平凡?な一年の始まりです! 6
どうも、カトユーです!
ブクマや評価ポイント、本当にありがとうございます!
今回はたわいもない、高校生の日常です。
こういった、主人公のリアルな日常を書いてみたかった!
課題の提出が明日になったことで、朝の努力が無駄になった悠育と萌芽。
それに対して、上機嫌な蒼馬。端から見ると、三人の周りの空気はカオスそのものだ。
「はあ~っ」
悠育と萌芽が揃ってため息をつく。
「悪かったって
今度、何かおごるからさ~」
それに気付いた蒼馬が謝る。ん?何かおごるのか。なら、一番高いやつにしてやろう。そうこうしているうちに、みんなが体育館に移動し始めた。
「俺らも、行こうぜ!」
「蒼馬は気楽だな」
こんな感じで蒼馬に振り回されている気がするが、それを嫌だと思ったことがないから不思議なものだ。それより、居心地がいいと思うことすらある。
「何か、持ち物ある?」
一応、聞いておこう。たまに、筆箱が必要になったりするからな。
「ううん、体育館シューズだけでいいと思うよ」
萌芽が答える。その会話を聞いていた蒼馬が急にハッとして、リュックの中を漁る。
「ヤバい···
体育館シューズ忘れた」
課題はやってない、体育館シューズは忘れる。蒼馬はなんで今日、学校に来たのか本当に聞きたくなる。
「裸足でいいよな!」
「まあ、大丈夫だろ」
多少目立つだけだ。
ずいぶん、のんびりしていたらしい。周りには、人がほとんどいなくなってた。萌芽は焦った様子で、
「遅れるよ!」
と言い、三人でダッシュする羽目になった。
走りながらも相変わらず、会話は続く。
「待って!速い」
少し遅れて走る自分。帰宅部だもん、仕方ないよね。ただ、女子にダッシュで負けるなんてと少し落ち込んだ。
息を切らしながら体育館に着いた。どうやら、時間に間に合ったようだ。体育館では、集まった生徒がざわざわと話していた。
並び方は、女子が前で後ろが男子なので、ここで萌芽とは別れる。
「さて、かわいい後輩を探すか!」
女子がいなくなった途端に、キチ〇イ発言をする危ない奴(蒼馬)がここにいます。
蒼馬は女子や初対面の人の前だと、ある程度セーブしているが仲良い人といると、本心を口にだしてくる。
···というか、萌芽の前で本心を出すとぶちギレられそう。
蒼馬は周りをキョロキョロと見回している中、自分は時間を確認する。
「そろそろだな」
その直後、マイクの電源が入り、みんなが静かになる。
「全員、起立。
只今より、平成〇〇年度大平囲高校始業式を始めます。······」
こうして、長い長い始業式が始まった。
尚、開始五分で蒼馬は寝ていたが。
どうでした?
蒼馬も空気読める良い子なんです!
次回、久しぶりの生徒会長 十条先輩が登場です!
(ドヤッ
···あと、妹ちゃん来ます!
妹萌えの同志、期待していてくれ!
こんな小説ですが、ブクマや評価ポイントお願いします。PV増えると、作者が泣いて喜びます。
次回をお楽しみに!
できれば、明日の朝に出します!