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4 始まり。 フィーリアさんはやり過ぎました。

お待たせいたしました。新世界スタートです。

お楽しみ下さい。

俺が目覚めたのは草原の上だった。辺りを見回すと、時折スライムがピョンピョン跳ねて通り過ぎて行く。


「・・・・すっかり異世界って感じだな。」


俺はとりあえずソフィアを探そうと見回したが、何もなかった。

ここにいてもしょうがないので歩いていると、向こうに壁に囲まれた町が見えた。

移動スキル『瞬脚』を使い、高速で入り口へ移動した。

ちなみに沢山のスキルはなぜか頭のなかに記憶としてあった。きっとフィーリアが入れてくれたのだろう。

入り口へ着くと門番らしき人が居た。


「・・・・む?よそ者か。身分証明書はあるか?」


「いや、何も持っていない。」


「流れ者か。今回だけ無料で作ってやる。次からは有料だからな。」


「助かる。一文無しなんだ。」


俺はこの世界の金銭知識はあったのだが、持ち合わせはない。

・・・・さて、どうやって金を稼ぐか。

そうだ、ラノベや漫画の世界ならギルドがあるはずだな。


「この町にギルドはあるか?」


「ギルドならこの道を真っすぐ行った突き当たりさ。流れ者なら登録も必要だろうな、まぁよかったじゃねぇか。ここのギルマスは良い奴だぞ。」


「そうなのか、助かる。」


俺は門番に一礼するとギルドに向かった。生活費が無ければ、この世界の平和を維持する事も、ソフィアを探す事も出来ないからだ。

ギルドは思ったよりも大きく、観音開きのドアになっていた。ドアを開けると、左手にカウンターがあった。

カウンターには看板嬢らしき人がいた。少し上めのところで結んだサイドポニーが印象的な背のちょっと低めのエルフだった。


「登録をお願いしたい。」


「こんにちは、私は受付嬢のリリアと言います。門番さんの言っていた流れ者の人ね。身分証明書見せてくれますか?」


俺は身分証明書を差し出した。情報早いな。・・・・魔法か。

ちなみに身分証明書は名前、年齢、職業が記載されていて、フレンド登録をすると、ステータスも見れるようになる。ちなみにフレンド登録はギルドでしか出来ないので、安全性が保証されている。


「苗字が無いとなると貴族の方ではないようですね。・・・・リンさん、登録完了いたしました。説明をいたしますね。この世界に存在するギルドは一般的に冒険者ギルドということになっています。ランクは最低がGで、最高がSまであります。そして実力が広まると、個別で依頼を頼まれる場合があります。勿論、断ることも可能ですが、それを良しとしない貴族もたまにおられますのでご注意下さい。とりあえずSランクを目指して頑張っていただければ幸いです。それと、リンさんは今回が初登録ということで、実力試験を受けることが出来ます。実力試験とは、例えばDランクほどの力量を持っていたとしても、初登録のためGランクのクエストしか受けれないとなると、お互いのためになりません。ですので、このギルドのマスターは実力試験を行うことで冒険者の皆さんからの人気が高いんです。受けますか?」


「なるほど。うーん、どうしようかな・・・・・。」


「実力試験の内容だけでも見ておきますか?」


彼女が質問したときだった。


バン!


血だらけでボロボロの服とズボンを着た青年が、ふくらはぎと腹に深い傷を負って出血している少女を抱いて入ってきた。


「誰か!治癒魔法を使える奴はいないか!リーネが!リーネが!」


青年は真っ青な顔をしながら叫んでいた。するとリリアが青年のところへ駆けて行った。


「・・・・大変、かなり深い傷。ベル、誰にやられたの?」


「リッパーアントだ、でもただのリッパーアントじゃない。ジャイアントリッパーアントだ。」


「変異種!?・・・・どうしてこの辺りに。私はギルマスのところへ行ってくるわ。誰か!治癒魔法使える人はいないの?」


「使える奴はいるんだけどよ・・・・。その傷じゃあ・・・・・・。」


ガタイの良いおっさんがそう言った。

・・・・・・・。

数秒の沈黙。青年はその後、怒声をあげた。


「ダム!まだダメだって決まってないだろ!いいからかけろよ!」


ガタイの良いおっさんはダムというらしく、青年はベルというらしい。ダムはベルに怒鳴られると少女の方へ行き、治癒魔法をかけた。


「ちっ、やっぱりか。ベル、変異種の攻撃ってのはな、治癒魔法を効きにくくする呪いも付与されてんだ。神官でも呼ばねぇとこりゃまずいぞ。」


「そんな金あるわけ無いだろ!頼むよダム、どうにかしてくれ・・・・・。」


ベルは次第に涙目になっていき、少女の方を見ながら『すまん』と言い続けていた。

怪我と騒ぎに圧倒されて忘れていたが、俺は治癒魔法も使えた。

というわけで俺は少女の方へ向かった。


「・・・・誰だ?見ない顔だな。」


「流れ者だ。治癒魔法をかけてやる、幸い俺は治癒魔法が使えるんだ。」


「そ、そうか!助かる!すぐ頼む。」


俺は治癒魔法を使おうと呪文を唱えた。この世界での魔法は無詠唱もできるが、それは限られた者だけに使えるらしく、公衆の場でホイホイ使うような技術じゃないとフィーリアから与えられた知識が言っていた。


