平凡?な一年の始まりです! 10
千PVありがとうございます!
今回はキャラ紹介も交えた、自己紹回です!
(決してミスではない、短縮形だ…)
あと、誰得の悠育の実況付きです。
それではどうぞ
「遅れてすみません!」
結局、二時限目には遅れてしまった。教室に入った自分に多くの視線が突き刺さる。
ちなみに、悠育の預かり知らぬところで、悠育が生徒会長と和花を拉致っただの、早速告白されたなど、様々な憶測が噂となって学校中に広まっていた。
「いいのいいの、
華彩君も大変だったんでしょう?」
矢沢先生が、微笑みながらそう言ってくれた。ヤバい、何か嬉しいんだけど。
「では、全員揃ったので二時限目を始めます!」
それまで、緩んでいた空気が一気に引き締まる。さすがは矢沢先生、切り換えが速い。
「ん~、自己紹介からかな。出席番号一番からお願いできるかな?」
「は、はい!」
弾かれた様に、一番の生徒が立った。一番の生徒の自己紹介が終わり、二番の蒼馬の番になった。
「二番、阿賀 蒼馬!
みんなと早く、仲良くなりたいからどんどん声をかけてくれ!
あと、彼女募集です!」
すごい。自分からはそう思った。まず、あんなに元気よく話せないし、詰まらず話せている。それに、堂々と彼女募集中て言うのは、どうかと思うがいえる精神はすごいと思う。女子が非難するような目で見ていたのは、彼に黙っておこう。
「八番、織田 海良香、よろしく」
簡潔な自己紹介をしたのは、幼なじみの海良香だ。チラチラとこちらを見ていたのは、まだ何か自分に恨みでもあるのかと思った。
そして、自分の番になった。ううっ、緊張する。だって、クラス全員の注目の的だろ。みんな、見てるよ···
「き、九番、華彩 悠育···
一年間、よろしくお願いします」
あーあ、やらかしたよ···
びくびくしながら、詰まって話すし圧縮言語みたいになってしまった。
てか、みんなため息つくなよ。期待すんな、十条先輩とは生徒会長と生徒、和花と自分は兄弟の関係なだけだ。決して、みんなが考えている関係ではない。
「十六番、中園 萌芽です!
ぜひ、クラスのみんなと仲良くなりたいです!
よろしくね!」
さすが、萌芽さん。いつも通りに、委員長タイプ発動。きっと、明日には新しい友達がたくさんいるだろうな。
そんな感じで、自己紹介は終わった。けど、後半の人はほとんど聞いていなかった。例え、聞いていても覚えていないだろうけど。人の名前を覚えるのは苦手だ。歴史上の人物なら余裕なのに。
「よし!みんなのことは覚えた!」
はやっ、いやあの先生ならできないことはないかも。
「最後は私だね!」
先生も自己紹介するようだ。
ん~?
意外とたくさん書いてしまった。
これでは話が進まない…
次は、みんな大好き、二年B組矢沢先生の自己紹回です!
(ミスではない)




