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華彩君のフツーな一日 2

どうもカトユーです。

今回は、説明部分が多いです。基本的に自分の作品はこうなるのかも。

そんなものは要らんって方は*から次の*までとばしてもらって大丈夫です。(多分)


それではどうぞ!

親に車で駅まで送ってもらう。一ヶ月前の自分には想像できないことだ。何せ、「和花(のどか)が電車通学なら行き帰りは駅まで行くよ。」と親が言ったのだ。なら、あんたも一緒に乗ればいいということになり、オマケ感覚で送り迎えをしてもらっている。妹様様だよ、全く。

そんな訳で駅まで送ってもらう。


豊田(ほうだ)駅。それが、自分達が毎日使う駅だ。今日は少しだけ語らせてもらおう!この駅は、地域の中心となる駅で新幹線やJR線、私鉄三路線が乗り入れており、十五番線まである巨大な駅だ。ちなみに新幹線はこ〇まだけが停車する。もっと、停めていいんだよ。

この駅は東西方向に自由通路があり、その両端が東口、西口と呼ばれている。本当は、みどり口などと名前がしっかりあるのだが、開業当初からの呼び名が今でも残っている。また、駅の東西で町の様子が全く違う。西口方面は閑静な住宅街が広がっている。反対に、東口方面は繁華街など町の中心部として、商業が盛んである。しかし、近年は東口近くに高層マンションが増加している。

ちなみに、自分達は西口方面に住んでいる。

自分達の乗る路線は、田舎へ向かう私鉄路線だ。そんなものだから、駅の一番端のホームにちょこんと二両編成の車両が停まっている。八両編成の隣に小さく二両編成がいると、可愛く見えないか?(個人的意見)

発車までまだ、十分もあるので車内はがらがらだ。まあ、出発する頃には一応満員電車になる。本数が少ないからだ。


電車に乗るなり、同じ学校の生徒を見つけた。

そして、


「あ!」


普段は同じ学校の生徒がいても驚かない。しかし、それ人が生徒会長 十条(とうじょう)先輩だったら?先輩も自分達に気づいたようで、声をかけてくる。


「あら?華彩(かさい)君!?」


「おはようございます」


「ああ、お おはよう!」


先輩も自分達を見つけて驚いていた。でも、何か滅茶苦茶テンパってない?


「先輩はこの電車でしたっけ?」


自分が聞く。もう何十回とこの電車に乗っているが、今まで一度も先輩に会ったことが無かったので不思議に思ったのだ。


「いや、違うわ

今日は寝坊していつもより一本後の電車に乗っただけよ」


「そう。華彩君はこの電車なのね。これから私もこの電車にしようかしら。」と聞こえた気がするが無視しておこう。ふーん。先輩が寝坊か~。意外だな。かわいい一面が見れた気がした。


先輩が何かを思い出したかのように話しかけてきた。


「あの~?華彩君?

出来ればでいいんだけどLIИE交換しない?」


ぐはっ!先輩、上目遣いでそんなことを言わないでください。断れないだろ。そして、妹よ自分のつま先にかかと蹴りを何発もうちこまないでくれ。ローファーのかかとはとても固いんだよ。

と、とりあえず返事しなければ。


「もちろん、大丈夫です!」


あれ?声がうわずってしまった。恥ずかしい。

自分が顔を赤くしながら先輩を見ると、先輩も顔を赤らめながら「良かった~」といいながら、安堵の息をもらしていた。

さっそく、QRコードで交換する。ふむふむ、先輩のプロフィール画像はたくさんのぬいぐるみ。······ぬいぐるみ!?先輩、結構かわいい趣味があるんだ。てか、先輩!顔が真っ赤ですよ!

何か「失敗した······」って言ってるし。

そうこうしているうちに、電車が出発した。十分程かたことと揺られて大平囲駅に着いた。駅を出て、高校へと歩き出す。

······あの~?和花さん?何で自分はこんなに睨まれるのでしょうか?先輩は未だに頬を赤らめたままだし。この空気をどうにかしてくれ!


結局、おかしな二人を連れて学校へ着いた。ここまでくると、さすがに生徒が多くなる。そして、先輩と和花を連れた自分は相当目立ったことだろう。みんな物珍しそうにこちらを見ていた。


はあ、月曜日なのに登校だけで疲れた······

どうでしたか?作者が色んなものが好きなので、時々無駄に長くて細かい設定を書いていくことが多々あると思います。

そこら辺、異世界編で活かせるといいな。

(時期未定)


ようやく学校着いた…

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