「彼の者の傷を癒やせ ベッセルング」


俺が呪文を唱えると、少女の傷を柔らかい光が包み、その光が消えると傷はすっかり無くなっていた。


「古式魔法だと!?」


ダムは声をあげた。周りも驚いている。

フィーリアから与えられた知識によると、この世界には古式魔法と現代魔法の二つが存在するらしい。俺とソフィアは前の世界の生命体なので現代魔法が一切使えないらしいので古式を使ったのだが、現代魔法がこの世界の主流らしい。どう違うのかというと、古式魔法は、魔力制御が難しく魔力を少し多く消費してしまうし、効果や威力も魔力次第というじゃじゃ馬。一方で現代魔法は、使う魔力は一定なので、基本的に決まった魔力を注ぐだけの楽な制御で済むが魔力が一定なので効果も威力も一定になる。しかし安定しているのは現代魔法なので、現代魔法が主流になっているそうだ。


「あ、あの。ありがとうございました。」


「いや、どうってことないよ。助かってよかった。」


まぁ、もともとそれが俺の仕事なんですけどね。

俺はリーネの怪我を治した後、ギルドマスターのところへ行ったリリアを待った。

しばらくすると、リリアがギルドマスターと思われる人を連れてやってきた。


「リーネは無事!?」


「あぁ、そこの少年に助けてもらった。」


「そこの少年・・・・・・あ、リンさんね。どんな魔法を使ったんですか?ヒールじゃ効果が無いはずなんだけど・・・・・。」


「こいつが使ったのは古式魔法だ。いやぁ、本当に驚いた。」


「あんな使い勝手の悪い魔法を使うなんて・・・・・いえ、ごめんなさい。悪く言うつもりはないのよ?ただ、古式魔法の使う人が余りいないので・・・・。」


「いや、気にしてないよ。」


リリアがそう謝った後、後ろに立っていたギルドマスターと思われる人が俺の方に来た。


「リーネを助けてくれたんだってな、感謝する。俺はここのギルドのマスターをしているジギルだ。よろしくな。」


「リンです。よろしくお願いします。」


「変異種はAランククエストで張り出しておくか。出現場所に注意も促さなくてはな。リリア、頼む。」


「分かりました。でも最近マスター私の扱い酷くないですかぁ?受付だからって全部やらせるのはどうかと思います。」


リリアは口を尖らせて愚痴をこぼしながらカウンターに向かった。


「すまんすまん、後で休みをやるから勘弁してくれ。」


ジギルがそう言うとリリアは笑みを浮かべながら仕事を始めた。


「さて、リン。君はまだ実力試験を受けていないようだね。今からやってもいいが、どうする?」


「いえ、受けないことにしました。ところで聞きたいことがあるのですが、ギルドはモンスターの買い取りとかってしていますか?」


「勿論だ。部位ごとに値段を決めてきちんとした相場で受け付けている。」


「では、例えば自分のランクに見合わないモンスターを持ってきたとしても買い取ってもらえるのでしょうか?」


「できるが、自分の実力に見合ったモンスターを倒すように心がけるんだぞ。先月もそう聞いて大怪我をして逃げ帰ってきた若造がいたからな。」


「分かりました。」


俺はクエスト報酬よりもモンスターの買い取り報酬の方を選んだ。好きなモンスターを適当に狩って売っぱらった方が簡単そうだ。クエストは注文が多かったりするからな。


「そういえばお前は流れ者だったな。一文無しなんだろう?一週間くらいならギルドの宿舎を貸してやれるがどうする?」


「ありがたいです。お言葉に甘えさせていただきます。」


ジギルのお陰で宿は確保出来た。

まだ時間があったので、俺は狩りに出ることにした。俺はジギルとリリアに一声かけた後、町の外に向かった。




町の外にでると、俺は森の方へ向かった。俺がいた草原とは真逆の場所で、モンスターといえば森って感じがしたので、俺はそっちに向かった。

森に着くと、辺りの草木に血が付着していた。さっきベルが襲われたところだろうか。

奥に進むと周りには淡い青色に光る草が生えていた。すっかり忘れていたが、前の世界と同じようにメニューが出せるらしく、鑑定は健在だったので、光る草を鑑定してみた。


魔力草

上級ポーションの素材などに使われる。なかなか見かけないため、少々高価なアイテム。


高価という文字に目を奪われた俺は、何故か辺り一面に生えている魔力草を集め始めた。

花束とも言える量になってから気づいた。アイテムボックスの枠がメニューから無くなっていた。


「これ・・・・どうしようか。」


俺は独り言を呟くと、魔力草の束を見た。たまたま持っていた手に見慣れない指輪があったのを見つけた。赤い宝石のようなものをはめ込んだような指輪、それを鑑定してみた。


アイテムボックス ☆古代(エンシェント)アイテム

念じるだけで指輪にアイテムを制限なしで収納することが出来る。

魔法付与(マジックエンチャント)

ボックス内は時が止まっているので収納したものが劣化することはない。


・・・・なるほど、メニューから消えたと思ったら指輪になっていたのか。

貰った知識からによると、俺の持っているアイテムボックスは古代アイテムとか言うもので、ただ収納出来るだけでなく、収納したところの時が止まっていて腐食、風化しないようになっているかなりの優れものらしい。普通の出回っているアイテムボックスには制限もあるし、時が経てば風化も腐食もするらしい。


俺は魔力草を収納すると奥に向かった。勿論、魔力草だけでは心許ないのでモンスターを探しに行った。すると、奥から物音がした。

俺は物音の方へ向かった。途中、オークやら牙の生えたウサギ『ファングラヴィット』などの死体が転がっていたので、残さずアイテムボックスに収納した。

音のしたところへ着くと、巨大な蟻が居た。とりあえず鑑定をする。


ジャイアントリッパーアント

Lv 80

攻撃力 800

防御力 1000

魔法攻撃力 300

魔法防御力 1000

敏捷 50


能力

カース ・攻撃に治癒妨害の呪いを付与する。


説明

リッパーアントの変異種。


鑑定がちょっと変わっていることに驚いた。本来称号があった部分が説明になっている。説明が雑把だが、ありがたい。

俺は戦闘準備をするため、ベルトに包帯に鳴るように念じたが何も起きなかった。不思議に思った俺はとりあえず自分を鑑定してみた。


リン 16 (男)

