2は
設定が謎なのは小説だからです!
フリル安藤はγー2ー1の人間である。
小学生の頃、ありがちなボンボン狩りに遭っていた。簡単に言えばイジメを受けていた。
そのおかげで躊躇無く人を殴れたり、罪悪感を感じなくなったりと、色々壊れた。
しかし、人柄はよく、成績も優秀っちゃあ優秀で、八方美人。まさに完璧超人であった。
しかし、八方は美しくても、内側は荒れに荒れていており、怒ると本気で殺しにくる、そんなやつだった。
「・・・・・」
安藤は静寂の教室に溶け込んだ。
まず、凶器になるものを探した。
あまり大きな音を立ててしまうと、不十分な装備で挑まなければいけない。
そのため、まずは周りを見る。
まず目についたのは画鋲。
それを取ろうとした刹那。
ガラガラガラ
「ククククク・・・」
不気味な笑いをする男がやってきた。
安藤は彼を知っていた。
彼の名前はギニョ藤田。γー2ー2の安藤とは幼なじみである。
彼の趣味はアリを捕まえては解剖する、常人にとっては気色の悪い趣味である。
「なんだ、安藤か・・・ククク、いきなり目玉をゲットとはな・・・ククク」
ガチャ
「・・・残念だったな、安藤・・・不幸者め・・・ククk」
グチェッェ
「いてっ...?」
「・・・アァァァアアァァッァアアァアアァァァァアアアアアアアッッッッッッッッッッッッッ!?!?!?!?!?!?????」
グチュッ
「カー....カーァァ....」
グチュッ
ギチャッ
「ハ...カ...」
バタリ
藤田は倒れた。首を中心に傷ついた体を寝かした。
常人が見たらどんな反応をするのか。
美しい中2が幼なじみを躊躇無く殺す姿を。
「・・・どうしよう」
彼女は困っていた。
藤田の絶叫で人々がこっちへ来るのではと。
彼女は困っていた。
どう目玉を取るか。
とりあえず人が来る前に死体を回収しつつ、身を潜めなければ・・・
彼女の持っているハサミでは、目玉をくりぬく事は出来ない。
目玉をくりぬくには、まぶたを切り取りつつ、取らなければいけない。
しかし、ハサミじゃあまりにも大胆すぎる。
あまり目玉を傷つけないためには...
「...とりあえず、凶器は回収しておくべきね。」
画鋲を手に取り、簡易な袋につめる。
「・・・・・」
彼の持っていたビン、やたらと鋭い2Hの鉛筆を拝借した。
そして、死体をある場所に隠し、ある場所に隠し、教室を後にした。
Thank you for reading...
残念続きます。