鍛冶師の弟子 〜存在しない架空戦記の外伝っぽいお話〜
実在しない小説の外伝風小説になります。本編はありません。
鍛冶に関する知識はほとんどないのでファンタジー鍛冶だと思ってください。
「フランツ〜。居る〜?」
冒険者の少女ゼルマが町外れの石積みの家の前で大声を出して呼んだ。
長閑な郊外の町でその家は豊かな緑をバックに絵画か何かの様に建っている。
「どちら様でしょうか?」
ドアを開けて白黒ツートンのコスチューム、いわゆるメイドの格好をした女性イングリッド・アイヒベルグが現れた。歳の頃はゼルマより何歳か年上、二十歳前後だろうか。
「メ、メイド? なんでメイド?」
「あの、メイドが居たらおかしいでしょうか」
「いや、おかしいでしょ、こんな1人でやってる田舎の鍛冶屋にメイドって…」
イングリッドは振り返って家を見て、再び視線を戻した。
「…その、ご主人様と親しい方の様なので申しますが…。ここだけの話にして貰いたいのですが、ご主人様に求婚しましたところ、結婚はしたくないがセックスさせてくれるメイドなら欲しい、とおっしゃいましたので…」
困り顔で何か思案しているような素振りをするイングリッド。
「な、ななな、何それ、酷っ?! 最低のクソ野郎じゃない!!」
「そうだろ、普通そう言う反応になるよな」
「うばぁっ?!」
突然ゼルマの横に現れたのは、この家の主人であるところのフランツ・ヴォールファールトだ。
歳の頃は30前後の無精髭が目立つおじさんと言う風態だ。
ヨレヨレのシャツにズボン、ポケットに何やら道具を詰め込んだ前掛けをして、靴には重い物を落とした時に怪我をしない様にか鉄板が取り付けられていた。
一応、これでも貴族家の出で、家を継いだわけではないが子爵位を持っていたりする。
そう言った意味ではメイドが居てもおかしくはない。が、ぶっちゃけクズのセリフである。
「あんたが言ったんでしょ?!」
「いや、まさかそんな事言われてメイド服用意して押し掛けてくるとは思わねーだろ、普通」
「すみません」
「え…」
3人でワイワイやっている横で困っている少年が居た。
フランツの胸ぐらいまでしか身長のない、細い子供だ。
「ところで、何か用が有ってきたんだろ?」
「あ、そうそう、この子が貴方に会いたいって」
「ぼ、僕、ジェイミーって言います。刀匠フランツ様の弟子になりたくて…」
「刀匠って、そんな肩書き持ってねーぞ」
「え、あの、みんな言ってて…」
「勝手に言ってる奴らが居るだけだ。俺が使うと怒られるやつだから…」
刀匠はいわゆる称号と言うもので、条件を満たすことで名乗ることが出来る。
逆にいえば実力があっても無断で名乗ると医者で言うところの闇医者の様な立場になる。
「そ、そうなんですか。で、では、師匠で」
「いや、…まあ、良いか。てゆーか、弟子は募集してないんだがな」
「す、すみません。でも、どうしても作りたい剣がありまして…」
「うーん、この世界の鍛冶は結局スキル任せだから、数を熟すのが手っ取り早いと思うが…」
「実は僕、【鍛冶師】じゃないんです…」
「は? あ、ああ、そうなのか…」
この世界の職業はジョブなどとも呼ばれる持って生まれた職業につく事で簡単に技術を習得したりできるのだ。だから余程のことがなければ自分が授かった職業に就くのが普通だ。
「うーん、まあ、そうだなぁ。別に俺も大口の仕事を抱えてるわけじゃねーし、俺の弟子だとか言い触らしたりしなければ、その剣とやらを作れるまで付き合ってやっても良いといえば良い、が?」
「ほ、本当ですか? ありがとうございます」
ジェイミーの様子から何かを感じ取ったフランツは剣作りを教えることにした。
工房に移動する。
