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深夜。甘いチューハイと。
深夜2時。
未成年だとしても、酔いたい時はある。
姉のチューハイを一気に流し込み、炭酸の抜けた不味さに驚愕して見ると、賞味期限は2年前で切れている。
明日は腹痛かなぁなんて思いつつ、
証拠隠滅のために缶を袋に入れて制鞄にかくす。
今日も無駄な1日。
こうゆう日にはふと、死にたくなる。
私だけだろうかこの感覚は。
特段不幸なことはない。どちらかと言えば幸せな部類。
でも、いやだからこそ、死にたくなる。
私だって傷つかないわけじゃない。
笑っているから平気?
笑わせんな。
どれだけ辛いと思ってる。
苦しい。