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童貞魔法使い 異世界へ  作者: ミルノ。
第2章 異世界編
17/33

スキパニパ

「それでは、戦争を始めましょう。」


俺は、日が傾き沈む前に起きた。


街中は、まだ騒がしい様だが、朝よりは、大分落ち着いたよう思える。

少し暗くなった頃、顔を隠し街へと出かけた。


みんな、裏組織を恐れてか、家の中に引きこもってるらしく、街は、荒らされた後が残り建物の壁が壊れている所もある。


「酷いことをする奴らだ。」


そう、思いながら俺は、街中で作業を始める。

罠を仕掛け終わった頃には、もう真っ暗になっていた。


街の中は、お昼の騒がしさが嘘の様に静まり返っている。

裏組織の中でも一番小さなアジトへ向かい、正面から堂々とドアをぶち壊して中に入る。

アジトは、二階建てで一階が酒場の様になっていた。


「いきなり、何なんだてめぇーは!!」


酒場で飲んでいた裏組織の人間達が一斉に戦闘体勢になるが、ひょろい男が一人壊れた扉の前に立っていただけだから、気が抜けてバカにし始める。


「おいおい、お前みたいなひょろっちーカスが来るような所じゃねーんだよ! ドアの修理代置いてとっとと失せろ! ぶっ殺すぞ!」


「街中の皆さんが迷惑してるので、この街から出て行くか悪い事をするの辞めて下さい。」


「はぁ? 何言ってんだ? こいつ、頭わいてんじゃねぇか?」


爆笑する酒場の男達、そんな中、一人の男がいきなり酒瓶で俺を殴り付けて来た。

その男は、容赦なく何本も何本も俺の頭目掛けて酒瓶を叩き付ける。

その光景を見てる回りの人間の爆笑が止まらない。


「交渉決裂か……。」


酒瓶の男の頭に死なないよう、頭に軽くデコピンを食らわせ、気絶させる。

他の奴らは、状況が把握出来ないのか呆気に取られてる。

その隙を逃がす気などない。

全員の足の骨を粉砕して行く。 逃がす気などない。


俺は、二階に行き、このアジトのボスを酒場まで引きずり下ろす。

説明がめんどくさいから現状を見て考えろと言う事だ。


「お前達組織が捕まえた女の子達の場所とアジトを全部吐け。」


「そんな事出来る訳ねぇだろ! 俺達が殺され……。」


酒瓶を頭に叩き付ける。


「お前の仲間が先にしたことだ。 トップが責任を負うのは、当たり前だろ?」


口を割らないボス目掛けて、更に叩き付ける。

回りの部下は、声も出さないで、ただ見てるだけだ。


「自分達のボスが死にかけてるのに、助けようともしないなんて、とんだ腰抜けの仲間だな。 このままだと、本当に死ぬぞ?」


「「…………。」」


「恨むなら部下を恨みな!」


酒瓶を振り翳す。


「わかった! 話す! 話すから殺さないでくれ!」


止めを刺そうとした時、ようやく口を割った。


「この街の一番大きなアジトの地下に収容している。 隠れアジトは、ない。 勢力拡大して強くなり過ぎた組織は、隠れる必要がなくなったんだ。」


「なるほど……。 嘘は、ないようだな。」


「知りたい事は、全部話した。 もう、見逃してくれ。」


「いやいやいや、今見逃したらまた、悪いことするだろ。 だからちょっとスキルを確かめさせてくれ。」


「え?」


スキル「スキパニパ」


その場にいる俺を含めた人間が全員知らないはずの歌を歌いながら一子乱れぬ動きで踊り始め、終わった頃には、体はボロボロなのにみんな笑顔になっていた。


「旦那! 俺達を舎弟にしてくだせい。」


もはや、訳がわからない。

何か、いらない仲間が出来た。



スキパニパ

効果


いつでもどこでも簡単に、笑顔の筋肉を鍛えられるスマイル体操です。

スキパニという楽しい歌と動きを繰り返して、あなた史上最高の笑顔を目指しましょう。

レッツ・スキパニ!


笑顔になったら皆が友達。

意識のない者には、無効。

反抗意志のある者には、挑発にしかならない。



さっき、デコピンで気絶させてたやつが、起き上がる。


「あ? てめぇーなにしや……。」


俺の頭を執拗に殴って来た事もあり、腹いせに酒瓶を思い切り殴り付けた。


経験値を獲得しました。

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