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下…だけどまだ終わら無い

それからしばらくの時間が経った。

あの約束、

「一緒に学校に行きましょう」は果たされていた。


しかし、学園のアイドルは学園から姿を消した。


姿を消したという表現ではかなりの時間、学校を休んだ用にとらえられてしまうが、そうでは無い。

今日は3日目であり、別に不思議で有るわけではない。

しかし、彼女は体が丈夫な方で学校を休んだ事も無い位である。

まぁ、アイドルはファンから心配されていた。

その反面、スキャンダルも出てきた。

3日の間でトップ記事16個。噂の数はどんどん増えて行く。

凄いのでは妊娠説。

最高傑作が、彼女の美しさ故の、輝夜姫伝説などなどである。

ちなみに輝夜姫伝説は俺の自信作である。

彼氏の細やかな自慢である。

しかし、先ほどの妊娠説は急に勢いを増した。

理由は、病院で彼女を見た生徒がいたからである。

勿論、俺はその説を認めてはいない。

何故ならそんな事をしたのは妄想内中である。

妄想で子供が作れたら、少子社会は大万歳である。

が、病院と言う部分には異様に引っかかった。

入院となればそれなりに休むのも当然である。

俺は、1年の、彼女いたと思われる病院を知ってるヤツの所に乗り込…訪ねた。

「県立岬病院ですが」

その言葉が異様に引っかかった。

県立岬病院は、ここら辺でも大きな病院である。

そんな所に要るなんて…かなり心配である。


学校帰り、俺はメイドを仲間にフィアンセのいる白い建物へと向かった。

フロントでキーアイテムである面接許可証を手にいれ、輝夜姫が囚われている、牢獄へと向かった。

途中…

って、もういいか。

会話文が少ないから、調子に乗りましたこと、深くお詫び申し上げます。


さて、緊張の一瞬。

ドアを開けた。

そこには、姫がいた。

「高志く…ん!」

驚いている姫。

「ユリどうした!」

俺の言葉に少し表情を崩した。

「その…出来ちゃったの。」

俺付近で猛烈な殺意を感じる。

「は?」

「だから貴方の子供が出来ちゃったの」

その言葉を聞きおえたと同時に、結構低いが体中に響く音がした。

正確に、句読点を含まずカタカナで説明すると、

ワガメイドノサツイガウチョウテンニタッシテサツイノコモッタケリヲモロニクラッタ

我がメイドの殺意が有頂天にたっして、殺意のこもった蹴りをもろに喰らった

という、シンプルで斬新な説明になります。

「あの〜、嘘ですよ〜」

ユリのその言葉で蹴りは止んだ。

「そういう、命に関わる冗談はやめてください。」

「あ、すいません。」

そういいながらも顔は笑っている。

「で、何で休んだの?」

メイド発言。

今までの鬼とはうって変わっての優しい声

「いや、本当に何でもないですよ。ちょっと風邪で熱が下がらないぐらいですから。」

その発言をした時の笑顔は彼女の最高の演技だと思ったのは俺だけだったのだろうか…

「え、じゃあもう退院をできるの?」

俺だけだった見たいです…

「はい…」


病院を後にした。




「え、じゃあもう退院をできるの?」

「はい…」

この言葉を信じてきた。

あれから毎日病院に行って見たが、彼女の退院する気配はなかった。

学校の情報では風邪になっているが怪しくなってきた。

もう、あれから1週間。

彼女は一向に治る気配は無い。

日に日に薬の量は増えて行った。

流石の俺でも、不思議に思い、フロントで看護師に聞いた。

「あぁ、128号室の方ですか…。肺癌ですね」

「肺癌!」

「え、ちょ、肺癌て食べ物だよねお兄ちゃん。」

……………

息が止まると言う感覚はこういう事なのか…


時刻は0時─

あれから、色々考えた。

やっぱり、待ってるだけじゃ何も変わらない。

自分から何かアクションを起こさなければ意味がない。

医療関係はさっぱり解らないし、それは専門家に任せよう。

じゃあ、俺がして上げれる事とは…

そう考えた俺は、いいアイデアを考えだした。



学校で皆に呼びかけたそのアイデア。

全校生徒1802人が乗ってくれた。



そして、そのサプライズは幕を閉じた。



俺は久しぶりに病院にきた。

しばらくの間、病院はメイドに預け、俺はサプライズにつきっきりになっていたからだ。


「ユリ」

「高志くの久しぶり、どうして─」

「これ。」

俺は一枚の紙を手渡した。

一枚と言っても、模造紙一枚である。

そこに書かれた、無数の文字。

『ガンバレ』

「ユリ、これ、全校生徒から。」

「え…」

それを聞いたユリは泣いていた。

かすかにこぼれる涙は…

月の用に輝いていた。

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