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アンリーシュ  作者: aqri
unleash<アンリーシュ>
98/105

5

となると攻撃を受けずに使えるのは防御エフェクトのみだ。防御と言っても種類があり防ぐもの、無効にするもの、様々な効果がある。使うとすれば。


―――今はこれだけだからな―――


 発動した瞬間、襲い掛かる蝶がぴたりと止まり一斉に向きを変えた。まるで巨大な掃除機で吸い込まれているかのようにある一か所に向かってすさまじい勢いで突っ込んでいく。穹には一匹も当たることなく回避できたが、セルケトの攻撃が終わったわけではない。蝶が向かった先は夜だった。

 とても避けきれない量の蝶が向かってきても夜は余裕の表情だ。紙吹雪のように舞いながら向かってくる蝶が夜に届くか、といったところで一瞬にして蝶がすべて消えた。何が起きたのかセルケトにはわからなかったのだろう。目にもとまらぬ速さで戦略図が形を変えていく。

 同じチームである穹達には何が起きたかはわかっていた。まず穹が使ったのは防御のスキルにある、攻撃を他の対象物に移す身代わりのスキルだ。本来は囮が現れてその攻撃を一身に受け、その攻撃の特徴を把握したりダメージの大きな攻撃を回避したりに使用するものである。低ランクの戦いでよくみられる戦法だ。しかし穹はこのスキルをいじっておりプレイヤーにつけることができる設定になっていた。無論敵につけ、敵が自分の攻撃を受けるという使い方をするのが目的だ。設定は「プレイヤーにつける」なので、自分のチームにつけることも可能である。例えば絶対に攻撃を受けないか跳ね返せるスキルを持っている仲間がいればそのプレイヤーにあえてあてることでチーム内は誰もダメージを受けないと言う連携も可能だ。

 今回夜にそのスキルを使ったのは夜が蝶を見た時にいける、と言っていたからである。どんなスキルか知らないが夜はすべての蝶を見てそう言ったのだ。ターゲットが夜一人とは限らない、むしろあの状況なら全員に攻撃が来るとわかっていたはずだ。それなのにまるで自分がすべての攻撃を受けるかのようなあの言葉。つまり夜はどんな攻撃であれ対処できるスキルがあると思った。しかしそれはあまりにも乱暴な戦略でもある。博打の面が強く穹らしくないといえる。


「無茶するなあ、夜が何も持ってなかったらどうしてたのさ」

「それはそれで別に」


 あっけらかんと言えば夜は鼻で笑うだけだ、特に気にしていないのだろう。その可能性もなくはなかったが、絶対に持っているという確証の方が高かったので実行した。

 正直夜が何のスキルを使ったのかはわからない、スキル表示がされていないのだ。しかしあえてエフェクトが表示されなかったのはわかる、何せ蝶が突然消えたのだ。相手の攻撃を消すという効果にも見えなかった。特殊効果スキルにエフェクトを見えなくするものがあるのでそれを使ったのだ。特徴的なスキルの場合見た目で戦術がばれるものがあるため、無視覚化するスキルはたまに使われる。ただし派手さにかけてクリエイティブさがなくなるので公式試合ではあまり使われないが。

 まだセルケトたちの攻撃ターンだ。こちらが防御など発動したので条件付き発動のアンチカウンターなど使ってくるはずだ。あとはまだ何もしてきていないセクメトの動きも気になる。


「あいつらどこまでルールにのっとってやるかな」


 穹が何気ない疑問を口にする。以前穹は人工知能との戦いで相手のコードを変更するという荒業をしたことがあるが、あれは言ってしまえばユニゾンにしかできないチート行為だ。しかし何故かチートとは認識されなかった。それはソースコードを変更するという事がアンリーシュのルールで不正であると定義づけられていなかったからだ。ハッキングをして相手の行為を邪魔する事、すなわちスキルやルールに手を出すのは不正と取られるが、それを形成する設計に手を出すことは不正とは捉えていない。例えるなら一軒家にトラックが突っ込んできたり火をつけられたりすれば住人は敵と判断するが、空き巣が入って金品を漁っている姿を目の当たりにしても何も不思議に思わず放置しているようなものだ。人ならすべてを攻撃されていると認識するが、プログラムはそうではない。プログラムを守るのはあくまでセキュリティの仕事であって個々のプログラム自体ではないのだ。