表から見ると普通の家の様な外観だったが実際には鍛冶場に居住区が増築されているようだった。
「じゃまあ、早速だが、ってなんでお前らまで…」
「良いじゃない」
「お邪魔でしょうか…」
「別に良いが、高温の火を使うから、目に負担がかかるし、火の粉なんかも飛ぶぞ?」
「防御魔法が有るからノープロブレムよ」
「私も大丈夫です」
「あ、僕もなんとか」
自信満々のゼルマとイングリッド、一拍遅れて心配そうに答えるジェイミー。
「材料は基本的に鉄だ。重くて錆びやすくて意外と柔らかい」
「柔らかい?」
鉄の塊と思われる物体を手に持ちながら説明するフランツ。
塊一つで数キログラムあるはずだが、たいして重くなさそうに玩んでいる。
「天然の鉄は叩けば割れるし傷もつきやすいし、棒状にすれば比較的簡単に折れる」
ジェイミーに渡すと、両手で受け取ったにもかかわらず手が持っていかれるかと思うぐらいガクンとなってから持ち上げた。
「大丈夫か?」
「あ、はい、身体強化が使えますから、実際に作業する際にはもうちょっとちゃんと出来ると思います」
「身体強化って、使えるの数分ってところだろ? そんな簡単には出来ねーぞ?」
「そ、そうですね。頑張ります」
「………」
少々頑張ってどうにかなる体格には見えないが、本人はやる気みたいだし、この世界には魔法やスキルと言った不思議な力が存在するので、とりあえず説明を進める。
「鉄はそのままだと扱いづらいので炭素を分離させる。そうすると粘りが出て割れにくくなり、叩いて伸ばしたり出来る様になるんだが、不純物を完全に取り除いてしまうとそれはそれで扱いにくくなるからバランスが大事になる。炭素量が少ないほど柔らかく、多くなるほど硬い鋼となり、多すぎると脆くなる。つまり天然の鉄は炭素が多すぎって事かな。まあ、炭素含有量うんぬんは正確に覚える必要はなくて、そういう違いがある、と理解さえしていれば良い。ぶっちゃけ、調整された物を使う」
「何よそれ」
「鉄ってのは、まあ鉄鉱石とかもあるが、基本的には砂鉄を溶かしてまとめるんだけど、それだけでもかなりの労力と技術が必要なんだ。だからそれをする職人がいるから、良い職人がいるところから仕入れれば調整された物を手に入れられる、わけだ」
「その塊みたいなのがそうなの?」
「ああ、そうだな。これが天然の鉄で、こっちが粘りはあるが柔らかい鉄、硬い鉄。この強度を調整した鉄を鋼とか呼んだりもする」
作業台の上に塊を並べる。素人目には色が違うかも? くらいの差しかない。
「加熱した鉄を冷やす時に、どのくらいの温度まで上げて、どのくらいの温度で安定させるかでも性質が変わる。厳密には炭素含有量と温度の調整が複雑に関係しているわけだが、とりあえず焼き入れとか焼き鈍しとか言うのは聞いたことがあるだろう?」
「はい。言葉だけは…」
「で、どんな剣が作りたいんだ?」
「黒い剣…。あ、いえ、どんな、と言われても、なるべく良い剣、でしょうか…」
「………」
フランツはジェイミーがボソリと呟いた言葉に気がついたが、あえて触れることはしなかった。
「良い剣と言っても色々ある。安く大量に作れるのも良い剣と言えるし、とにかく良く切れるが技量を要求する剣も良い剣だろう」
一番簡単なのはそこそこ硬い鋼を剣の形に削っただけの物だろう。
予備を持つことが難しい旅や戦場では、粘りのある柔らかめの剣に焼き入れをして刃先だけ硬くした物が無難かもしれない。多少曲がろうが、硬化させた焼き入れ面が剥がれようが折れるよりはましだ。
剣士の技量が高ければ、とにかく硬い素材で切れ味を追求するのも良い剣と言えるかもしれないが、折れる、と言う危険が高くなる。予備を用意できるか、折れたら折れたで入手出来る様な環境が必要だろう。
