表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR

『プレスマンの芯とぎ』

作者: 成城速記部
掲載日:2026/06/26

 雨の降るある夜のこと、魚屋が売れ残った魚を持って、家に帰ろうとしていたとき、町外れの橋を渡ろうとして、波の音のような妙な音を聞きました。しばらく歩くと、川辺の茂みの中から、同じ音が聞こえました。井戸のそばを通ると、また同じ音が聞こえました。魚屋は、これは、小豆とぎという妖怪が、小豆をとぐ音ではないかと思い、妖怪ならばかかわらないほうがいいと思って、聞こえないふりをして家路を急ぎました。しかし、波の音のような音は魚屋についてきて、自分の背中から聞こえるようになり、自分の家に着いたところで、売れ残った魚を放り出して、戸を固く閉めて寝てしまいました。

 翌朝、魚屋が家の外に出てみると、魚はなくなっていて、そこには大量のプレスマンの芯が落ちていました。


教訓:波の音に聞こえたのは小豆の音ではなく、プレスマンの芯がざらざらいう音であったということ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