夜がにやりと、本当に嫌な笑みを浮かべて穹を見た。


「後ろじゃ采と繋がってるんだ、決まってんだろ」

「あー」

「あ~」


 穹と暁が同時に声を上げた。穹は呆れたように、暁は納得したように。アンリーシュそのものである采と繋がっているのならチートはチートと分かるだろうが穹達の行動に制限を設けたりはしてこない。采は「暇つぶしをしていろ」と言っていた。この試合自体はあまり本気でどうにかするつもりはないという事だ。今采はプログラム変更を受け入れている最中で采自身が行動に制限を設けられているからというものあるだろうが。


―――今チートやハッキングをした場合、見逃される可能性が高いって事か―――


「高いんじゃねえよ、実際見逃してんだよ」

「だからなあ」

「実際見逃してるしな。正確には見逃してんじゃなくて気づいてない、ってのが近いか」

「あ?」


思考を読んだことに文句を言おうとしたが夜の言葉に怪訝そうに返した。そしてすぐに可能性を思いついて顔を引きつらせながら恐る恐る尋ねる。


「さっきお前何のスキル使った」

「スキルじゃねえよ」

「あーそうですか」


うわあ、こいつ分解使ったんだ。と、穹と暁の思考がかぶる。だからエフェクトを消していたのかと納得したが今非常に危機的状況であるという事に気づいて顔色を変えた。穹と暁、両方だ。


「おい!?」

「そういうのは先に教えてよ!」


スキル無効ではなくスキルそのものを消してしまったのならセルケトは理解しなくても采は理解したはずだ。それなら暇つぶしのお遊びから本気の采の攻撃指示が来る。ただし今采はそれがスムーズにできる状況ではないので時間差はあるだろうが。先ほどの攻撃回避は夜が放った宣戦布告だったのだ。


「底なし鈍感な穹はともかく暁はそれくらい読めよ。俺がチンタラ悠長にやるとでも思ってんのか」

「開始早々ブッパしといて偉そう!」

「スルーしそうになったけど失礼な事言ってんじゃねえぞ」


―――采とセルケトたちは俺らに集中せざるを得なくなった。今夜が分解使ったら本当に采が終わるからな、そこまでできないが。その隙に宵を連れ戻すには夜が必要だがセルケトたちを倒すのにも夜が必要だ。―――


 どちらを優先させるか、など考える間でもなく宵の救出だ。暁と穹で何とかするしかないが、果たしてどこまで持つか。あくまでゲームスタイルで戦うしかないのならやはりシーナが必要だ。夜や暁相手では思考が人工知能寄りになりがちである。ましてここは采の空間で非常にその思考に陥りやすい状態と言える。リジョイにシーナを連れてくることはできないのが痛手だ。

 一瞬空気が震えるような感覚があった。セルケトとセクメトの戦略図がすべて折りたたまれると代わりに巨大な円型の文様があらわれる。神々しいように見えるそれは一瞬穹でも読み解くことができないくらい複雑なソースコード、おそらく采が作った戦略図だ。夜の分解に気づき徹底抗戦を示してきた。


「なんかアレな、仏像の背景についてる光みたいなやつに見えてきた」

「光背だね」

「早押しボタンでピコーンって上がる札だろ」


 最後の夜の言葉に暁がブフっと吹き出しスキルを発動する。すでに発動可能となっている特殊効果とカウンタースキルだ。知らないスキルなので暁が自分で作ったのだろう。

 セルケトたちの戦略図が輝くとセクメトの目の前に黒い球体があらわれる。そして大きなうねりを上げると一気に周囲のものを吸い寄せ始めた。バーチャル映像だと言うのに本当に強力な何かに吸われているかのような感覚でバランスを崩しそうになる。夜も暁も同じように足を踏ん張ってバランスを取ろうとしている。ダメージは受けていない、ただの視覚効果なのだろうが穹達は頭でそう錯覚してしまう。

 このブラックホール、おそらく本来は相手のスキルを盗むか吹き飛ばす効果だ。だからこういうエフェクトなのだろうが、穹達のスキルが一つもなくなっていないところを見ると吹き飛ばせるスキルには限りがあるようだ。今持っているスキルはそれに該当していないという事になる。


―――高ランクのスキルが該当だな。一撃必殺、複雑な条件のスキルを飛ばせるとなるとかなり強力だ―――


 この攻撃に対して穹達にダメージは何もない。しかし竜巻のすぐ近くにいるかのようなこの状況は集中力と体のバランスを奪う奪われ回避運動は無理だ。どちらかというとそっちが目的で使ったように思える。