Lv 1

魔力 ∞

攻撃力 10

防御力 10

魔法攻撃力 10

魔法防御力 10

敏捷 10

魅力 70


能力

竜神の加護  ・全てのステータスに最大の補正。

精霊神の加護 ・全てのステータスに最大の補正。

人神の加護  ・全てのステータスに最大の補正。


技能 スキル

・能力吸収

自分より相手が強いモンスターであれば、討伐時、能力を少量吸収する。

・全言語理解

全ての言語を理解し、会話することが出来る。

・魔力制御

魔力を自由自在に操ることが出来る。

・脚技の極

瞬脚、空脚が使えるようになる。

瞬脚 移動速度が極限まで上がる。

空脚 空を蹴ることが出来る。

・古式魔法の極

古式魔法を全て使えるようになる。ただし現代魔法が使えなくなる。

・龍技の極

竜の咆哮、竜の威圧、竜魔法が使えるようになる。

・精霊技の極

精霊魔法が全て使えるようになる。

人技の極

・どんな武器でも所持した瞬間に適応する。だから好きに戦いなさい、このステータスが私からのプレゼントよ。どう?満足したでしょ?byフィーリア


・・・・・フィーリアさん、やり過ぎっす。

ジャイアントリッパーアントが鑑定していると襲ってきたので、俺はすぐさま瞬脚で攻撃を避けると魔法を詠唱した。


「お前が呪い使いなら俺も呪いで殺してやる。彼の者を呪い殺せ、フルーフ・トート!」


俺が魔法を唱えるとジャイアントリッパーアントは黒煙を纏った後、息絶えた。アイテムボックスに収納して町へ向かった。日もだいぶ落ちてきたので、瞬脚で町に帰った。




「買い取りを頼むよ。」


「あ、お帰りなさい。・・・・え?何も持ってないじゃない。」


「ああ、ごめん。俺アイテムボックス持ってるんだ。」


「流れ者なのにそんなアイテム持ってるのね・・・・。」


「まぁ形見みたいなもんだ。」


「・・・・ご、ごめんなさい。」


町についた後、ギルドにまっすぐ向かい、リリアに買い取りを頼んだのだ。

なんとなく形見みたいなもんだと言いたかったので格好つけて言ってみたが、とんだ勘違いをされたみたいだった。まぁ、どうでもいいんだが。


「じゃあ出してくれる?」


ジャイアントリッパーアントは巨大すぎるので、ギルド内でだすことは出来ない。だから俺は大量の魔力草を出した。


「すごい量じゃない!どこから取ってきたの?」


「裏の森だけど・・・・。」


「ジャイアントリッパーアントによく遭遇しなかったわね。この大量の魔力草も関係あるのかしら。ちょっとマスターも呼んでくるから待っててね。」


リリアは奥の部屋に駆けて行くと、すぐにジギルを連れてやってきた。


「・・・・なるほど、魔力溜まりができていたせいだったか。まぁ、放っておけば大丈夫だろう。魔力溜まりはよくできるからな。それよりもさっきの事もあったのによく森に行ったな。死にてぇのか。」


「マスター!そういう言い方は無いんじゃない?無事だったんだからいいじゃない。」


・・・・というかジャイアントリッパーアントがあの森に居るなんて初耳なんですけどね。


「・・・あの、俺ジャイアントリッパーアント倒したんで買ってもらえます?」


「「・・・・・・・は!?」」


「いえ、会わなかったんじゃなくて倒したから無事に帰ってきたんです。余りに大きいんでここには出せないんですが、今アイテムボックスの中にあります。」


