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妹は天使である(断定)

修正遅くてすみませんでした!

こんにちはカトユーです。

中身は風呂一杯にカルピス原液を一滴入れた程度の薄い内容ですのでさらりと読んでください。

あ、でも妹には癒されてくださいね。

「······兄さん、兄さん」


んー、なんか和花の声がする。


「起きてください~」


はっ!ここは自分の部屋なのに何で和花がいるんだ!?なんということでしょう、目の前にはには綺麗に整った美少女もとい妹の顔が自分の目の前にありました。いや、匠どこ行ったし。


「やっと起きた!こんな時間に起きて大丈夫なの?」


なんか変なナレーションしてたら和花が心配そうに言ってきた。手元の時計を見たら、七時を過ぎていた。ここから準備して電車に間に合うかどうかギリギリな時間だ。


「ちょっ!どいてくれ!」


和花はすでに制服を着ていて、準備万端のようだが、こちらは寝起きで頭がまだ起きていないので、判断力が鈍っていた。慌てて和花を押し退けたときに、ペタッ。と、何かを押してしまった。そして、見上げると顔を真っ赤にした和花がいました。あ、さわっちゃったんだね、僕。


「兄さんの変態!」



そう言って自分はベッドから突き落とされた。うん、妹よ。将来に期待だな······。そう思いながら、床に頭をぶつけた。



「イテテ。」


痛む頭を気にしながら、朝食を食べる。和花は既に食べ終わっていたので、自分の向かいに座ってスマホをいじっている。

コーヒーを飲んで少し落ち着く。ちなみにこのコーヒーは和花が入れくれる。何か、自分がブラックコーヒーが飲めるようになってから、自分の好みに合わせて淹れてくれるになったから助かっている。


「兄さん、早くしてくださいよ」


そう言って何故か睨まれる。うーん、さっきのことまだ根にもってるのかな。


「そんなに急いでるなら先に一人で行けばいいんじゃないか?」


そう言うと、さらにきつい目付きになってしまった。和花ちゃん、女の子がそんな怖い顔しちゃダメだよ。しかし、顔を真っ赤にしながらこんなことを言ってきた


「何言ってるんですか!私は兄さんと一緒に学校に行きたいんです!」


うわー、それ言っちゃう?いや、フツーにかわいいと思ったけどさ。


「あ、ああ。そういうことね」


ぎこちなく返事をしてしまった。


「なのに、兄さんはいつも起きるのが遅いんですよ!確かに寝顔はかわいい······。何言わせてるですか!」


いやいや、和花が一人で話してるだけだから、自分悪くなくない?あと、寝顔見られてたのかよ!


「とにかく、私のためにも早く起きてください!」


確かに、毎日ギリギリに起きてるからなー。別に自分は早く起きてるんだよ。でもさー、ベッドって気持ちいいじゃん?長くいたいじゃん?って感じで毎日二度寝以上するんだよね······。休日だと四度寝したことあるし。

うん、寝すぎだわ。


「わかったわかった。自・分のために早く起きるわ」


大事だよ。自分のために早く起きるんだ。決して妹のためではない。


「う~」


和花は可愛らしく口を尖らせた。


「てか、時間やばくね?」


フ〇テレビのめざ〇しテレビに表示されている時計はいつもより十分進んでいるように見える。焦って準備をし始めると母が機嫌悪そうに


「まだ準備出来てないの?」


と言ってくるのが聞こえた。


慌てて準備(五分で終わらせた。ちなみに最高記録である)をして親に送ってもらった。駅について、車を降りてホームへと向かう。ああ、こういう時高架駅だったらなと思ってしまう。わざわざ二階へ上り、改札を通って階段を降りてホームへと向かう。もちろんはや歩きでだ。あと、恥ずかしいことに焦るあまり、改札でひっかかってしまった。


「兄さん急いでください!」


先に電車に乗った和花が急かす。いつもより一本後で、発車間際だったので車内はすし詰め状態だった。そんな中、和花は悩んだ様子だった。

十分程揺られ最寄り駅に着いた。

改札を抜けて、学校へ向かう道に出る。

歩き始めてすぐに和花が話しかけてきた。


「兄さん、昨日なんかあったでしょ」


さすがに泣いて帰ってきたら気づかれるよね。

話すか悩んだが答えないとしつこく聞かれそうだったので全て話した。


「もう!告白されたなら早く言ってよ」


「うっ、すまん」


「そっかー、でも二人の告白を保留にしちゃうなんて兄さんはサイテーの男だったんだね」


うぐぐ、それは自分の心に深いダメージを与えた。


「でも、兄さんのことだから私達のことを考えて言ったことなんでしょ。なら、私は別に待てるよ」


そう言って和花は一呼吸おいて、とびきりの笑顔で


「だって、私が兄さんを絶対に振り向かせるもん!」


あ、ヤバい。不意うちできたからドキッとさせられた。

そのあと、「そのためにももっと兄さんのこと知りないとね」と言って、怪しい笑みを浮かべていたことを追記する。

妹に話せてすっきりしたところで学校に着いた。

よろしければ、評価をば。

m(_ _)m

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