 どのみち一度回避行動をしているので使えるのはアンチカウンターのみ。カウンターは攻撃を受けてからでなければ使えない。

 それなら何故回避行動を阻害するようなエフェクトを使ったのか一瞬分からなかったが、そういえばと思い出す。回避は基本一度しか使えないが、チーム戦の場合一人ずつの行動をチームとしての行動に振り替えることができる。つまり先ほど穹達が一斉に回避行動をとったがあくまで3人中の一人の行動としかカウントされないことになる。穹はその設定をしていないので暁か夜が使ったのだろう。あと2回、回避や防御が可能なのだ。どのみちこの状態では回避は難しいが、回避が可能な攻撃が来るという事だ。


―――回避行動が可能なら特殊効果じゃないな―――


 特殊な条件のスキルを使うには相手に攻撃が当たることが最もポピュラーだ。攻撃が当たると言うより相手のライフがどの程度減ったか、連続で何回入ったかによるものだが。

 セクメトの頭上に水瓶のようなものがあらわれると中から水があふれてきた。その水の中にキラキラ光るものが見え、どうやら小魚が混じっているようだと気付く。ただしその小魚は見覚えがある。見覚えはあるが、知っている魚よりもだいぶデフォルメされていて地球外生命体のようにも見えるが。


「なんだっけアレ」

「穹、顔引きつってるからわかってるでしょ」

「カンディルだろ。検索してやろうか」

「やめろアホ」


 南米にいるピラニアよりも恐れられているナマズの仲間。魚相手の場合は鰓から体内に侵入して魚の体内を食い荒らす、大型の生き物や人間が川に入ろうものなら肛門などの穴から侵入し内臓を食い荒らす悪魔のような魚だと言われている。そうなると”想像“してしまう。あれが尻から入ったらどんなことになるのか、と。そしてそれはリアルに体感してしまうのだ。百歩譲って肉体のない夜や暁はいいが、穹はリアルの体に障害が残りかねない。

 水の勢いが増しあっという間に膝まで水かさが増した。魚たちは様子見でもするようにちょんちょんと足を突っついてくるが致命的な攻撃ではない。まだ完全な発動条件に達していないという事だ。


「まあいいよ、僕らにはエフェクトが効果あるってわかってる時点でこういう攻撃してくると思ってたから」


 暁の足元からパキンという音がしたかと思うと凄まじい勢いですべての水が固まっていく。凍っているのかと思ったが水面だけがコーティングされているようで、ガラス張りの中を歩く水族館のような印象だ。あっという間にすべての水が固まると水瓶自体が固まりセクメトのスキル効果が無効となった。

 スキル効果を確認すると防御スキルだ。本来のエフェクトは凍らせるようだが、この場所で氷を張れば寒くて集中力が途切れるので若干コード変更をしてガラス張りにしたらしい。とても強力な防御で相手からのライフを半分以上減らす一撃が大きい攻撃、3ターン以上持続する特殊効果、範囲攻撃、2ターン以上後に発動するトラップを防ぐことができる。しかもこの防御はこちらが代価を支払い続ける限り継続する。その代価とは何でもいい、スキル一つだ。ただし支払ったスキルはその試合では二度と使えない。発動条件も5種類あり使えるのが早いか負けるのが早いかの非常にシビアなスキルである。そしてこのスキルを打ち消すには使用者のライフをトータル4分の1削らなければならない。一撃の必要はないので細かい攻撃ならこの防御をくぐるため、時間はかかるが突破は可能だ。


「これ使うともう限られるでしょ、攻撃パターン」

「細かいのが来るだろうな、さっきの蝶みたいに。攻撃通す意味と、その対処に夜をあてがいたいから」


 夜の分解能力がなければ宵を采から引きはがせないことなど采は百も承知だ。ならば夜に攻撃させ続けることで宵まで手が回らなくすればいい。ならばそのフォローに穹が回り、攻撃が穹で防御が暁、夜は宵の救出という役割となるのが残された手段だ。しかし、重大な問題が一つ。夜が楽しそうに言う。


「俺らが連携取れる前提だな、その戦略は」

(無理だ。ユニゾンは協力できない)


 それは采もセクメトたちも知らない。演算としては穹達が連携した場合の戦略図を数百パターン答えを出しているはずだ。それが根本から間違っているなど思いもせず。ただ、それが間違いだと知らないところでこちらが不利な事には変わりない。

 試しにこの後の試合など戦略を立てた所で最終的には負けると言う結論しか出ない。何をどうやってもだ。例え夜の分解があったとしても負けるのが早いか遅いかの差だけで結果は変わらない。