「・・・・なんて野郎だ。古式魔法使うから変わり者だとは思ったが、実力者だったとはな。いいだろう、向こうに倉庫があるからそこで出せ。」


俺はリリアとジギルに案内されるまま、倉庫に向かった。

倉庫は思ったよりもデカく、ジャイアントリッパーアントを出しても大丈夫な広さだったので、アイテムボックスから取り出した。

取り出したジャイアントリッパーアントを見て、ジギルが感嘆の声をあげた。


「・・・・おいおい、傷ひとつ無いじゃないか。こりゃとんでもない額だぜ。」


「すごい、こんな綺麗な状態のモンスターなんて久々に見ました。」


少し見回した後、買取額は白金貨10枚と言われた。この世界の金銭は、

・白金貨

・金貨

・銀貨

・銅貨

となっている。銅貨100枚で銀貨1枚、銀貨100枚で金貨1枚、金貨10枚で白金貨1枚となる。

ちなみに白金貨が最上位なので何枚持っていても白金貨ということになる。そしてどうしてとんでもない額がついたかというと、ジャイアントリッパーアントは変異種という、本来なら存在しない種類であり、それを傷ひとつ無い状態で売れるのだから研究所が大助かりということになる。

・・・とまぁこんな諸々の事情で初日から大金持ちになってしまった。魔力草はというと、これまた百本近くあったらしく、金貨1枚になった。さっきの白金貨10枚に比べるとかなり落ちるように見えるが、宿は一日朝夕の食事付きで銅貨80枚。いい宿でも精々銀貨1枚というところだ。つまりもう働かなくても数年は贅沢できるわけである。勿論、そんなことはしないが。

予想以上の金が手に入ったので、ジギルに宿舎の事を断って、宿探しに出た。

それなりにいいところをジギルに聞いたところ、ギルドの近くにいいところがあると教えられたので、そこに向かった。

到着すると、大きな木の看板が屋根にくっついている、宿だった。看板には『パームルのさえずり』と書いてあった。パームルというのはこの世界の渡り鳥らしい。

中に入ると、看板嬢らしき少女が出てきた。


「いらっしゃい、パームルのさえずりへようこそ。お一人様ですか?」


「あぁ、もしかしたら後で一人増えるかもしれない。」


「二人部屋になさいますか?それとも二部屋にしますか?」


「二部屋で頼む。」


ソフィアと同じ部屋にするのは男としてデリカシーが無いような気もするので、二部屋とった。まぁすぐ見つかるといいんだが。

少女に案内されると、夕食はもう少しだというので、部屋に入ってベッドに横になった。部屋の温度は魔導器で完備されていて、寒くも暑くもなかった。部屋は一人部屋にしては少し広めで、部屋にはクローゼットと机、椅子、風呂場があった。

お代は何時払うんだろうかと考えていると部屋を誰かがノックした。


「申し訳ありません、娘がお代を貰うのを忘れていたみたいで。」


・・・・・やっぱりか。

この宿は一日1銀。白金貨を渡すのはちょっと惜しいので、魔力草を売った時の金貨1枚を渡して、とりあえず100日滞在にした。

ちなみに、少女は隣で顔を真っ赤にして頭を下げていたので何か微笑ましかった。

その後、俺は飯を食べ、風呂に入り寝た。

長かった一日が終わった。まだまだ新しい世界を満喫するにはやることが多そうだ。



次回も早いうちに出したいと思います。

読んでいただきありがとうございます。

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