手間やコストを気にしない、と言うのであれば、硬い素材と柔らかい素材をサンドイッチにしたハイブリッド構造にする、と言う技術もある。完全に板を3枚用意して重ねる方法と、刃をつける面をY字に加工して挟んで叩いて均す、と言う方法もある。
この方法でも剣が棒状の道具である以上、一箇所に力が集中する問題は解決できないため、それを解消するために生まれた技法が積層鍛造だ。種類の違う素材を何層にも重ねる事で全体として見ると強くしなやかな金属が出来る。
「まあ、そこまで行くと、製鉄屋の領分に近いな。俺は一点物も作るから積層鍛造もやったりする。製鉄屋の力をフルに使った、そもそもタイプが違う鋼が複雑に絡み合った状態の素材もあるが、入手が難しい」
掌サイズの鉄の塊を「やっとこ」と呼ばれる柄の長いペンチの様な物で挟んで炭の中に突っ込んで埋めると、足元のペダルを踏み始める。すると炭が激しく燃え出し、炎が上がった。
「さっきちょっと脅したけど、別に製鉄からするわけじゃなきゃ、火はこんなもんだな。ただ、焼けた鉄を触ると大変なことになるから気を付けろよ」
「「「はい」」」
炭の火で焼いて黄色と言うかオレンジに光る様になった材料をやっとこで掴んで取り出した。
やっとこはいくつかあって、今使っているものは握り込んでも先が合わない大きいものを挟むためのもの。物によって名前があったり、そもそもやっとこと呼ばずにはさみなどと呼ばれる場合もある。
それを丸太の上に置かれた鋼鉄製の台、金床の上に置いた。
金床はサイズがいくつかあるが、魔法でも使わない限り1人では動かせそうもないほど大きい。
片手でやっとこを持ち、材料を押さえ、反対の手に持ったハンマーで叩く。
向きを変えたり縦にしたり、金床の上で器用に回して反対側を叩いたりして、細長くしていく。
次第に熱が覚めて金属の色になった材料を火で炙りつつ、叩いていく。
「この叩いて加工するのを鍛造と言うんだが、これでも強度が高まったりするから馬鹿にできない。素材によっては薄く引き伸ばしたものを折り返したりして何度も叩くんだが、これは既にそこまで完了している鋼だから必要ない」
やっとこを替えつつ叩いていくと板状になった。
先端だけちょっと尖らせる。
手際良く小さな鉄の板を完成させる。
「板?」
「板ですね」
「板ですか」
「人それぞれだとは思うけど、俺は一度板を作る様にしている」
出来上がった板を、直径1m程、厚み15cmほどの円盤状の砥石にクランクが付いているグラインダーで平らにする。円盤の下にある受け皿に水を注ぎ、回そうとするとジェイミーが止めた。
「あ、僕が」
ジェイミーがクランクを持つ。
「じゃあ、こっち回しで、お願いして良いかな」
「はい」
表面を削り、両面平に削った。
外周の形状も綺麗に整形する。
形は真っ平らなナイフだ。
「まあ、このサイズだと剣と言うよりナイフだが、基本的に剣は両面から研いでセンターに刃が付くようにするんだが、正確に削ろうと思ったら刃の傾斜になる様にハンマーで打つよりも平らな板から削り出した方が正確にセンターを出しやすいんだ」
板の厚み面にインクを塗り、厚みの半分の高さに罫書き針をセットしてテーブルの上で滑らすようにして印を付け、裏返してもう一度印を付ける。
「ざっくりで罫書いたが両面から測って印を付けたから、この二本の間がこの板の厚みの中央だ」
「なるほど」
罫書きを確認しながら刃になる様に削っていく。
ある程度削れたところで鉄の棒ヤスリや小さな砥石を使って仕上げていく。
「え?」
「な」
「せっかく綺麗に仕上がってたのに」
ほとんどナイフ完成と思える様な状態で火の中に投入され、油の中に浸けた。
油が燃え上がり、金属色に輝いていた表面は薄汚れてしまった。
