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1 変わった地球。 UMA出現、俺はチート化。

暇つぶしに読んでいただけると幸いです。

ちなみにチートというのはデータ改変であって、こういうのはチートとは言わないんですよね。良く言えば運がいい、悪く言えばズルです。

身長178cm、体重70kg、少し長めの黒髪で容姿は良い方。残念なのは、

・・・・・俺は重度のネトゲ廃人で二次オタク。

職業は学生、だがネトゲ廃人と自称出来るようなくらいの生活を高校に入学するまで続けてきた。

そして、俺は高校に入ってもどうせ学力なんて変わらないと思い、ネトゲをやり続けた。俺の入学した高校は親の転勤も重なり、誰も知っている人がいない高校へ入学した。ネトゲ廃人とは言ったが、授業はちゃんと受けているのでそれなりに成績が良かった。だから高校と大学が一緒になっている私立青桜学園に入学することになった。

入学初日、全く面識が無いので、ほぼボッチだった。たまに話しかけてくれる人もいたが、会話は続かなかった。


「・・・・はぁ。ネトゲだったら普通に接せるんだけどなぁ。」


リンはそう呟くと帰宅路についた。

豆腐メンタルのリンにはチャラチャラしてる学生と上手く接することが出来なかった。

帰宅途中、繁華街の近くを通った時、リンの目に電気屋のテレビが写った。

番組名は「予言は当たるか当たらないか。」実に愚問である。予言なんてものが当たるもんなら誰も人生苦労などしていない。


「地球に巨大な隕石が向かっています。ただしこれは地球を破滅させるものではなく、地球を変えるための爆発が起こるでしょう。」


「おいおい、原理自体おかしいだろ。なんだよ地球を変える爆発って。」


俺は思わず突っ込んでしまった。それほどまでに原理がおかしい。隕石が落下すれば爆発のようなものが確かに起こるが、それは隕石が地面に落ちた時の衝撃であってSFじみた爆発が起こるわけじゃない。せいぜい衝撃波が起こる程度だろうな。まず地球変えるくらいの爆発なんか起きた日には地球滅亡だ。まぁ予言なんて信じないが。


家に帰りテレビをつける。静かな家にワヤワヤと寂しく木霊する。俺の家は両親が転勤しまくった挙句、共働きで自営業。わけあって年に数回しか帰ってこれない。

べっ、別に寂しくなんか無いんだからね!

まぁ金も十分にもらってるし家は最新式のカードキーで開ける玄関のドア、某格闘技の女性がCMに出そうな警備システム。少々過保護な気はするが安心して一人暮らし(仮)をエンジョイ出来るわけである。

・・・・毎日パソコンとにらめっこしてるだけだが。

飯を食いながらテレビを観ていると、さっき繁華街で見かけた予言でもちきりだった。どのチャンネルでもそれに関してのニュースをやっている。

アホらしいと思う奴はいないのだろうか。どうしてそう予言なんてものを信用できるのだろうか、俺にはわからん。

その日は珍しく疲れていたのですぐに寝た。




次の日、俺は学校に行く準備を済ませながらテレビを見た。今朝のニュースも予言のことでもちきりだ。まぁ今日なにか起こるとか言ってたからな。こんだけ騒いだんだ。外れたらあの預言者は当分迫害を受けるだろうな。預言者(笑)とかいうレッテルを貼り付けるのも楽しそうだ。


「今日が予言の日ですよね。一体地球はどうなってしまうのでしょうか。」


「そうですねぇ、予言なんてものは昔から存在してすべて外れてますからね。」


「それじゃあ・・・ズザッ・・・」


ノイズが入ったかと思ったら受信が出来なくなっていた。

電波障害なんてよくあることだし、俺はテレビを消すと自宅を出た。


「・・・・・・・・・」


目の前にスライムが現れた!リンはどうしますか?

