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童貞魔法使い 異世界へ  作者: ミルノ。
第3章 ダンジョン編
27/33

危ない小悪魔。

また、投稿が遅くなってすみません。

大切な読者様の為に、完結まで必ず書きますので、良かったら最後まで読んでください。

今、続きを書けているのもブックマークして下さった7名の方のおかげです。深く感謝します。

彼女が三年間過ごしたマイホームで横になり、出された食事(豆一粒)を少し、ほんの少しだけ戸惑う。


「これを食べると不思議と力が湧いて元気になりますよ!」


不思議と力が湧いて? お前の頭が涌いてるんじゃないのか? やっぱり、こいつアホなんじゃないか?


「もしかして、私を疑ってるんですか? そう言うの印象が悪くなりますよ? せっかく私の家に招待して介抱しているのに疑いの目で見るのは、良くないと思います。」

「ん? あ、ああ。 別に疑ってる訳じゃないんだが、不快な思いをさせてすまない。 身体中がボロボロで痛みに耐えてるだけなんだ。」


釈明するがなかなか聞いて貰えず、彼女は頬っぺたを膨らませプイッと、そっぽ向いてしまった。

その顔も又、可愛いものだ。


俺は、渡されたご飯(豆一粒)を手に取り食べる事にした。

もちろん、彼女が言うような効果が有るとは一切思わず、少しでも栄養を摂取し、早く回復するようにと思ったからだ。


「うぁぁぁぁぁぁぁ?!! うえっ?! ぐ、が、あか、か、かぷこっん……。」


豆を食べた瞬間、身体中から悲鳴が上がり体温が一気に上昇する。

汗が吹き出し、訳のわからない言葉も飛び出る。


(くそっ! やられたか!)


豆を食わせた張本人を見ると、先程までそっぽ向いていたはずなのに、楽しそうにめちゃくちゃ笑顔で俺を見ている。


まるで、悪魔そのものだ。


(ちくしょー! こんなオチで死ぬなら見捨てときゃ良かった。 もし、生き延びれてたら絶対にぶっ殺してやる。)


闘志と殺意だけを残して俺は、冷たく暗い闇の中へと意識を失い消えて行った。


―――――――――――


「知ってる土天井だ。」


俺は、柔らかい土の上で目を覚ますと、体の異変に気付く。


「痛みが……ない? それどころか足も元に戻ってる。」


まさか、本当にあの豆一粒でこの驚異的な回復を果たすとは、夢にも思わなかった。

疑ったり、敵意を向けた事をこっそり謝らなければならないな。


「あっ! 起きましたか? 無事に意識を取り戻せたようで良かったです! 運が良いんですね!」


もの凄い笑顔で女の子が駆け寄る。

それよりも最後の言葉が何か、引っ掛かる。


「運が良いんですね……? どう言うことだ? 運が悪かったらどうかなっていたのか?」

「えっ! あ、あー……。 あの豆を食べると体の回復が以上に高過ぎる為、回復力と新陳代謝を上げすぎて、自分の体温に脳がヤられるから、三人に一人くらい頭がパーになる事があるんですよ。」

「パーが何だって?」

「それくらい助かったんだから、良いじゃないですか! それよりも、私に感謝の言葉とかないんですか?」

「てめえ! 三人に一人の確率ってかなり、高確率でパーになるじゃねーか!」


口喧嘩が続いたが、結局助かったからよしとすることになった。

命を助けあった中なのに、まだお互いの名前も知らないから、自己紹介する事にした。


「俺は、水無月 純だ。 せっかく助けてくれたんだ。 気を使わなくて良いから親しみを込めて水無月さんと読んでくれ。」


「貴方、絶対性格悪いですよね。 どんどん最初の好印象が悪くなってますよ。」


出会ってから彼女を怒らせてばかりな気がする。

少し不機嫌ながらも、彼女は自己紹介を始める。


「名前は、カリン。 私は小悪魔、あなたのこと好きだけど嫌い。 出身は、鹿児島と言う所らしいです。」


プンプンしながらちゃんと自己紹介する所がまた、可愛い。

殺伐としたダンジョンの中でこの女の子は、癒しをくれる唯一の存在なのかも知れない。


ちょっと、うっとりしてしまい聞き逃す所だったが、今鹿児島出身って言わなかったか?

まさか、この子も俺の世界からの転移者なのか?


事情が気になり聞いてみる事にした。


「今、鹿児島出身と言ったがお前も日本から転移して来たのか?」


「日本? 転移? なんですかそれ? 豆の効果で脳が沸いちゃいましたか?」

「いや、今鹿児島出身と言ったじゃないか!」

「はぁ、言いましたけど、それが何か? 豆、もう一粒食べときますか?」


そう言うと、おもむろに取り出した豆を俺の口元に近付ける。


「危ねぇ! 危ねぇよこの小悪魔。 その豆を俺に近づけんな!」

読者様の為に書くぞー! ってなるので、良かったらブックマーク、評価してもらえると嬉しく思います!


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