表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/5

誕生日の1週間前は、引っ越しトラックの中で。

小学5年生の時。


父と母が離婚した。


それまで住んでいた高層タワーマンションから引っ越した先はボロアパート。入居当時は雨漏りと畳のしみが酷く、到底住めるような環境では無かった。


父が嫌いでは無かった。むしろ好きだった。

厳しい人だったけれど、私には優しかった。



でも心が気づいてしまった。

あの父にわたしは捨てられたんだと。

わたしのことは、あっさり引き渡してしまうぐらいの存在だったんだって。

養育費を払わなかったことが私の心をより暴走させる。 


そうか。


わたしはいらないこなんだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