完璧美少女とキャンプ
こんにちは。クスノキです。
この小説は、甘々ラブコメを目指していきたいと思うので、よろしくお願いしますm(_ _)m
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「私と一緒に、キャンプに行きませんか?」
ある日の放課後、夕陽のあたる教室で、暁月淳太に学校の女神と言われている彼女―白咲蒼空は言った。
「えっと…。どうして俺なの?」
彼女はとても人気だ。淡い水色のストレートヘアで、透き通っている肌、整っている顔立ち、それに加えて頭が良く、人当たりがとてもいい。だからこそ学校の女神と言われている。
「どうして俺なんだ?白咲さんなら、みんな行きたいって思うだろう。」
事実だ。彼女は男女共に受けがいい。彼女とキャンプに行きたいやつなんて山のように居るだろう。
「いえ…。暁月さんが、キャンプをよく行っていると聞いたので…。」
一体どこ情報なのだろうか。俺がキャンプを趣味にしていることを知っている人なんて、家族を除いて数人しか居ないはずなのに…。
「まぁ。趣味はキャンプだね。だけど、ソロキャンプがほとんどだよ。それに今はキャンプブームだからキャンプをしている人なんて沢山いるよ。」
「私は、それでも、暁月さんとキャンプに行きたいんです。」
どうしたものか。男友達とキャンプに行ったことはあるが、女子と行ったことはもちろんない。さてどうしたものか。とりあえず、帰ろう。
「ごめん。今日は少し用事があるから…。」
ごめん白咲さん。俺には、女子とキャンプに行く自信はない。
「そうですか…。なら、連絡先だけ交換しませんか?」
それくらいなら大丈夫だろう。そう思いメッセージアプリを開いて、彼女と連絡先を交換した。
「じゃあね。白咲さん。」
「はい。また明日。」
挨拶を交わしたあと、白咲さんが笑ったように見えたのは気のせいだろうか。
不定期にはなりますが、投稿していきたいと思っていますので、暖かい目で見守っていただけると幸いです。
ちなみに次回は、この話の少し前の話です。