・たたかう

・まほう とくぎ

・おどかす

・にげる

なぜだろう、目の前のゼリー状の物体を見た瞬間に俺の脳内に見覚えのあるような選択肢が出てきた気がする。

もちろん選ぶのは「にげる」だ。ゲームと違って確率じゃないからな。

急いで回れ右をして家に入った。それと同時に愛用しているスマホちゃんがメールの着信を告げた。

学校からの緊急連絡網で臨時休校、事態を知らない奴はテレビを見ろとだけ書いてあった。さっき電波障害で見れなくなったんだけどな・・・・

俺はとりあえず復旧しているかと思い、テレビを付けた。


「・・・・・・・はぁ?」


俺は素っ頓狂な声をあげた。ニュースで生中継をしているところだった。

町にはどっかで見たことあるような魔物的存在がうじゃうじゃ。俺はスマホちゃんのネットサーフで検索した。魔物が徘徊しているくせにネットワークは切断されてないみたいだ。


「・・・・・えぇぇ?」


世界でも同じだった。砂漠は密林と化し、町は草木に覆われ、すごい景色になっていた。

唖然としているとチャイムが鳴った。というか、なんで?スライムいたよな?

俺はスライムがチャイムを鳴らしたのかと思い、インターホンの内蔵カメラで向こうを見てみると、武装した黒いスーツの人が立っていた。

別の意味で死の危険を感じた俺はとりあえず聞いてみることにした。


「どちら様でしょうか?」


「私はとある秘密組織の一員で、現在の状況からもしもの時にと制作していたものが役に立ちそうなので特例で配っています。」


「はぁ・・・・少々お待ちください。」


持っている武器からにして嘘ではなさそうなので出てみた。


「どうも、今の状況はご存知ですよね?昔は私もこういった世界に憧れていたものです。まさか本当になってしまうとは・・・・。っとまぁ手短に話しをしましょう。私達の組織は地球外生命体がもし居て、こちらに攻めてきた場合を想定して武器や防具やらの道具を発明していました。今の状態では私達の組織の者以外はいずれ全滅します。ですから筋力量などの戦闘力を検知して数値化して表示する機能やアシストの入ったコンタクトとコンタクトに対応するための薬品、武器などを任意で配っています。これで倒す事は出来ないでしょうが、撃退なら出来ると思います。私達の組織は世界中に散らばっていて、今この道具を配って回っています。ネットワークが遮断されないのは私達の組織が手引をしているからです。・・・・とまぁこんな感じですね。中学生以上の方にのみお配りしていますが、了承していただけますか?」


・・・どこぞのラノベ展開ですかねぇ。

というか、なぜ現実で・・・・、転生系なら大好きなんだけど。

悩んでもしょうがない、死ぬのも勘弁だし了承することにするか。


「いいですよ。」


「ではこの薬を飲んでください。その後にコンタクトを装着してください。このコンタクトは目に入れた後、溶けます。ですので付けっぱなしという概念は存在しません。武器はこの電気銃を使ってもらいます。エネルギー源は空気と小型バッテリーです、小型ですが1億発はいける自慢の兵器です。充電は家庭用電源で1分で終わります。使い方マニュアルは薬の中に入っています。飲めば理解できるようになっていますので安心して下さい。」


いやー関心した。というか現代の科学力はとんでもないな。全く、こんなになるまで黙ってたなんて犯罪レベルだろ。VRMMOとか作れちゃうんじゃないの?問題起きたとしてもどこかの黒い剣士が色々と問題解決してくれるだろうし。


まぁ、そういうことは置いといて俺は薬を飲んだ。すると自然と持っている道具の使い方が今まで使っていたように頭に流れ込んできた。

コンタクトを付けると、・・・まぁ景色は変わらなかった。でもメニューバーを出したり、ターゲットを指定すれば能力値を見ることが出来た。

メニューバー?アイテムボックスとか装備画面とかは無いよ?