「焼き入れだ。実際に硬化しているのは表面だけだから、ここから磨いた時に削り落としてしまわない様に、ほぼ完成まで持って行ってからする必要があるわけだ」
「えええ」
「うーん」
「大変ですね」
そこから磨く事暫し。綺麗な刃物が出来上がった。いや、刃の部分が出来た。
「この国で一般的なやり方は、柄の部分を棒状にして穴の開いた柄の握る部品に差し込んで、突き抜けた先端を潰して抜けない様にする、と言うものなんだが、今回は挟み込みにしようと思う」
そう言うと木の板を取り出して印を付けだす。
ある程度木の板の加工を済ますと、今度は現代で言うところのボール盤で穴を開ける。
ボール盤との違いは手動なのと回転を安定させるためのフライホイールが付いているところ、それに上下するのが刃物ではなく台の方である所だろう。
ドリルの刃は、現代のドリルほど複雑な形状ではないがそれなりに近いものだ。
フランツが作った。
金属のパーツの柄の部分に穴を開け、それに合わせて木のパーツにも穴を開ける。
一つ目以降はずれない様に穴にピンをハメながら開けていく。
同じ様に反対面にする木のパーツにも穴を開けていく。ずれない様にしつつ。
すべて開け終わったら組み立ててピンを叩いて潰し、抜けない様にした。
これを芯になっている金属部品ごと木のグリップを削る事で段差などがない柄ができる。
柄をオイルでコーティングしてナイフ本体は完成だ。
「実際にはこの後、鞘なんかを作ったり、装飾とか細かい加工をするわけだが、とりあえずこれで完成だ。一番オーソドックスな工程を見てもらったわけだけど、出来そうか?」
「今すぐは無理ですが、きっと出来る様になると思います。いえ、なります」
「まあ、明日からでも実際にやってもらうが、最終的に剣となると、また手間も技術も色々必要になるからな」
「はい」
「それで、お前さん、えーと、ジェイミーだったか。宿はどうしてるんだ?」
「これから町で探すつもりです」
「お前さん1人くらいなら、泊めてやれるがどうする? ちょっとやそっとじゃ剣ができる様にはならんぞ?」
「い、良いんですか?」
「あ、良いなぁ。私も泊まりた〜い」
それを聞いたゼルマが声を上げた。
「ゼルマはまた今度な」
「ちぇ〜」
「良かったら、食事だけでもして行きますか?」
「ほんと? わーい」
イングリッドが助け舟を出したので、今夜は4人での食事に決まった。
世話になるのだからと買い出しに出かけるイングリッドを手伝うと言ってジェイミーもついて行った。
「良かったの?」
「こうなると分かってて連れてきたんじゃねーのか?」
「うん、まあ、ね」
「よう、さすがにそっちの方が板についているな」
「え? あ、おはようございます」
工房の裏でジェイミーが剣の素振りをしていた。
「俺はちょっと昔の馴染みに会いにいくから、適当にやっててくれ」
「適当にって…」
「火の始末さえちゃんとしておいてくれれば、好きに使ってくれて構わない」
「お金とかは…」
「出世払いで良いぜ」
「出世…」
ジェイミーは半端な材料などで小さなものから始めて、次は剣を作ろう、と言うところまで来ていた。
初めはそれこそやっとこで掴んだ材料が持ち上がらない、ハンマーが重い、などと言っていた。
見ている分には軽そうに叩いている様に見えたそれも、実際にはハンマーが重いし、鉄は焼いたところで鉄であり、硬いし、打ち付けた時の衝撃に手がおかしくなった。
剣を作るコツというか手順は一通り覚えた。
一本作るのに数日は掛かるから、帰ってくるまでに一本出来れば良いだろう。
そのくらいに考えていた。
「なかなか良い出来じゃないか」
「………」
3本目の剣が完成して数日、ようやく帰ってきた。
