閑話 オタクな休日
どーもカトユーです!
某お舟のゲームのイベントが始まって既に沼り気味です…
このままではアパシーに陥ってしまう…
そんなことはおいといて、今回も秋葉巡り(田舎ver)をお楽しみ?ください!
「蒼馬、とばしすぎだ」
「悪い悪いっ」
爆走ママチャリで来たので、汗でびっしょりと濡れてしまった。
わざわざ駅前まで来た本屋の名前は、精道館書店だ。五階建てのビル丸々一つが本屋で各フロアごとに置いてある本のジャンルが違う。また、この地方で最も大きい本屋で、売り場面積では全国規模でも五本指に入る程の広さがある。それに加えてサブカル関係の本も多く、ラノベについてはアニ〇イトより充実している。
自転車を停め、本屋の中に入りラノベコーナーへと一直線に向かう。四階まで階段を登り、マンガ・ライトノベルのコーナーに入る。いつ来ても思ってしまうが、ラノベコーナーって他の所より暑くない?なんか、熱気がすごいというか、むさ苦しいと言うか。
新刊のコーナーを見ると、今月の新刊と共にカラフルなポップがたくさんあった。
むう、確認してなかったけど好きな作者さんの新シリーズが始まったのか。お?あのラノベはコミカライズしたのか、買いだな。
色々と欲しい物を見つけてしまい、ついつい手がのびてしまう。
「何買うんだ?」
そう言った蒼馬の手には、今季アニメ化したハーレム物のラノベを一冊持ってた。
「蒼馬はまたハーレムか」
呆れたように言うと蒼馬が反論してきた。
「なんだよ!ハーレムは男の夢だろ!」
······そういうことを平然と言うから彼女が出来ないのだろ、と言いたかったがさすがに火に油を注ぐような真似はしなかった。
「悠さんはまたラブコメか?」
「ラブコメはいいものだろ!」
そんな不毛な言い争いを店内でしてしまい、店員に注意されるまでギャーギャー騒いでしまった。恥ずかしかった。
「ったく、悠さんもあそこまでむきになる必要はなかっただろ」
「いーや、全世界のラブコメファンに謝れ」
「規模でかくない!?」
何だラブコメ好きは皆同志だろ?
「まあ、いいや。蒼馬はどこ行きたい?」
「アニ〇イト!」
大声で叫ぶな。通行人がヤバい奴を見る目になってる。キ〇ガイいたとかSNSに投稿するなよ。
十分程歩いて、地下街にあるアニ〇イトに入った。自分は特に用事がなかったので店内をうろついた。蒼馬は好きな声優のキャラクターソングが発売されるとかはしゃいでたな。
結局、五分もかからずに用が済んだらしく、アニ〇イトをあとにした。
「よーし、次はメ〇ンブックスだ!」
蒼馬はお目当ての物の予約が出来たようで上機嫌だ。
また、十分程歩いてメ〇ンブックスに入る。自分はつい最近まで知らなかったが最近は月一で行くようになった。
店内に入り、新刊コーナーを見て回る。うーん、今回は何も買わなくていいか。もう少ししたら夏コミの新刊来るだろうし。そう考えていると、蒼馬も同じようで買う気は無さそうだ。
「そろそろ行くか」
「そうだな」
店内をぐるりと一周して店を後にした。
「で、どうする?」
「そろそろ昼だし、腹が減った」
「なら、飯食うか」
起きてすぐに家を出たから朝から何も口にしていない。水でもいいから何か口に入れたかった。
「いつも通りマ〇クでいいよな?」
「そうするか~」
関西だとマ〇ドっていうのかな。そんなことを考えながら向かった。珍しいことに、日曜の昼にすんなりと注文できた。
ベー〇ンレタスバーガーセットを頼んだ。蒼馬はビックマ〇クだった。席も空いていたので、窓際の隅にあるテーブル席に座る。
特に何かを話した訳でもなく、黙々と食べて少し休憩する。
「ん~、やりたいこと終えたし午後から何する?」
蒼馬のやつ、ノープランすぎるだろ。遊びに連れ出しといて、何にも考えてなかったのかよ······
「あ、そうだ!カラオケ行こうぜ!」
うっ、カラオケか~。どちらかというと苦手何だよな~、でも蒼馬だけだし他にする事ないから別にいいか。
「いいんじゃない」
「なら、行くぞ!」
そう言って蒼馬はてきぱきと片付ける。こういう時だけは動きが早いんだよな~
こうして、自分達は自転車に乗りカラオケに向かった。
なんだかんだで、ただの閑話になってしまった。
多分、本編とは一切関係ないです(今更感)
こんな小説ですが、評価やブクマを貰えるとモチベに繋がります!
彼女よりブクマくれ!!!
ではまた~