え?ログアウト?やだなぁ、現実世界でログアウトしたら死んじゃうぞ☆


試しに黒いスーツの人をロックオンしてみた。


ウォン 32 (男)

Lv 存在しません

攻撃力 250 非武器時 20

防御力 150 非防具時 5

魔法攻撃力 0

魔法防御力 0

敏捷 30 非防具時 10

魅力 60


装備

∞社のナイフ ∞社のハンドガン ∞社のスーツ

能力

無し

称号

初期設定状態です。入力後反映されます。


わぉ、ウォンさん強いよ。最大値と平均値が分からないが高いよ?おかしいよね?え?ウォンさん何者なの?LV存在しないならなんで実装したの?

俺は試しにお隣さんが窓から見えていたのでロックオンしてみた。


佐藤佳代 53 (女)

Lv 存在しません

攻撃力 10 非武器時 1

防御力 5 非防具時 1

魔法攻撃力 0

魔法防御力 0

敏捷 3 非防具時 1

魅力 15


装備

家庭用の服 フライパン 家庭用スリッパ

能力

無し

称号

初期設定の状態です。入力後反映されます。


・・・・・・ウォンさん化け物級じゃないっすか。武器と防具の補正あったとしても何者だよ・・・・。


「どうやら終わったようですね。次に回らなければいけないので私はこれで失礼します。何か用があれば私と同じような格好をしている人を見かけたら私の名前を使って下さい。では。」


そういうとウォンさんは走り去っていった。

まぁまず慣れるか。さっきのスライムはっと・・・・


「・・・・・・・」


この水浸しのようになってるのがさっきのスライムなんだな。ウォンさん容赦無いな。さすがに同情するぜ。


「ブゥモオォォォォ」


スライムを拝んでいると二足歩行のイノシシのような魔物、オークが叫んでいた。

試しにそいつに向けて電気銃を撃ってみた。


「ブブブブブブ」


おぉ・・・・、痺れてる痺れてる。確かにこれじゃあ倒せないな。・・・うし、引きこもるか。

俺は家に入ってとりあえずベッドに横になった。コンタクトでネットも出来るらしく、適当に現状について調べていると面白いものを見つけた。

組織が来た後の家は魔物が侵入してこないそうだ。どうやらウォンさん達は結界のようなものも発明してるようだ。さすがだぜウォンさん、俺が女だったら絶対惚れてる。

その情報で安心したのか、眠気が襲ってきた。ウトウトしていると、


ゴオオオォォォォォ!


至近距離をジェット機が通り過ぎていくような音がした。音が消えたと思った瞬間、


バゴン!


部屋の屋根を突き破って奇妙な箱が降ってきた。さっきネットサーフで見てた物にそっくりだった。

そうそう、こんな箱が他の地域でも降ってきたんだよな。その中から魔物や植物が沢山出てきて・・・・・・・やばくね?


