表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/15

プロローグ

今は学校の昼休み、そしてクラスメイトが一番盛り上がる時間だ。


「よっ!色城!お前もこっちで魔法の試し撃ちでもしようぜっ」


バカっぽい女が話かけてくる。


「色城!お前もいつも本ばっか読んで、もしかして魔法使えないのぉー?巻き込まれだもんねぇーww」


だからそのバカっぽい喋り方やめろ!マジむかつくから。


「僕は魔法を使えない訳じゃない、ただクールなだけだ」


「あははははっ!色城おもしろーw 今のイカすわーw あっ!そろそろ魔法の試し撃ち行こうよみんな」


毎度毎度、ほんとに鬱陶しい。

僕は自分の時間を楽しみたいのだ。こいつら魔法が使えるからって調子に乗りすぎだよ。


なぜ彼らが魔法を使えるかというと、彼らは異世界にクラスで転移、召喚されてしまったのだ。

そこで2年かけ魔王を倒し、現代の地球に送還された。


魔王を倒したのは俺だ。

僕は召喚され、勇者ではなく巻き込まれであると判明した瞬間に王都から追い出されたが、他の勇者達よりも強かった俺は仲間を作り、気ままに冒険していた。


とある事情で仲間の1人のため魔王城に乗り込んだら勇者4人と魔王が戦ってるとこを偶然見つけてしまい、勇者はほぼ瀕死、魔王は無傷でとどめをさそうとしてたので勇者の意識が消えたとこで魔王をフルボッコにし、レアアイテムを仲間の1人に渡してハッピーだったところ、いきなり送還されたのだ。

しかし問題が発生した、何故かみんな異世界にいたときのままの能力で日本に戻ってきてしまったのだ。

2年もあの環境にいたのにみんなまるで成長していない。


「もっとあいつらと旅したかったな」


時空魔法で出来なくも無いが圧倒的に魔力が足らない。

地球に帰った後もステータスがそのままだったことでみんなは大はしゃぎ、世界にばれないよう魔王に立ち向かった1人が空間魔法で魔法で遊び場を作って遊んでいるのだ。


「力の無駄使いだな」


さて、今日は昼で学校は終わりだったな帰るか。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