「どこまで行ってきたんですか?」
「あれ? 言わなかったか? 知り合いのところまで行ってきたんだ」
「聞きましたけど…」
「それより、そろそろお前の話も聞かせてくれて良いんじゃねーか?」
「え、っと、そう、ですよね………。その、僕は、これでも実は貴族の出で…。将来は家を継いで領地を治めるつもりで必死に勉強してたんですが、とある事情で王家との婚姻の話が持ち上がり、家の方は父の弟の三男を養子に迎えました」
「ふむ」
「ところが、王家からは婚約を破棄されまして…」
「ん、ああ、そうか…」
いくら向こうから打診してきた婚姻と言えども王家が相手では文句も言えない。
だからと言って、家に帰れば後継として迎えられた養子が行き場を失う。
それは流石にジェイミーにはキツい話であろう。
「しばらく途方に暮れていたのですが、ある日、職業が変化しまして…」
「職業が変化?」
普通、生まれ持っての職業が変わることはない。
特殊な場合を除いて。
「勇者、か?」
「はい…」
勇者は魔王復活に合わせて生まれる職業だと言われている。
今代の勇者は第三王子が名乗っていた。
「まさか、勇者は僕だから、聖剣を寄越せ、とは言えなくて…」
「そんな事のために、世界が滅ぶのか…」
「すみません」
「お前のせいじゃない」
「聖剣がないから、誰かが作った剣だったから、そんな言い訳をしたくなかった。だから…」
「自分で、か」
「はい…」
「それと私は弱い人間なので、拠り所と言うか、お守りが欲しかったんです。心が挫けない様に…」
「黒い剣、というのは?」
「子供の頃、黒い剣を持った剣士に救われました。後で聞いた話では当時の剣聖だったそうです。憧れ、ですかね。良くわからないのですが、自分でも…」
「そうか」
「………」
「よし、土産があるんだ」
「土産ですか?」
工房の作業台の上に金属の塊が二つ置かれていた。
「これは異なる炭素含有量の鋼が魔法やスキルを駆使して調整され、賢者によって設計された構造で合成された、強くしなやかな究極の鋼だ」
「究極の鋼がなんで2つあるんですか?」
「こっちが、粘りを重視した配合で、こっちは硬さを重視した配合だ。これをハイブリッド構造にするぞ」
「え?」
「作るんだろ? 聖剣よりも最高の剣を」
上手く言葉が出てこなくなってジェイミーはしばらく黙りこくってしまった。
「…あの、あんな話をした後で、こんな事を頼むのもどうかと思うのですが…」
「なんだ?」
「手伝ってもらっても、良いですか?」
「もちろんだ」
それ以前に材料の手配、作業場、道具その他もろもろ、既に自分の力で作っているとはとても言えない状態だと言う事は分かっていたが、言いたかったのだ。頼っても良いですかと。
出来上がった剣は希望通り黒く仕上がった。
技術的なことを言ってしまえば化学処理により表面にごく薄い皮膜を形成しただけだが。
「それでは、私が祝福を贈りましょう」
イングリッドが手をかざすと剣の表面に文字が輝いて消えた。
「じゃ、私も魔法をエンチャントしてあげるわ」
ゼルマが魔法を唱えると、魔法陣が浮かび上がり、消えた。
「ほんとに、みんなの思いが籠もった剣になりましたね」
「後は仲間探しだな」
「え?」
「別に魔王を倒すのに勇者1人でなけりゃいけないわけじゃないんだし」
「…あー」
ジェイミーが楽しそうに笑い出した。
「そうですね、みんなで世界を救いましょう」
伝説はかく語りき
漆黒の剣を携えし英雄、アイヒベルグ帝国にて復活した魔王を、剣聖と聖女、そして若き魔法使いを中心とする仲間たちと共に、遂に完全に滅ぼした。と。
ちょこちょこ愚痴ってるけど、町と街とか測ると計るとか、分かりにくいんじゃよ日本語 (オイ)
ニュアンスで読み取ってくだされ(