俺は慌てて武器を取って身構えた。しかし何も起こらなかった。

・・・・なんて赤い魚が跳ねるような技を繰り出すようなナレーションを脳内で流した後、本当に何も起こらない箱に近づいた。

箱に恐る恐る触れると、箱は光って蓋が開いた。

中には薬が一粒と小さな宝石箱のようなものが入っていた。

薬はさっきのウォンさんに貰ったものに似ていて、宝石箱のようなものの中には、紙コップくらいのゼリー状の物体と指輪が二つ入っていた。


「・・・・えっ!?」


いきなり指輪の一つが光りだし、俺の左手の薬指にはまった。

わぉ、宝石箱と結婚しちゃった////

・・・・なんて冗談はさておき、俺はゼリー状の物体を手にとった。全部ロックオンして鑑定してみたのだが、すべてUnknown表記だった。

どうしようか考え込んでいると、玄関が開いた音がした。いや、開いた音というよりは破壊された音だ。

俺はひとまず降ってきた道具をベッドの上に置き、電気銃を持って玄関に向かった。


「ルオオォォォォォン!!」


テレビで見た狼の鳴き声をさらに重くした感じの鳴き声が響いた。

階段の影からこっそり玄関を覗くと、高さ2mほどの大きさの黒い狼っぽいのが居た。

・・・・いや、撃退も何も無理ですよね。電気銃ごときで切り抜けられるかどうかなんて組織の人じゃなくても一目瞭然ですよね。

俺は試しにこっそりと狼に向かって電気銃を撃った。


パチッ


「グルゥ?」


・・・・・ははは。俺もう死ぬのかな。パチってなにパチって。もうウォンさん助けに来てよ。なんでこういう時にいないんだよ。


俺はどうせ死ぬならと思い、部屋に戻った。震える手を抑えながら薬を頬張った。


「適合者を見つけました、フォーマットを開始します。」


林檎の会社が導入しそうな女の人のような機械音が脳内に響いた。


「・・・・はぁ?」


機械音の後、指輪が光り始めた。5秒もしないうちに光は収まり、また脳内で機械音が響いた。


「目に機械を感知しました。解析後、アップデートを行います。」


目の前が一瞬ブラックアウトしたかと思うと、すぐに元の景色に戻った。メニューバーにNewの文字があったので開いてみた。すると、アイテムボックスの欄があった。要領は無制限。


「・・・・まじかよ。」


俺はどこかのラノベで読んだ念じればボックスに収納出来るという事を思い出し、ゼリー状の物体だけ取り出して、指輪だけが入った宝石箱を持ち、「収納」と念じた。


「・・・・・おぉ。」


思わず感嘆の声をもらした。とりあえず、用途が無いので取り出すのは後にして、ゼリー状の物体を鑑定してみた。


ユニークジェム

所有者 リン

念じた武器に変えることが出来る。

ただし、エネルギー、仕組み、すべての構造を細かく想像しなければいけない。

変身は一度のみ、最初に想像した武器で固定される。


・・・・滅茶苦茶なアイテムじゃないっすか。


ガタッ!


鑑定直後、物音がした。そうでした、まだ奴が居るんでした。

俺はとりあえず狼っぽいのをばれないように隅から鑑定してみた。


サーベラウルフ

Lv 50

攻撃力 1500

防御力 2400

魔法攻撃力 800

魔法防御力 2400

敏捷 3000

魅力 80


能力

風の体毛    ・敏捷が上がります。

サーベラの大牙 ・攻撃力補正。

天性の嗅覚   ・索敵補正。

サーベラの刃耳 ・切断効果。


称号

サーベラウルフキングの子孫


「・・・・すげぇのきたぞ。」


鑑定すんじゃ無かったと後悔しながらとりあえず自分も鑑定してみる。


桐谷リン 16 (男)

Lv 1

魔力 ∞

攻撃力 10

防御力 10

魔法攻撃力 10

魔法防御力 10

敏捷 10

魅力 10


装備

エンシェントドラゴンのエンゲージリング

ユニークジェム

普段着


能力

古代竜の加護 ・魔力無限補正


称号

B'a6&%$#"**&%a) (固定)


空から降ってきた指輪がチートアクセサリーだと・・・・。

というか称号文字化けしてるし、固定すんなや・・・・・。

ALL10ですか、魅力まで10にしないでくれませんかね・・・。


俺は愚痴をこぼしながらもユニークジェムの形を考えた。魔力が無限なので魔法使いにしようと思ったが、ネトゲをやっていた性で、ソロには向いていないと思い、ロッドは諦めた。

俺はとあるゲームで拳闘士という職業をしていたことがある。自己回復が使え、硬く、攻撃力がそこそこあり、万能ソロ型職で有名だった。

そのことがあり、ナックルにしようと考えた。しかしナックルだと取り外しが面倒なので考えた。


「・・・・・。そういえば前読んだラノベの格闘家は包帯を巻いてたな。魔力が無限なんだから魔力をまとわせて硬化とか?非戦闘時にはベルトになるってもいいな。よし、やってみるか。」


