華彩君のフツーな一日 3
ちわー!カトユーだよ!
他の作者さんみてて、やっぱり異世界系を書きたいと思いました!
でも大丈夫!せめて十万文字以上書いてから異世界編に移ります。
あと、九万文字。少しずつハーレム展開にしたいです。現状、告白したの一人だけだし······
はあ、はあ······
やっと、十条先輩と和花から離れ、一人きりになれた。全く、朝からみんなの注目を浴びてしまった。
ふらふらと教室へ向かう。やった、今日も一番乗りだ。何せ、朝のHRまで四十分近くあるのだから。この時間は至福の一時である。ゲームをやるもよし、眠るもよし、はたまた課題が終わっていないなら答えを必死に写すもよし。一人で自由な時間を過ごせるのだ。
リュックをおろし、スマホを見る。うわ、結構な量の通知が来てる。ほとんど、ゲームのイベント予告とかだけど。ふーん、おいしそうなイベントがあるな、一週間で終わるかな?まあ、いいや。とりあえず進めとこ。
こんな感じでポチポチソシャゲをやっていると次第にクラスメートが登校してくる。
「お、おはよう······」
うおっ!誰だ!?顔をあげると真っ赤な顔をした海良香がいた。······って、海良香?え、あの鉄のカーテンをかけてきた海良香だよな。滅茶苦茶驚いた。そんな自分を見た彼女は、
「何?」
あ、はい。いつも通りでしたよ。きっつーい目で睨まれましたよ。ただ、あいさつされるのは何年ぶりだ?ってぐらいだ。
「あ、ああ
おはよー」
おおっ、何か新鮮だな~。結局、「ふんっ」って言って席に座ったが自分にとっては大きな一歩だと思った。んで、次は。
「おはよう!華彩君!」
萌芽だ。本当、何で女子って朝から元気な人が多いんだろうか?
「ん、おはよー」
朝のあいさつをしただけで、彼女は自分の席へ向かう。といっても自分の隣だが。彼女はそれ以上は自分に話しかけない。こんな風に、彼女は自分との距離感を考えて接してもらえるから、あまり会話をしていてストレスがたまらない。
やや遅れて、と言うか遅刻ギリギリで蒼馬がやって来る。
「おはよう!悠さん!」
萌芽以上の元気さだ。まあ、暑苦しいという表現の方が適切かもしれないが。蒼馬が来たことでクラス全員が揃った。
チャイムが鳴り、担任の矢沢先生が入ってくる。「よし、全員そろってるね
朝のHR始めます」
「起立!」
室長の男子の号令で朝のあいさつをする。ん?何か矢沢先生と目が合った気が。ううん、何でもないないや。
細々とした緒連絡を聞き流す。
「英語四時限あるけど、気合いいれて頑張ろうね!」
矢沢先生がぐっとかわいらしく気合いをいれる。こういうところが生徒達からの人気を高めているのかもしれない。ああ······英語たくさんの日だったのね。うん、頑張ります。
気分が落ち込んだまま、朝のHRは解散となった。
どうでしたか?
あいさつって人柄がはっきり出ますよね~
そんなことはおいといて、次回はいよいよ授業の様子を少し書けたらなって思います!
にっくき、teachersの登場です。
あんなテスト作らなければいいのに······
(By テスト中の作者)




