援が有れば協力して徹底抗戦、無ければ買収の方向という無難な結論に達した。


次の日、日置と陽明の結論が出た。

日置からは思った通り伊集院の支援を受けて徹底的に戦うと連絡があった。

一方陽明の方は何故か博士からメール連絡があった。

『皇としては表向き有栖川との協力関係にあるから争う事はできない。しかしこのまま有栖川と九頭竜に勝たれるのも困る。ならば結論は一つ。陽明商人ギルドを此花策也に譲るしかないと判断した。陽明は既に了解している。後の事は策也に任せる』

その通りだよ博士。

ただ、このメールには続きがあった。

『ただし、比丘尼王国と皇本土東側の島々にある陽明商人ギルドは維持させてもらう。つまり、それ以外の全てをプレゼントする代わりにそこだけ支援して支えてほしい』

支援と言っても金銭面ではない。

何故なら、此処はそもそも陽明商人ギルドしか受け入れていない所だからだ。

全ての自由貿易に対して四十八願がルール化に反対したが、実は比丘尼も反対していた。

そこは陽明で管理しなければならない何かがあるという事だ。

鎖国している国だし、どうして鎖国しているのかも俺は知っている。

「という訳だ総司。陽明商人ギルドは中央大陸の周りの島がほとんどだから、此花商人ギルドに吸収する。これの対価として残った陽明商人ギルドは俺が支援する」

「これで此花伊集院連合対九頭竜有栖川連合って形になりましたね」

「まさか伊集院と手を結ぶ日が来るとは思わなかったよ」

もしかしたら運河工事の時、ミケコと一緒に助けた事が影響しているのかもな。

その後も薩摩の件で孟徳に協力したりした訳だし。

何にしても味方となれば心強いよ。

「これでとりあえず五分以上の戦いができそうですね」

「総司甘いぞ。此処までやるならまだ何かしてくるだろ」

「敵は九頭竜と有栖川ですからね。どんな事をやってくるか気になりますね」

千えるは何故か楽しそうだった。

「千える、楽しんでるな」

「そりゃもう。今度はどんな事をしてくるのか。それに策也さんがどう対応するのか。楽しみです」

「俺、大帝だから」

「そうでしたそうでした」

同一人物だけど同一人物じゃないんだよな。

最近実は少し自分が大帝だと自覚し始めている。

確かに全ての俺が経験した事は実感としてあるし、記憶も共有されている。

だけど違う行動をしている分、何処か別人なのだ。

厳密には違うけれど近い言い方をすれば、俺以外の俺がやっている事は『夢』や『ゲーム』の行動みたいな感じか。

もっと近い言い方をすれば、『フルダイブ型VRMMORPG』でプレイした記憶みたいな感じだろうか。

ほぼ現実だけど現実じゃない。

だから少しずつ別人になっている、そんな感覚があった。

「無料にするサービスやその他は任せるぞ。開始は七月からで間に合うならそうしてくれ」

「あちらは即日やって来てますが大丈夫ですか?」

「そんな無茶はやめておこう。しっかり準備しないと問題も出てくるからな」

「では領民ギルドの方は七月に完璧な状態で始められるように準備しておきますね」

「千えるよろしく」

さて、これで落ち着いてくれればいいが。

俺としてはもう『有栖川や九頭竜が何もしてこないのが一番』なんだけどさ。

つか策也なにしてるんだよ。

さっさと帰ってこい。

なんて思ったりもするのだった。


そんな甘い期待は、直ぐに打ち砕かれる事になる。

ネット上では静かにとある問題が拡散され始めていた。

それは此花帝国を貶める為のものであり、孤立させようとする思惑が見て取れた。

『また獣人が犯罪で捕まったぞ』

『俺の町でもオーガが盗みをして捕まったわ』

『私の町なんてエルフが殺しをしたのよ。まさかと思ったわ』

『魔人の盗賊がいて最近治安が悪化している。マジで人間以外のヒューマンはいらんわ』

『この世界、人間だけでいいよな。唯一ドワーフくらいじゃね?迷惑にならないのって』

『だよな。誰だよこんな世界にしたのはよ』

『此花策也じゃね?神武国とかオーガ王国とか獣人王国とか全部此花じゃねぇか』

『多分此花策也は人類の敵だよ』

まさかこういう手で来るとはね。

こういう話題は前から少しはあった。

でもここ数日で一気に増えた。

間違いなく工作しているヤツがいるだろう。

実際ニュースを調べてみても、ネット上に書かれているコメントはどれも事実だった。

人間以外を本当に嫌っている人なら、偶に嘘をつく奴もいたりするものだ。

でも全てが事実というのも逆に怪しい。

おそらく最近各地で起こっている犯罪は、誰かにやらされていると考えて良いと思う。

俺は人間も亜人種も、そして魔物だって仲良く一緒に暮らせる世界にしたいと思っている。

だけど急いでやっても無理な事は既に分かったし、だからと言って未来永劫無理な事だとも思っていない。

ただ、やり方を間違えればいつまで経っても俺の夢は叶わないだろう。

そのやってはいけない事の一つが今回の事だ。

本当に嫌になってくるな。

まあ俺もやってはいけない事を一つしてしまったから、あまり批判もできないとは思うけどさ。

俺がやったマズイ事は、無理に共存共生を進めようとした事。

当然問題が出て、分断の傷は深くなってしまった。

だから今は神武国など一部を除いて、住み分けはきちんと行っている。

そして今回のやってはいけない事ってのは、分断を煽る行為だ。

問題が有れば相応に対応は必要だが、問題を大きく見せる必要はない。

そんな事をすれば分断が進み傷が深くなる。

傷が深くなれば当然共存共生は夢となる。

夢にしたい奴らも大勢いるわけで、それ自体は否定もできないけどさ。

ただ今回は此花策也を貶める為だから悔しいよ。

「これはおそらく有栖川や九頭竜がやらせている事だと思う。現にニュースになっているのは此花領の外ばかりだ。それを暴き公にさらしてやる」

「策也さんもいませんが大丈夫ですか?」

総司の言う通り問題はそこだよな。

この俺大帝にしても霧島にしても、或いは資幣にしても、闇の神レベルのヤツと遭遇したら対処が難しいんだよね。

でも、その為に仲間を強くしてきたんだ。

「ミケコに任せれば大丈夫だろう。ニュースで取り上げられた犯罪者や盗賊の確保を依頼する。それとアルカディアにはネット工作もやってもらわないとな」

こうして策也不在の中、新たな情報戦が始まったのだった。

2024年10月10日 言葉を一部修正と追加

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