俺は武器を念じた。すると、ユニークジェムは光り、変形した。所詮は包帯のSF版みたいなもんだからな。

出来終わると、白いベルトになった。黒い普段着を着ていたので、服に合わせて色を変えてくれたらなと思ったら色が変わった。なんて万能なんだ。

とりあえず出来たので鑑定してみる。


アルメヒティヒバンド

※所有者に帰属

補正値 無し


付与能力

変形     ・形を所持者の任意で変えられます。

魔導     ・魔力を通すことが出来ます。

古代魔導式  ・流せる魔力に限界がありません。

古代竜の憤怒 ・善行であれば全ての攻撃に最大の補正がかかります。

古代竜の逆鱗 ・善行であれば全ての防御に最大の補正がかかります。

古代竜の風圧 ・善行であれば全ての速度に最大の補正がかかります。

       ・任意で竜風圧を纏います。

古代竜の威厳 ・任意で古代竜の覇気を放出する事が出来ます。

古代式竜魔法 ・失われた魔法を全て使うことが出来ます。

古代竜の魔眼 ・千里眼効果と眼力だけでの威圧が出来ます。

古代竜の鉄心 ・甘い言葉に一切傾かなくなります。

       ・精神類に最大の補正がかかります。

       ・悪意に満ちたモノを察知することが出来ます。

古代竜の癒術 ・この道具と所持者に最大の自動回復補正がかかります。


おい!古代竜何しやがった!チート武器完成しちゃったよ!?

まぁ助かる分にはいいんだけどさ!やりすぎだよ!?


俺は手に巻き付くように念じるとボクサーがグローブをはめる前に巻いているような形に巻き付いた。

不思議と魔力の使い方は身についていて、手にどんどん魔力を流していく。


「おぉ・・・・・。」


帯を巻いている部分から青いオーラが発せられて、炎のように纏っていた。

火をイメージすると赤いオーラになり、氷をイメージすると水色のオーラになった。水をイメージすると藍色になり、青は無属性らしかった。

とりあえずサーベラウルフへと向かった。


「ルオォォォォ!!!!」


サーベラウルフは俺を見つけるとすぐに襲い掛かってきた。

左にステップして避けた。サーベラウルフはまだ飛びかかってきた位置だった。サーベラウルフはさっき俺の居た地点に突っ込んでいく。


「へ?」


口から声が思わず漏れた。どうやら古代竜の補正がどんでもないらしく、飛びつくモーション中にすでに移動が終わっていたらしい。とんでもない速さだったようだ。

だんだんネトゲの感覚が出てきて、VRMMOを実体験しているようだった。初戦でビビらないのは古代竜の鉄心があったからのようだ。

試しに魔眼を使ってみたくなり、目で威圧するとサーベラウルフはアンパンのヒーローの家にいるワンちゃんのような声をあげると逃げていった。


「・・・・・。」


とりあえず今日は休むことにした。また魔物に入られては困るので、古代魔法から結界術が無いか頭のなかで調べてみた。

すると都市を魔物から保護するために使う何十人もの人が束になって唱える古代魔法があった。幸い、魔力は無限なのでそれを使うことにした。さすがに大規模な魔法なので無詠唱とまではいかないようだ。


古代魔法(エンシェントマジック)!ラ・テーリア・サ・グラーダ」


数秒後に俺の足元から馬鹿でかい魔法陣が現れ、優しい光が零れた。

薄い黄金色に近い色が家全体を包んでいく。ドーム型になると、やがて光は消えた。

多分これで大丈夫なんだろう。今日だけで色々ありすぎて疲れたな。もう寝たい。結界張ったしねるか。なんで古代竜が出てきたのかが全くわからないし凄い気になるが、もうクタクタだ。



リンはベッドに横になると眠りについた。

・・・・・まだ正午だったが。

1周間に一度のペースで更新できたらなと思います。最後まで読んでいただきありがとうございます。次作もお楽しみ下さいませ。

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