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閑話 優雅な休日(嘘)

ちょ~お久しぶりのカトユーです☆

夏休み後半に一話も投稿しないという、小説家の鏡!

はい。すみません、これからは週一投稿に戻ります。


今回はツイッターでアンケートをとった、閑話です。そこで一位を獲ったのはヒロインではなく、ネタ枠の蒼馬君でした…いずれ、ヒロインも書いてやる!

「蒼馬の恋愛相談室~」


と気分良さそうにいる男が自分の唯一無二の親友、阿賀(あが) 蒼馬(そうま)だ。

彼は自由奔放で、仲良くなってから色々と振り回されている。

例えばとある休日はこんな感じだった······


日曜日。それは学生、社会人にとって一番うれしい曜日だろう。無論、自分ものんびり過ごせる日曜日は大好きだ。三時過ぎまでゲームをやって、昼前に起きるのが当たり前だ。今日もいつもと同じように昼までベッドでゴロゴロしてようと思ったら、家のチャイムがなった。どうせ宅配便かなんかだろうと思い、また夢の世界に行こうとすると、親がパタパタと自分の部屋に向かってきた。


悠育(はるのり)~、友達が来たよ~」


母さんがそう言って部屋を出ていった。いや、息子の部屋に入るときにはノックぐらいしろよ、と思いつつ、カーテンを開け窓から玄関の方を見る。そしてカーテンを閉める。······見なかったことにしよう。心の中で呟き横になる。


「ピーンポーン」


五分程経ってまたチャイムが鳴った。そして、親がドンドンと音をたてて階段をのぼってきた。


「準備しなさい!」


うへ~っ······。ぶつくさと奴への悪態をつきながらパジャマから着替えて玄関に向かい、顔を出す。


「よっ!」


いたよ。奴が。しかも、何がよっ!だ、黙って帰ってもらうか。イラつきながら扉を閉めようとする。すると、何かカードをヒラヒラさせながら


「ここに図書カード五千円分があるのだが」


オーケー、行こうじゃないか。


「待て、少ししたら準備する!」


そう言って、家の中に戻る。朝ごはんも食べず、素早く準備をする。母に少しお金をもらって、家を出る。


「おお、意外と早かったな」


「ハアハアッ、突然来んなよ蒼馬」


そう、休日である日曜日の予定をぶち壊したのは蒼馬である。


「じゃあ、早く図書カードを渡してくれないか?」


そのために急いで来たんだ。何しろ、万年金欠の自分だからな。(バイトすればいい?残念、自称進学校だからバイト禁止だ。自分は真面目だから校則はしっかり守りますう~)


「え、なんのこと?」


「え?」


おかしいおかしい。さっき見せたはずだ。


「図書カードくれるんじゃないのか?」


「あげるなんていってないぞ。俺は五千円分の図書カードがあるって言っただけだよ」


「おい?騙したのか?」


「ちょっと!ヤメテ!死ぬ!」


少しきつめに首しめてやった。


「はあ~、ありゃねーよ。死ぬとこだった」


「騙した方が悪い」


「悪かった悪かったって。でもLIИEで誘っても既読すらつかないだろ?」


それを言われると痛い。ゲームやってて通知がウザかったので全て通知オフにしたのだ。そのせいで、自分から開かないと気づかないのだ。

無論、友達少ないし普段開かないが。


「まあ、そうだな。でも、他にも方法はあっただろ?」


「うーん、脅迫?」


何故、そう考えてしまった。友達を遊びに誘うのに脅迫する必要あるのか?


「悠さんだったら、ラノベ十冊燃やすぞって言ったら来てくれるだろ?」


「さらっと恐ろしいこと言うな。あと、ラノベを人質に取るな」


これから電子書籍に変えようかなって思った。


「まあ、いいや。で、蒼馬はどこに行くのか考えてたのか?」


「別に~。暇だったからどっか行こうかなと思って誘ってみた」


「あっそう。じゃあ、帰ります」


「待って!駅前の本屋行こう!」


駅前の本屋か。あそこならデカイし、行ってもいいか。ついでに今月の新刊確認しておこう。


「わかった」


「良かった!」


自分が了承したので、自転車に乗り二十分程かけて駅前の本屋へ向かった。

短くてすみません。

一応、あと二、三話を予定しています。

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