「穹、来るよ」


暁の声に目の前を見れば現れたのはまた蝶だ。今度は一匹ずつ模様が違う。それは一匹ずつそれぞれが一つのスキルであり、アンリーシュに存在するすべてのスキルで条件次第ではすべて発動可能のもの。


「やっぱ来たか、消耗戦」


 相手の蝶は数えるのも馬鹿馬鹿しいほどに多い。まず前列にいるのは条件などほぼなく使える簡単なスキル。そしてそれらのスキルを受けるなり防ぐなりするとどんどん相手のスキル使用条件が積み重なっていき、セクメトたちは無限にスキルを使うことができる。アンバランスなジェンガの一番下を抜いて雪崩が起きるよういとどまることを知らない。しかも暁の防御を抜けるものばかりだ。できることは一つ。


「回避はあと2回。避けるっきゃねえなあ。まあ後ろの方じゃ回避成功したら使えるスキルもあるみてえだけど」


 夜が遠くの方を眺めながら言うと、それが合図かのように蝶が一斉に動き始めた。その動きは蝶ではない、完全にランダムだ。前列と後列が入れ替わりながら複雑な動きをするので次に何の攻撃が来るのか全く読めない。自分の周囲にメジャーリーガーが数百人いて好き勝手にキャッチボールをしている中心にいるかのような気分だ。速度が時速である。


―――それにしても。遠距離攻撃ばっかだな、夜の分解を警戒してんのか―――


 夜の分解も万能ではない。それこそ人工知能を分解するできるなら夜はとっくにやっているし采も1秒待たず夜を集中攻撃してきているはずだ。夜が分解できるソースコードはおそらく限度がある。当然だ、いくら人の部分があるとはいえ人工知能にそんなとんでもない性能を与えるわけない。それを分かったうえでのこの布陣となると、これらの大量のスキルは攻撃というよりむしろ防御なのではないだろうか。スキルを大量に使う事で夜の分解をスキルに向かわせている。攻撃は最大の防御とはよくいったものだ。

 穹に向かって蝶が襲い掛かる。穹に触れる直前で姿を変え、ある蝶は銃、ある蝶は電動のこぎり、爆弾、鈍器、タランチュラ、あらゆる物理的攻撃エフェクトがあらわれる。蝶が触れただけでは虫がついただけという認識になるので姿を現すことでダメージを具現化しようとしているようだ。

 必死に避けるが数が多すぎて避けきれない。ナイフと射撃が1回ずつ当たり待機していた別の蝶が複数動き出す。見れば暁や夜も同じように軽いダメージの攻撃にいくつか当たっているようだ。大したダメージではないが、受けるたびに他のスキルが発動されて攻撃が無限に終わらない。


「あ」


夜が声を上げたかと思うと一気に穹まで距離を詰めて思い切りに頭を引っ叩いて行った。


「ってえな!」


 夜を追っていた蝶をちらりと見てソースを読み取る。チーム戦専用のスキルでダメージが敵チーム全体のライフが高いほど攻撃力が上がる性能を持つものだ。今穹のライフが若干高かったので調整のために叩かれたらしい。見れば本当にライフが減っている。


(あいつPK機能もってやがるのか)


 プレイヤーキラーと言っても迷惑行為をするためのものではなくれっきとしたスキルの一つだ。仲間が状態異常になったとき、気絶や朦朧と言った効果の場合は打撃を受ければ一定の確率で治る。そのための治療方法として仲間同士で攻撃が可能なのだ。あとはライフが減ることによって発動できるスキルを使うためにライフの高い仲間にあえて攻撃をしてスキル発動するという手もある。それはわかるのだが、今のは完全にとばっちりだ。避けきれないと判断した先ほどのスキルをあえて受けるために穹のライフを調整したのだ。はたから見ればいい連携に見えなくもないのがまた苛つかせる。


「ごめんちょっともらう!」


暁がそう叫ぶと夜と穹のライフが半分以上暁に振り替えられる。見れば暁はいくつか攻撃を受けていてライフが減りつつあった。4分の1減ってしまえば先ほどの防御を保てなくなる。


「ちょっとじゃねえだろ!これ中ランクのスキル喰らったら俺即死だろうが!」

「頑張れ穹!」

「今初めてお前の事ぶん殴りてえって思ったわ!シーナにお前のボディ電子レンジ入れとけって言っとくからな!」

「穹って本当にサイコパス一歩手前過ぎない!?」


おかしな掛け合いをしながら、自分の言葉に改めてシーナの存在を思い出す。リジョイにはシーナは入れないので今頃穹とリンクが繋がらなくなりアンリーシュをログアウトしているだろう。ジンと連携していればいいが。

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